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転生少年、勇者を救う  作者: 新崎 勉
第一章 転生編
5/7

第5話 平和な日常の一幕

前回、また解説回をやるといいましたが、何となくやりたくなったので、思い立ったら吉日、ということで今回は日常回です。

突然だが俺は、容姿が前世とまったく変わっていない。

それに気づいたのは、6歳になったばかりのときの事だった。

何気なく見た鏡に映った自身の顔を見て、前世で見た俺の幼いときの顔を思い出したときにやっと気づいたのだ。

そして、髪の色ももちろん黒色なのだが、この世界では黒髪というのは珍しいらしい。普通は茶髪や金髪で、黒髪は1万人に1人居るかどうかだそうだ。

それに、どうやら母いわく俺は結構顔立ちが整っているらしい。

それに、リアナもかなり可愛い方で、髪の色にいたっては、かなり珍しいと言われているシルバーだ。

つまり何が言いたいかというと・・・


「あら~、二人とも似合ってるわ!でもやっぱりこっちの服のほうがいいかしら」


こういうことである。

簡単に言ってしまえば、着せ替え人形状態だ。しかも週三回でだ。

こうなってしまったのには理由がある。

あれはリアナが五歳の誕生日の翌日のことだった。


実はその日、プレゼントとして親戚からリアナ宛に服が送られてきていた。

そしてそれをリアナに着せたところ、両親が昇天しかけてしまうほどに似合っていたのが原因だった。(あの時は両親の鼻血の処理が大変だった)

そして何を血迷ったか、俺もリアナの兄なら、色んな服が似合うんじゃないかと考えたらしい。

それで様々な服を着せられた結果、今に至るというわけだ。

最初のうちは面倒だと思うだけだったのだが、両親が楽しそうに服を選んだりしているのを見ているうちに、そんな気持ちは無くなっていた。

だけど、さすがに週三回着せ替え人形状態はやりすぎではないかと思い、両親に言ってみると、


「そんなことはないさ。それに、二人のこんな姿、今じゃなきゃ見れないだろう?」


だそうだ。こりゃあ、あと数年はこの着せ替え人形状態は終わりそうに無いな。


そんな感じで、今日もアーウィン家では、平和な時間が流れているのだった



今回は文字数が1000文字を越えない超ショートストーリーでした。

次回こそは解説回やります。

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