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第12話 別離② ~女傑と姫騎士~

 離宮内部はどこもかしこも流血の舞台となっていた。


 どこから沸きだしたのか、次々に群がってくる叛徒を近衛兵や守備兵達が必死に防戦するが、多くが数の暴力によって無力化され、敗れた兵士達は生きたまま全身を切り裂かれて行く。

 離宮に詰める官吏や侍女達も狂気の矛先を向けられ、多くが犠牲となっている。



「守られるのが当然って思っていたんだろうな。でも、人生なんてそんなに甘か無いんだよ」



 陵辱され、無残な姿で横たわる侍女の亡骸を身をろしたイレーネは、首に突き立てた剣を引き抜きながらそう呟く。

 周囲には下半身を露出したまま横たわる死体が重なり、野卑た笑みを浮かべた生首がいくつも転がっている。

 右側路の応援に駆け付けたイレーネは、押し寄せてくる叛徒を一掃し、いまでは離宮内で暴虐を働く叛徒を端から斬り伏せていた。

 巫女への信仰心から反乱に加わった者は、そのすべてが皇帝の首をとるべく大広間へと殺到している。しかし、金や流れで反乱に加わった者、おこぼれを預かろうと離宮に押し入った者、そして、飛空部隊に家を焼け出され、暴徒と化した住民もその中に加わっていた。



「まったく……、胸くそ悪い。どいつもこいつも、そんなにくだらねえ命が惜しいってのか?」



 尚も暴虐を続ける叛徒達を怨嗟のこもった眼で睨み付けると、イレーネは背負った細身の大剣に再び手を伸ばす。


 一瞬、身をかがめる。そして、次の瞬間にはイレーネの姿は数十メートル先へと進んでいた。

 その間で物品の強奪や兵士へ暴行を加えていた叛徒達には、一陣の風が通りすぎたとしか思えなかったであろう。


 しかし、イレーネが大剣を鞘へと収めると、跳び上がった首とともに血が吹き上がり、貫かれた胴から血が流れ落ち、切り裂かれた肉体が崩れ落ちる。


 それは、一方的な虐殺でしかなかった。



「悪く思うなよ? 最後の最後で良い思いをしていったんだからな……。死ねるだけでもマシだと思え」



 一瞬、感情が現れた素顔。それは、彼女が戦うためだけの存在する『モノ』ではなく、生きる人間であるということの数少ない証拠であったのかも知れない。

 そして、その一瞬の間に彼女の周囲は、怒りと恐怖によって支配された『モノ』達によって囲まれていた。



「憐れだな……。一時の熱狂に支配され、己の力量も顧みず、扇動者の思いのままに動く。本当に……無様だよっ!! 貴様等はっ!! ――――うっ!?」



 動かぬ表情の中に、わずかな憐憫の情を浮かべたイレーネであったが、それは相手の見にくさを呪う呪詛へと変わり、再び怒りが込み上がる。

 平時にいかに穏便で真っ当な生活をしていたところで、戦時に獣へと墜ちるような者があふれている。

 そして、今となってぶつけようもない恨みと怒りが、それらに向けられて爆発する。

 しかし、それは不発に終わろうとしていた。



「くっ……っ!! あの親ばか皇帝めっ!! また、私にガキのお守りをさせるつもりかっ!!」



 イレーネの脳裏に浮かぶ、少年と数人の大人達。

 すべてに絶望し、すべてを受け入れることを余儀なくされたあの時から続く呪縛。拒否をすればするほど強くなる衝動。

 その根源が、なんなのか? 今の彼女には分かっていなかった。

 そして、頭を抑えて苦悶の表情を浮かべるイレーネに対して、周囲の叛徒達が一斉に躍りかかる。

 彼女が見せた力。それは、逃亡すらも許さぬ圧倒的なモノであり、死中に活を見出す以外にその場にいた者達に手はなかったのである。

 幸い、イレーネは原因不明の頭痛? によって、行動不能となっており、叛徒達にも一縷の望みはあったのである。

 刹那。

 炎に包まれる場内の一角に、一瞬の静寂が走る。

 そして、静寂を破るように軽装鎧のこすれ合う金属音が響き渡った。



「お守りをしろと言われた以上、貴様等のことなど知らぬ。精々足掻け。偽善者ども」



 脳裏に浮かんだ四人の男女に対し、そう吐き捨てたイレーネは、ゆっくりと大剣を鞘へと戻す。

 彼女の暴言を受けた四人は、一応この国においては、至尊の冠を戴く者達なのであるが、そんなことは関係が無かった。

 そして、彼女が去ったその場には、同心円状に首を弾き飛ばされた無数の肉塊が転がっているだけであった。



◇◆◇



 三皇妃に率いられたキーリアと近衛兵達の戦いは、数倍以上の兵力差をモノともせずに敵を押し返しつつあった。しかし、玉座に身を預けて戦況を見つめるゼノスは、それを楽観視しようとは思わなかった。



