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第7-2話:悠楽、放心する。

オマケといったな!あれは嘘だ!

※この回は同時更新されています。

7-1話をご確認下さい。

「終わった・・・」

ロザりんの説明を聞き俺は絶望した。


その後、用意されたご飯を食べ、一人残された俺は必死に考える。正確にはメイドさん2人もいるのだが。そんなこと今は関係ない。


が、結論はすでに出てるようなものだ。


はい、これにてこのお話はお終いでーす。

はーい解散、解散。しばらく一人にしておくれ。だってさ?今からチート能力で異世界駆け回るはずだったんだよ?魔王倒してハーレムするつもりだったんだよ?なのにこの仕打ちってないよ?


ん?見たい?こんなものでいいなら見せてやるよ!ほれっ、ほれほれ。



名前:如月 悠楽

レベル5

職業:冒険者

称号:召喚されし者、剥奪されし者

str:150

dex100

int:100

luk:200

固有スキル:言語理解、漠然記憶能力、成長促進



ちなみに前の能力がこちらだ。

名前:如月 悠楽

レベル5

職業:光の勇者、冒険者

称号:召喚されし者

str:250

dex200

int:200

luk:300

固有スキル:言語理解、漠然記憶能力、成長促進



お分かりだろうか?

話に聞いたとおり確かに勇者という職業ではなくなっている。

もちろんこれだけでも俺が終わったと思うのも無理もない。

しかし、だ。能力までも落ちている始末。

これは勇者補正がなくなったせいかもしれないとイケメンのニイチャンが言っていた。名前を聞いたのだが忘れた。


ん?それでもこの世界の人の平均より高いから頑張り次第でなんとかなるって?元の世界の技術チートも併用すればなんとかなるって?


ッハ、馬鹿なことは休み休み言ってくれ。

俺は圧倒的な力で敵をバッタバッタなぎ倒して俺ツエーしたかったんだよ!

それに技術チートったってネットで調べられないんだ!


俺は高校生だぞ?しかも自慢じゃないが勉強なんて真面目にしてないんだ。電気がどいうものなのかもわからん。コンセントさしたら機械が動くってことともし触ったらビリビリして、感電するとかくらいの知識しかないんだ。


そう知識という物がないんだ。

俺が知っているものと言えば、元の世界にはインターネットという便利なものがあるくらいなのだから。


はぁこんなことなら妄想の合間に勉強しときゃよかった。卑弥呼だとか織田信長だとかはこの世界じゃ関係ないしな。


うーむ。でもまぁここで悩んでてもしょうがないな。とりあえず訓練して強くなろう。


まだ諦めるような時間じゃない。俺の異世界生活は始まったばかりなのだから!冒険家として頑張ろう。


そう思ったのも束の間、俺は現実に戻されたのだ。

あれ?いつの間にかまた拘束されてる。

飯食ってる間はされてなかったはずなのにな。


ふと、ここでメイドさんと目が合う。

「あのー、これ解いてくれませんか?」

「申し訳ございません。それは無理です」


即答である。

「そうですか。じゃあ他の人はどこに行ったか分かります?」

「皆様は悠楽様がもぬけの殻になっていたので私共にここを任せ訓練に行かれました」

これも即答だ。本物は優秀だ。


な、なんだってー!俺がしたいことをしやがって俺も魔法とか魔法とか魔法使いたいのに!


そして、ふと疑問に思ったことを聞く

「っていうか、なんで俺が拘束されているか分かりますか?」

「先程ロザリンド様が話されていたように勇者様方が出された条件として、悠楽様を危険な目に合わせないようにする為だと伺っております。つまり勝手に動かないようにということです」


えっ、そんなこと言ってたっけ?途中からもぬけの殻になっていたからな。

そういえばそんな気がする。流石は漠然記憶能力先輩。重要なことが思い出せない。


「はぁ、マジでこの先どうなるんだろ」

そんなため息が漏れるのであった。

思ったより長くなりました。

オマケのつもりがいつの間にかオマケじゃない気がしてきました。


ということで、オマケも本編でもいいじゃないか!

という謎理論を残し次回へと続きます。


そして、別に調べるのがめんどくさいからって理由で悠楽に言わせてるんじゃないんだからね!

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