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第3話「はじめての冒険:洞窟探検・その3」

探検開始早々スライムの群れに襲われ、それをなんとか撃退した冒険部一行。


そこで私は、魔力と踊りによる見方全体を支援する術を身に付けました。

これでようやく、後ろで踊っているだけの変人では無くなったわけですね。

正式に"踊り子"としての第一歩を踏み出せたと言っても過言ではありません。


この支援効果で皆の身体能力を上げて、他の3人で戦ってもらうのが、主な戦法です。


「また奴が出たわよ」


倉井さんの掛け声が響き、皆の視線が洞窟の奥へと向きます。

視線の先には、今まで出会ったのと同じ、青い一つ目のスライムが3匹。

あの後何度か敵と遭遇しましたけど、見るのはこのスライムばかりです。


「じゃあ、行きますよ!」


他3人が武器を構えながら前に出るのとは反対に、一歩下がりながら支援の準備をします。

精神を集中させ、胸の奥辺りにあるはずの、魔力を引き出すイメージ。

そうする事で、暖かい力が沸き起こり、それが身体を巡り始めます。


そしてそれを胸の前に集まっていくようなイメージをしつつ、両手をその集まっているはずの場所で、


パン!


と打ち鳴らします。

そうすれば、鳴らした両手の間に、小さな火種のような明かりが。

そのままその光を真上にトスするイメージで勢いよく両腕を左右に広げれば…


ふわっ!

と、その光は優しく弾けて、一気に周囲に広がりながら私達全員を包み、淡く消えてゆきます。


これで多分、強化の種は蒔けました。

これだけではまだ何も起きてません。私の身体も全然軽くありませんしね。


ここから、踊りを進めていけば、ちゃんとパワーアップ効果が出てくるはずです。

空で踊れる踊りは相変わらず学校の授業の奴だけなので、振付は前と変わりません。


チャラチャラと金属パーツを鳴らしながら、ヒラヒラと飾り布をはためかせながら、

大ぶりな振り付けで、踊り続けます。

そうすれば、段々気分が明るくなってきて、身体が軽くなってきます。

どっちが先なのかはよく分かりませんけどね。


そして、その強化が種を蒔いた他のメンバーにも表れます。


「あっ、先輩のバフが来ましたよ!!」

「パワーアップ来たぁ!!」

「随分と手際よくなったわね」


「工夫の賜物ですね!」


最初に種を蒔いておくことで、他の皆が効果を得られるまでの時間を最速で行えるようにはなりました!

ただまぁ、踊り始めてから効果が出始めるまではまだ時間がかかるのですが…


「早ければこっちも戦いが楽になるわね」

「主に盾になってる僕がですけどね!」






「それーーぃ!!」


先端に眩いばかりのオレンジ色の明かりを灯したメイスを振りかぶって、夏輝さんがスライムに長りかかっています。

その一撃は突進直後の隙を晒したスライムに深々と突き刺さり、


ベシャァ!!

というな生しい音を立ててはじけ飛びました。


「うわぁ…」


全力で叩き潰したスライムの欠片は、四方八方に飛び散って、夏輝さんはスライム塗れになっていました。

何か前にも見たような…


「あんたも反省してないわね…」


落ち着いた表情で向かってくるスライムを華麗に狙撃している倉井さんが、呆れた顔で夏輝を見ています。

倉井さんの方は大分銃の扱いに慣れて来ているようですね。


「っていうかその光、あなたも魔力出せるようになったのね」

「そうだよ!!まー、まだ出るようになっただけだけどね!!」

「…ってことはそれただ光ってるだけなの…?」

「うん!そういう事!」

「はぁ…あなた魔法使いでしょう…?」

「まぁまぁ、その内練習するから!」


今の段階では、剣士である白金君よりも物理攻撃特化型になっている夏輝さんですが、

まぁ、今後に期待と言った感じでしょうか?

魔力を出すだけなら、私より素早くできましたしね!


「まぁでもほら、物理攻撃も役に立ちますよ!」


最後の一匹を切り払った白金君が、剣に纏わりついたスライムの破片を落としながら近づいてきます。


「前衛が多いと気持ち的にも楽ですしね」

「えー、私盾持ってないからハル君が守ってよー!」

「訂正。どうせ僕が守らなきゃならないなら後ろにいた方が楽ですね!」


実際、戦闘中皆を守るために反復横飛び見たいな動きをしていた白金君には、若干の同情を覚えます。

職業の構成的には、前衛の白金君、遠近両用の倉井さん、そして後方に夏輝さんと私、といった感じでしょうか?

