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☆本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~☆

本文にはネタバレや小説に対しての批判のコメントが含まれます。

閲覧は自己責任にてお願いします。

「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~」

 個人的には大好きな作品で何度も読みました。


 映画やアニメ、漫画に小説を見ても読んでも殆ど泣いた事が無く、唯一泣いた作品が「風の谷のナウシカ」だと言う様な人に是非読んで頂きたい作品。泣けます。

 但し、登場人物が凄く凄く多い、領地の数も多く一度で理解できない事も多々あり。ある程度小説を読む事に慣れてる方向けかも。




 【この作品の有り得ない】は『主人公の性格』でしょう。

 先に記述させて頂きますが作者のコメント、下記の様に書かれております。

「最初の主人公の性格が最悪です。ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。」


 作品のレビューを見ると(ひど)い事に成っています。

「司書に成るためには……」と言うよりも「本を読む為なら……」と言った主人公の有り得ない様な行動が、周りを巻き込み事を大きくして迷惑を掛ける物語。

 主人公が自重さえしていればと思う事ばかりです。

 肉体的にひ弱な主人公ですが、攻撃的な一面が有り、幼少の頃は友達? にも家族にも牙を剥きます。


 主人公の性格に付いては読者により許容の範囲が違う様で、私的には全然許せるし幼少から少女へそして大人に成るまでに成長が見られると思いますが。

 人によっては「幼少期を過ぎれば大丈夫」や「ずっと変わらず気持ち悪い、不快だ」等の意見も有るようです。


 世界観や設定は良く作り込まれて(考えられて)いて大きな矛盾は無いと思われました。

 小さな矛盾やチョッとと思う事は少々、小説ですから当然あるでしょう。

 紙やインク、羊皮紙等が異常に高価だが、そう言う世界のそう言った時代なのだろう。

 小説内に良く出てくる「オルドナンツ」なる鳥。魔術具が飛び交いますが、それに細工でもすれば簡単に暗殺が出来そうにも思えますが、語られない様な阻害する物が有るのでしょうね。

 結婚に魔力の釣り合いが重視されていたり、王命で大切な人が他領へ行く時には魔力の釣り合いが取れてない様に感じ、他の事が重要視されているのだろうと思うと、違和感が出て小さな事が気になる。


 領主等は第二第三婦人が当たり前に居て、しかも子供の親は洗礼式で決まる世界で全婦人に魔力の釣り合いを重視するだろうか?

 そして貴族に成ってからの主人公の知る家族では、第一第二第三夫人の仲が悪くその子供も含め家族内での抗争が酷い状態に。

 ※王や領主も上級貴族も家族同士で殺し合いをします。

 この辺りは深く考えると不快に成るのでサラッと読み進めましょう。

 白の塔と言われる監獄的な所も融通が利かず、食事を与える時に領主一族の誰かが空けに行く筈だが、領主が中央に行っている間は保存食でも与えているのだろうか? 城に居る者も礎を守らなくてはいけないから離れられない。まぁ所詮は罪人、どうでもいいが。


 多くは書きませんし理由もわからくは無いが、神殿が忌避されすぎ。


 題名からは想像出来ないかもしれませんが、意外とバトルシーンは多くその辺りも楽しみの一つです。

 閑話等も話が凝縮された物が多く飛ばし読みは勿体無い。



 登場人物は男性も女性も魅力的な人が多く登場し迷う中でも、リーゼレータちゃんが可愛いと言っておきましょう。


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