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異世界キャンプ旅  作者: 天浮橋
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◆蒼汰、北海道で本物の熊を見る(その2)


◆蒼汰、北海道で本物の熊を見る その2



最初に北海道の方々に謝っておきます。 ごめんなさい。



苫小牧市とまこまいと聞いて、この市が北海道のどの辺りにあるかを正確に言える人は、なかなかいないだろう。


自分も北海道は、あまり詳しくなくて札幌、函館、小樽、帯広、釧路、富良野、旭川、網走くらいしか知らなかった。


しかし地図で確認すると苫小牧は札幌にも近く(と言っても約70km)、道央自動車道を使えば1時間ちょっとで行くことができる。


また近くには支笏洞爺国立公園もある、とても魅力的なところだ。



しかも俺たちの最初のキャンプ地であるオートリゾート苫小牧アル〇ンは、苫小牧フェリーターミナルからもとても近い。


そしてこのキャンプ場は錦大沼公園の中にあり、とても広大(テントサイト数は200を超える)だ。


さすがに北海道のキャンプ場である。  温泉施設もあるし、なんなら最終日までそこに居たいくらいだ。



今回の北海道キャンプ旅の日程は、往復のフェリーでほぼ2日取られてしまうので、だいぶ駆け足になる。


そして残りのたったの4日間では広すぎる北海道を回りきることなどはできっこない。



そこでサキさんと考えに考えた今回のキャンプ旅は・・・


1日目 大洗港までの移動  フェリー乗船

2日目 苫小牧でキャンプ

3日目 南富良野でキャンプ

4日目 留萌でキャンプ

5日目 苫小牧へ移動    フェリー乗船

6日目 大洗港から自宅へ移動


となったのである。



せっかくなのでいろいろ観光もしたいところだけれど、さすがにでっかいどう北海道で移動も時間がかかるのだ。


なので今回は、北海道の大自然を感じるキャンプ旅を目指す。



なお、大洗港までのクルマとフェリーの中でぐっすり眠ったこともあって、俺は熱も下がり体調の方もそこそこ回復していた。


そしてフェリーも悪天候で途中少し遅れが出ていたのだが、苫小牧港にはほぼ定刻で接岸した。



キャンピングカーは大きくて運転がたいへんじゃないかと思う人もいると思うけれど、大きさは小型トラックくらいだし、何しろサキさんは大型ダンプを乗り回すくらいなので何の問題もない。


車両乗船口を遊園地のアトラクションのようにガタガタ下り、ついに北海道の地に上陸だ。


この時点で、既に午後2時を過ぎていたが、俺たちはキャンプ場に行く前に腹ごしらえをすることにした。


俺がせっかくの港町なので、ぜひ海鮮丼が食べたいと言うとサキさんも「あたしも猫になるようになってからお魚が無性に食べたくなる時があるの」と言ってコロコロ笑った。



そこで近くにあるお店を見て回るが、フェリーが14時近くに着くのにお店が14時までのところが意外に多い。


何軒か探して、「喰い処 ○七」というお店でやっと海鮮丼にありつくことができた。


サキさんは海鮮丼、俺はホッキカレーも美味しそうだったので海鮮丼とセットのものを頼むことにした。



九十九里浜で食べた海鮮バーベキューもうまかったが、北海道の海の幸がこれでもかと乗った海鮮丼のうまいこと!


なんとなくサキさんの目が猫っぽいのを気にしながらもお腹いっぱい食べて大満足である。


途中、サキさんがホッキカレーをじーっと見ていたので、スプーンで「あ~ん」をしてあげた。


サキさんがパクリと食べたあと、目を細めて「うふふ、おいちい」と言ったのを隣の親子連れに見られて、すっげー恥ずかしかった。



食後もう少しゆっくりしていたかったが、時刻も15時半を過ぎていたので、今度は俺の運転でオートリゾート苫小牧アル〇ンを目指す。


いつものようにキャンプ場が近くなると霧がだんだん濃くなって来て、やがてキャンピングカーはその中にのまれて行った。





第29話「蒼汰、北海道で本物の熊を見る その3」に続く。


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