ん?でも夏輝さんの武器はメイスだし…夏輝さんも遠近両用…?

まぁ、その辺は各々戦闘スタイルはそのうち確立されていくでしょう。


「でも、出てくるのはこいつばかりね」


倉井さんが、スライムの破片を、銃剣の、刃の先端で掬い上げながら冷ややかな視線を向けています。

持ち上げられた破片は、生きている時の様に形を保ってはおらず、刀身に張り付いていたのはほんの少しで、すぐにどろりと形を変えて、地面に滴り落ちていきます。


「モンスターがゴールドを落とすのは、ゲームの世界だけでしたね」

「基本的にこのドロドロしたスライムの液体しか残りませんね…」


戦いが終わった後は、基本的にこの青いやつ位しか残っていません。

一応、目玉とかもあるにはありますが…

よくある、"ドロップアイテム"のようなものは特にありません。


「この体液って、何かに使えないのかしらね」

「どうします?一応、持って帰ってみます?」

「持って帰るならハル君が持って帰ってね」


よほどスライムを浴びたのが気持ち悪かったのか、珍しくあんまりいい表情をしていない夏輝さんが、テンション低く言っています。

顔やお腹など、直接肌に触れたところは拭き取れたようですが、衣服の部分にはまだ微妙に付着しています。


その後、空いていたペットボトルに、土が入らないようにスライムの液体を詰め込み、また一行は洞窟の奥へと歩きだしました。



「ねぇ紅葉」

「ん、何?」

「毎回紅葉が踊り始めてから戦い始めるの面倒だし、移動中もずっと踊ってたら?」

「…そんな某マイケルみたいなこと出来ませんからね!?」

「まぁ…そうよね」

「それに道中も踊り続けるとか、変な奴じゃないですか…」

「戦闘中踊ってんのも大分変な奴だけどね。それもそれで面白いし、それが私たちの柱なのだけどね」

「ぐっ…」


薄々感じてた事をこうも堂々と…!

命がかかっている戦いの真っ最中に戦いそっちのけで踊り狂っている現実を突きつけられたその拍子、


コツンッ

「っとと…」


と足先に何かが当たる感触がして、躓きかけました。

一体何を蹴ってしまったのかしゃがんで足先を確認してみると、足元には古ぼけた皮袋が落ちていました。

膨らみから見て、何かが入っているようです。

持ち上げてみるとずっしりと重く、中身には期待が持てます。

良いものだったら、ですが。


「ねぇ、これ…」


思わず皆を呼び止めます。


「ん?何々ー?」

「先輩どうしました?」

「いやなんか…これ拾ったんですけど…」


とりあえず、皆を呼び寄せて、中身を確認してみる事にしました。

出来るだけ平面に近い岩を囲んで、袋をひっくり返してみると、


ジャラジャラジャラ…


と、平べったい金属が沢山転がり出てきました。


「これは…!?」

「お…お金…?」


よく見ると、白く輝く金属には、100の文字が。

金色に輝く金属には、1000の文字が刻まれています。

デザインは日本円とは大きく異なるうえ、大きさも倍以上ありますが、これは何かと言われれば、お金と言えるくらいにはお金らしさは出ています。


「これは…この世界の硬貨かしら」

「100…200…全部で7300円かな?」

「この世界って円なんですか?」

「多分…違うとは思いますけど…」


硬貨の一枚を手に取って見て見ても、数字だけが刻まれていて、これを何と読むのかは分かりません。


「この世界で7300って、どのくらいの価値なのかしら」

「うーん…まぁ、町に帰ればわかるんじゃないでしょうかね」

「それもそうね」


長い間この洞窟に放置されていたせいか、袋の外側は土で汚れていたので、硬貨達を元の皮袋に戻し、それをさらにビニール袋に入れて、衣装のポケットに仕舞いました。


「とりあえず、戦利品らしいものは手に入りましたね」

「宝箱にナンタラゴールド入っていた!ってやつ、実際はこんな感じなのかもしれないですね」

「あぁー確かにそうかも…」


ゲームで見てきたファンタジー世界のあるあるが、何とも言えない形で答え合わせさせられていきます。

そりゃあまぁ、こんな天然の洞窟に思わせぶりに宝箱がある事の方が、

言ってしまえばおかしい訳ですが…



「ねぇ!!宝箱見つけたよ!!」

「えぇぇ!?」


そんな事を言った矢先、夏輝さんの声が響きます。

あ…あれぇ…?