「もって…………、数刻と言ったところか」



 そう呟いたゼノスの視線の先には、ラメイアと対峙する一人の少女の姿が合った。

 奇襲によって少女に腹部を貫かれたラメイアであったが、キーリア特有の脅威の回復能力によって身を起こし、今も交戦を続けている。

 国内屈指の女傑であるが、手負いの身で人たらざる者を相手にしている。

 その姿は、妻と言えど賞賛する以外の方法を知らぬゼノスであった。そして、その彼女を相手にながらも一歩も引くことのない少女。

 先ほど、貴族風の男が告げた『天の巫女』シヴィラ・ネヴァーニャ。ルーシャ地方における、天の巫女をそのまま訳した名であったが、はじめの地震やその後の爆発、突風などがすべて彼女の仕業とすれば。



「考えたくもないな」


「そうであろう」


「む? イサキオスか。先ほどは、無様に蹴倒されておったが、誰にも相手にされぬとはますます惨めな男よのぉ」



 そう一人呟いていたゼノスに対し、イサキオスは蔑みの視線を持ってそう告げる。元々、兄弟であってもまともに会話をしたことなど無かったのである。



「だが、貴様の命運もこれまでよ」


「ほう、貴様のような愚物が、私を倒せるのか?」


「愚物…………だとっ!! 貴様が、放蕩の限りを尽くし、女の力で帝位に就いた貴様がそれを言うかっ!!」



 静かに挑発を繰り返すゼノスに対し、イサキオスは怒り心頭のままゼノスをなじる。しかし、ゼノスはやんわりとした口調でそれに答える。

 その様子は、なんとも面倒くさげであった。



「放蕩の限りと言っても、大陸を旅してきただけなんだがな。貴様等の流言によって、国庫を使い込んだとか、婦女に暴行を加えたという話になっているようだが」


「白々しい。だが、貴様が皇族としての役目を放棄したことには変わりは無かろうっ!! 私は、私は幼き頃より帝国のために働いてきたのだ。それこそ、自由など無かったっ!! 私だけではない、兄上も、姉上、弟たちも、皆が皆そうして国のために尽くしてきたのだ。なのに、貴様が帝位を継ぐことなど納得できるかっ」


「そうやって尽くしてきたって、帝国のためにならなかったのだから仕方ないだろ。それに、有能な兄や姉たちが親征で死んじまったんだしな」



 言外に、生き残りが総じて無能だったから悪い。と言っているゼノスの言に、イサキオスがさらに怒号を上げようとするが、ゼノスからすると無能の弟にいつまでも構っている気は無かった。



「貴様貴様貴様っ!!!! ぐぼっ!?」


「うるさい。自分の無能を棚に上げるのもいい加減にしろ」



 一撃で泡を吹いて床に突っ伏すイサキオスを一瞥した後、ゼノスは再び大広間から主通路にて行われる戦闘に目を向ける。

 キーリア達に加えて、近衛軍の軍服姿も見えてきており、他の場所から後退してきた部隊が合流しているようであった。



「…………さて、そろそろ遠見も限界だな。リア、メイア、アル。そして、皆。許してくれ」



 そう呟いたゼノスの視界は、大広間における血みどろの戦闘場面から、宵の闇の中を駆ける馬群へと戻っていった。



「小細工ではあるが、最初にやってきたのがあの馬鹿で良かった。さすがに、あれ以上動かすと壊れるからな」



 大広間にて玉座に座るゼノスは、傀儡子と呼ばれる身代わり体であった。元々は、極東にある友邦国にて発達した者であったが、キーリアの中にもそれを得意とする者がいたのである。

 あそこで戦う者全員が囮という形になったが、自分は……、最悪でもこども達だけは死なせるわけには行かなかったのだ。



「しかし、あれだけの民が扇動されるとは……。私もまた、無能の一人であったか」



 そう言いながら、ゼノスは離宮へと押し寄せた叛徒達の姿を思い返す。

 報告によれば、数万を超える数が自分達へと襲いかかり、なおかつ周辺の街道や守備隊の拠点、砦などをすべて抑えているという。

 一時の熱狂に犯された者達が多く存在しているとは言え、それらが自身へと牙を剥いてきたこと。

 それは、覆しようのない事実であった。



「俺が無能であることは、間違いがない。だが、あいつのやっていることは間違ってはいないのだ……。そのためには、俺達は生きなければならん……。こども達……無事でいてくれ」



