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魔法の記憶  作者:
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神の審判

「作戦通り俺がやつの攻撃を食い止める。

お前らは俺が止めきれなかった攻撃をコスモスの記憶物質を使って相殺しろ。コスモスは神に近づくことに集中しろ。」

「分かった」

カオスはレイ達の前に立ち、魔法を唱える。

「闇魔法・冥界、ボイド!」

巨大な漆黒がレイ達の目の前に展開された。

「聖魔法・極性、ギャラクティックレイ!」

光の雨がレイ達の元へ降り注ぐ、カオスの闇魔法でも全てを受け止められず、いくつかレイ達に注がれた。

「雷超級魔法、6サンダー!」

ライが雷と相殺させた。

レイが神が魔法を撃った隙に神の元へ走っていった。

「無駄だ、ここにはまだ膨大な記憶物質がある

聖魔法・極性、ギャラクティックレイ!」

「くっ!聖魔法・天界、スーパーノヴァ!」

しかし、より高密度の光線を放つ神にはその魔法は力不足だった。

「闇魔法・邪性、ダークマター!」

カオスが放った魔法で、最小限のダメージで済ますことができた。

「焦るな、奴に近づくのは今じゃない!」

「分かってる」

「そう、少しずつでいいんだ」

神はレイ達を見下ろし、嘲笑している。

「愚かで、矮小な小物ども。踏み潰せばすぐに消えて無くなってしまうような存在よ」

しかし、違和感を感じる。

「…?」

まだ、気づかない。


レイ達は変わらず、待ったままでいる。

カオスが、魔法の力を軽減し、フレア達が残りを対処する。

そのままであれば、いずれカオスの力が尽き、この陣営は崩壊してしまう。

それを、神は愚かと呼んだ。

「カオス、今はどれくらい?」

「まだ、足りん」

「そう」

神は、愚かな行動を続けるレイ達に苛立ちを覚えた。

「さっさと塵に還れ!

聖魔法・極性、ギャラクティックレイ!」

しかし、それでも防がれた。

「ならば、もう一度だ。…!?」

もう一度放つための記憶物質がいつの間にか消えている。

「馬鹿な、なぜ?」

神はカオスを見た。あの漆黒の中に記憶物質が吸い込まれている。

「奴が…!」

「今だ、コスモス。召喚し…」

その瞬間、カオスの半身が消滅した。

「!」

「最初からこうすればよかったのだ。」

「まさか、ディアのスキル!」

カオスの体が消えてゆく…

「ハハハハ!これで貴様らも終わりだな!」

その時巨大な暗黒が発生し、神の元に向かっていった。

「これは、カオスの…っ!召喚!」

「何!?まだこれほどの力を残していたか!」

「今だ、行けー!」

「分かった!」

レイは神の元へ、飛んでいった。

「これでは、魔法が放てぬ。だが、この密度ではスキルを使ってもすぐには消滅できぬ!」

レイの接近を防ぐ術を失い、神は何もできなくなった。

「ディア!」

記憶物質の力で、神の意識を取り込み、解放した。

「馬鹿な!」

レイはディアを抱えた。

神はすぐに記憶物質を取り込み、ディアを乗っ取ろうとした。

「無駄だ、まだ私は…」

その時、ディアが目を覚ました。

「ディア!」

「目を覚ましたのか…!」

「神様、俺はこれからここに集まった全ての記憶物質を意識に戻す。もうこんな事は出来ないように」

「っ!ま、また誰にも見えなくなるのか、また何も見えなくなるのか」

「…あんたを誰も見えなくなっても、あんたが何も見えなくなっても、俺があんたの事を覚えておいてやるよ」

「…!」

ディアのスキルがここに集まった全ての記憶物質を消滅させた。

残ったのは僅かなカオスの因子とレイのみ。




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