「どこにそんなものが…あぁ…」


夏輝さんが指さした方向に倉井さんがランタンを向けてみると、確かに、四角い何かが見えます。

土と泥に塗れて酷く汚れていて周囲に溶け込んでいますが、よく見れば、宝箱特有の、補強フレームや半円形の蓋などの特徴が見て取れます。


「確かに…宝箱ですね…」

「これ開けちゃっていいんですか?」

「誰かが所有している洞窟じゃないし、大丈夫でしょ」

「こんな古ぼけた宝箱だしね」


私達は別に勇者でもなんでもないので、勝手に人の宝箱の中身を取る訳にはいきません。

というか、普通は勇者でもやっちゃダメな気もするのですが…


「じゃあ大丈夫なんですね?開けますよ?」

「一応、盾を構えておきなさいよ」

「分かってますって」


実は宝箱がミミックである可能性を考慮し、警戒しながら白金君が宝箱を開けます。

いや、ミミックが実在するのかどうかも別に知りませんが、一応ね?


どうやらそれには鍵は掛かっていないらしく、重そうですが、確実に蓋が開いていきます。

ギギギギ…と金属が擦れて軋む音が響き、ついに宝箱が開けられました。


「どうどう?何が入ってた?」


開けても特に何も起こらない所を見て安全だと判断し、私達女子勢も宝箱に近寄っていきます。

4人で箱の中身を除いてみると…


「ちょっと陰になってるね」

「良く見えないわね…」


宝箱の中には、何かがいくつか雑多に入っていましたが、ランタンの明かりが入りにくく、暗くてあまり良くは見えません。


「とりあえず、一つづつ見ていきましょうか」


そう言いながら目に付いた物を持ち上げてみると、それは青い宝石の嵌められたネックレスでした。

細い金色の鎖はやや錆びついてしまっていますが、宝石と、その周りの飾りは錆びついておらず、ランタンの光を受けてキラキラと輝いています。


「これは…ネックレス…?」

「お宝ゲットだね!」

「でも何でこんなものが洞窟の奥底にあるんでしょう?」

「洞窟のお宝なんてそんなもんなんじゃない?」

「それはゲームに感化され過ぎなんじゃ…」

「ま、宝箱自体人工物だし、誰かが隠した、って考えるのが妥当でしょうね」


RPGで言えば、こういう所で手に入るこういうものは、何かしらの魔力が込められていて、何らかの特殊能力があったりするものですが、何の効果があるのか、そもそも効果があるのか、今の私たちにはさっぱり分かりません。

鎖も錆びついているので、付ける気にもあまりなりませんしね…

というわけでこれは、とりあえず私のポケットに入れておくことにしました。


「あ、これ武器じゃないですか!?」


そんな中、白金君がまた何かそれっぽいものを見つけたようです。


「うわ、重っ…!」


白金君が両手で抱えるように取り出したのは、一振りの片手剣でした。

長さは今白金君が装備している物と対して変わりませんが、2倍ほどの幅広さを持っていて、白金君が今まで振るっていたものとは重さが随分と違うようです。

そして何よりも、


「すっごい金ピカな剣だね…」

「成金が作ったのかしら」


この剣は、刀身が全部金色に輝いているのでした。

これが全部本当に金なら、相当な価値がある代物な気がしますが…?