 疾駆する軍馬に身を預けながら、ゼノスはそう呟くしか無かった。

 そして、彼の知らぬところで、一つの別れが生まれようとしていた……。



◇◆◇



 闇夜を駆けるというのは、一種爽快であった。


 愛馬に身を預け、漆黒の鎧に身を包んだフェスティアは、そんな思いを抱きつつ戦場特有の高揚感に身を任せていた。

 地下水路を脱した後、父帝ゼノスの衣服を身につけた兵士を中心とした騎兵部隊を率いて主要街道へと突き進む。

 囮以外の何物でもなかったが、『黒の姫騎士』フェスティア・シィス・パルティヌスが直卒する騎兵部隊。その中心にあるのは、パルティノン皇帝の象徴たる深紅の外套を身に纏った壮年の男である。

 囮と分かっていても、人の心理としてこれを捕捉するべく動かざる得ないのは、自明であった。



「殿下っ!! 前方に灯りがっ!! まもなく、イリニエかと思われます」



 疾駆するフェスティアの傍ら、長年彼女の付き従うキーリアの男が声をかける。

 これまで、幾重もの包囲を抜けてきたが、街道における拠点への攻撃は出来うる限り裂けるようにしていた。

 囮として最大限時間を稼ぐためである。

 しかし、イリニエはスラエヴォの軍管区内ではもっとも大規模は拠点であり、ここを突破する以外に包囲網から脱出することは不可能。

 そして、このイリニエは規模が大きいながらも森林地帯から平原を抜ける場所に位置しており、奇襲と突破にはもってこいの場所である。

 加えて、守備部隊がいまだに交戦を続けているという最大の利点もあった。

 反乱側からすれば、外側から守備部隊に攻撃をかければ自然と内側の包囲はなるのであり、無理をして攻撃をする必要は無い。

 だからこそ、付けいる隙があったのだった。



「数は?」


「斥候の報告では、およそ10000っ!!」


「よかろう。全騎停止」



 フェスティアの号令によって、疾駆していた騎馬隊がその速度を緩めていく。

 鍛え抜かれた騎士と軍馬であるからこそできる芸当であった。



「――――御旗を掲げよ、叛徒どもにパルティノン皇帝及び黒の姫騎士ここに有りと言うことを教えてやれっ!!」



 停止した騎兵達を見まわしたフェスティアの言に従い、蒼く染め抜かれた布地に、白き虎狼の姿が描かれた御旗が掲げられる。

 蒼き天の下、草原を疾駆する白き狼虎。初代皇帝その人は、この狼と虎の血を受け継ぐ民導き、パルティノンの礎を築いたとされている。

 いまでこそ、都市を造り出し、定住生活を営む皇室であったが、尚武の気風と戦を愉しむ気質は色濃く残っている。

 それはまさに、伝説の白き虎狼の生き様であった。

 そして、今まさに突撃を命じようとするフェスティアの目の前に、一枚の花びらが舞い降りる。

 ふっと、頭を上げたフェスティアの目に映るのは、月明かりを纏った白き花園。そして、ゆっくりと舞う風に乗り、多くの花びらが舞い上がっていた。



「余は常に、諸君等の戦闘にあるっ!! 続けえっ!!」



 フェスティアの号令の下、その御旗に続くのは100の騎兵。それが全軍であった。

 雄叫びを上げて森から飛び出し、敵陣へと疾駆する騎兵。

 イリニエを包囲していた叛徒達がざわつきはじめる。そして、敵の騎兵が数百騎駆け寄ってきたが、フェスティアの姿を見て、呑まれたように立ちすくんだ。



『黒の姫騎士』



 フェスティアにとっては、誇らしく思う半面、重荷ともなっていた渾名を思いかえす。

 結果として、祖国を滅亡の縁に追い込もうとしている事実。そして、尾ひれのついた戦果は、烏合の衆にとっては最大限に効果を発揮しているようであった。

 そして、フェスティアを先頭にして、騎兵達は叛徒の群れへと飛び込んでいった。

 双剣がうなりを上げ、振るうたびに左右で首が舞い上がる。

 フェスティアは、停止することなく突き進み、彼女が駆け抜けた後には、肉塊へと変わり果てた叛徒だけが残された。

 そして、敵集団を突き抜けると、馬首を翻し、再び叛徒の群れの中に突入する。

 一度突き崩された軍は、簡単には元に戻らない。今の突撃で、半数は壊乱状態となっている。しかし、もう半数が残っていれば追撃に移ることはそう難しくはない。

 今度は先ほどよりも固い。力の差を見せつけられた叛徒達は、守勢に回ることを選んだのである。

 騎兵に対するには自殺行為にも等しいが、数の差は如実に表れてくる。

 如何に鋭利な刃物であっても、岩石を両断することは出来ぬ。表面をそぎ落としながら突き進むしかないのであった。



「こざかしい……っ!!」



 奥歯を噛みしめながら、フェスティアはそう呟くと、彼女の右腕が緑色の光を紡ぎはじめる。


 そして、風が変わる。


 叛徒達にとっては、そよ風が吹いたように感じたのかも知れない。しかし、そのそよ風が突風となり、やがて暴風へと変わっていく。



「切り裂けっ!!」



 激しく蠢く風が叛徒達を文字通り切り裂いていく。

 突然起こった暴風に、叛徒達はなすすべ無く身体を切り裂かれ、蹴倒されていく。たった一画であったが、岩の表面が削り取られていった。



「むっ!?」



 その刹那、フェスティアの目に映ったのは、それまでの烏合の衆とは異なる一団。

 白色の神官服に身を包み、先ほどの暴風にも怯むことなく固まる集団。遠巻きに見て、何やら不気味な雰囲気を感じさせるには十分であった。

 ふっと、息を吐いたフェスティアは、頭上にて双剣を掲げると、穂先をゆっくりとその集団へと向ける。生き残りの騎兵達も集まってきていた。

 叫び声を上げると、騎馬が猛然とかけ始めた。集団の周囲にて壊乱していた叛徒達が集まりはじめる。しかし、駆け抜けられる。

 そう思った矢先、フェスティアは何かおかしなものを感じた。騎馬も何か感じ取ったのか、速度がわずかに緩む。

 土、そこが何かおかしい。はっとして、フェスティアは片手を上げようとしたが、その瞬間、細い何かが地面から跳ね上がった。

 一瞬の浮遊感の後、全身に衝撃が走る。

 咄嗟に身を起こすと、騎馬の前肢に何かが絡みついていた。



「な、なんだっ!?」



 思わず声を上げたフェスティアであったが、自身の身体にも同じ物が絡みついていることに気付く。



「釘? しかし、これは……」



 全身に絡みつく、鉄線と釘。

 見ると他の騎兵達も同様に足止めをされていた。

 そして、飛来数無数の矢。双剣を振るって叩き落とすが、次々に飛来する矢に抗い続けることもできず、騎兵達は次々に倒れていった。



「何と言うことだ……。我々が……このような形で」



 フェスティアは、目の前で起きている事態を受け入れることはできなかった。

 数で勝るとは言え、相手はまともな訓練も受けていない叛徒。二度の突撃の後、戦線を離脱することは容易であると考えていた。

 しかし、結果は無残な有様。



(死ぬというのか……? このような無様な姿をさらしながら……)


「フェスティア様……、お逃げください」



 全身に矢を突き立てたキーリアが口を開く。



「血路はここに……。我々の上を」



 鉄線に足を絡め取られ、続き矢の雨によって全身の動き封じられた兵士が口を開く。

 状況を鑑みれば、それしか手段はない。幸い、乗馬は自力で鉄線を剥がしている。だが、下手に大地を走る抜ければ同じ結果が待っていることは明白であった。

 しかし、皇族のとしての誇りが、敗北知らぬ若さか、無意識下で戦場から逃れることを拒否する自分がいることをフェスティアは自覚していた。



「殿下……、あなた様は、死を選ぶことすら許されぬお立場。それを忘れてはなりません……」


「敗北を受け入れることは、死より辛きこと。戦いを生業とする我らとて、それは知っておりまする。ですが、死はもっとも安き道でありまする……」



 ドクンと、心臓が脈打つ。


 そして、フェスティアは再び馬上の人となると、倒れ伏す騎兵達を踏み場に騎馬を疾駆させた。

 背後から矢が射掛けられるが、それらはすべて当たることなく地に突き刺さる。

 自身を生かしてくれ者達の思いなのか、それとも生きろという天からの言葉なのか、今のフェスティアには知るよしもなかった……。



 敗北の味を知った姫騎士。

 窮地を脱した彼女であったが、その身を狙う魔の手が目前に迫っていることを、彼女は知るよしもなかった……。

今回は主人公の登場は無しです(笑)


明日は恐らくの1話のみの投稿になるかと思います。

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