「これ、高く売れそうですね!」

「所々錆びてるけど、どうかしらね」

「金って、錆びるんでしたっけ?」

「さぁ…?」

「まー、金じゃなくても武器としては使えそうだし、持って帰ってもいいんじゃない?」

「どうせ持つのは僕ですよね!?」

「まぁ…白金君が重いって言うものを私たちが持てる訳ありませんし…?」

「ですよねー」


偽物とか、金メッキとか、そう言う可能性も十分に残されていますが、とりあえず、これもお宝といって差し支えないでしょう。

白金君が重い、なんて感想を抱くのならば当然私たちが使う事なんて出来ませんから、用途は売却になるとは思いますが。


これは、白金君が背中に背負ってもらう事にしました。


他にも色々漁ってみましたが、出てくるのは、錆びついた金属の塊や、擦り切れた皮の端切れなど、使えるのか使えないのかよくわからないものばかりです。

お金とか、装飾されたナイフとか使えそうなものもたまには出てきますが。

一応は全部、持ってきたリュックサックに詰め込んでみてはいます。


そんな折、宝箱の底の方に、擦れていない綺麗な布を見つけました。


取り出してみると、それは踊り子の衣装風の、白い腰布でした。

私が今着ているものとは、形は少し違うようです。


「ん…これは…」

「なんか黑音ちゃんの衣装と似てるね」

「ってことは踊り子用の衣装かしら?」


試しに腰に当ててみると、身長が足りなかったか、布の端が若干地面についてしまっています。


「でも、ちょっとサイズが合わないみたいですね…」


腰布を小脇に抱えながら、さっきそれを手に入れた場所を再度探ってみると、他にも色々出てきました。

腰布と同じ色合いの50センチほどの布の筒が二つ。

黒い光沢のあるビキニトップのような物、

しっかりと足首をホールドする、装飾の施されたサンダル。

どれも、踊り子の衣装な気がします。


「これ、踊り子セットでしょうか…?」

「うーん…やっぱり誰かの持ち物なんですかね」

「紅葉、試しに着てみたら?」

「えっ!?ま、町に帰ってからですね…」


ここには着替える場所はありませんからね…


さらに探すと他にも、球形の宝石を6つ見つけました。

どれも同じ色で、内側に奇妙な魔方陣のようなものが刻まれています。


「綺麗な宝石…!」

「中に何か浮いてるわね…魔方陣…?」

「ってことはこれ、何かしらの魔法の道具なのかな?」


なんとなく、良い品物そうだったので、これは大切に私がポケットに入れておく事にしました。

そしてその次に見つけたのは、重厚感のある金属製の輪っかでした。

半分に割れそうな形をしていて、さらにジャラジャラと長い鎖が繋がっています。


「こ、これは…?」

「うーん、首輪、とかかしら?」

「えっ?や、やっぱりこの宝箱、結構ヤバいものなんじゃないですか…!?」


他にも色々可能性を考えますが、そう言われてしまうともう、そうにしか見えなくなってきます。

洞窟の宝箱なんて、何が入っていても正直驚きですが、これに関しては意味不明です。

…が、


「…あ、よく見るとこの首輪、ちょっとお洒落な模様が刻んでありますね」


繋ぎ留めておく用の道具としては、ちょっとオシャレ感のある感じです。


「ってことはこれ、装飾品の一種なのかしら…?」

「えぇ…?こんな首輪をオシャレアイテムに使う人なんて居るんですかね…?…あっ」


そう言いながら、私、倉井さん、白金君の3人が、夏輝さんの方を見ます。


「私のはチョーカー!!」


とりあえずこれも、持って帰る事にしました。

そして、一通りの中身を物色した辺りで、倉井さんが何か別のものを見つけました。


「ん、宝箱の裏に何かあるわね」


そう言いながら、倉井さんは裏に回り、何かをひょいと持ち上げました。

宝箱の陰に隠れて陰になっているのでよくは見えませんが、剣の様に見えます。


「それも…剣…?」

「なんか、錆びついてるように見えますね」


白金君が言う通り、その剣はざらついているように見えて、剣にありがちな光の反射のようなものは全く見えません。


「ま、こんなところに野ざらしじゃ仕方ないわね」


そう言いながら宝箱の陰から倉井さんが出てきて、持っていた剣がランタンに照らされてしっかりとその姿が見えます。

実際にその剣は輝きを失っていましたが、その原因は銅色ではなく、やや赤みがかって見えます。


「あれ…?これ、錆じゃなくて、"血"…なんじゃないかしら…?」

「「「っ!!!」」」


倉井さんの放ったそんな一言に、他3人は一気にその剣から距離をとります。


「やっぱヤバいですってこれ!」

「ど、どうする?か、帰る…?」

「と、とりあえずその剣、宝箱に戻しませんか…?」


さっき見つけた首輪含め、思わぬ収穫…というか、見てはいけない物を発見してしまった私たちは、焦りに焦って、皆でわたわたしています。

そんな中、その剣をまじまじと見つめている倉井さんだけは冷静です。


「ねぇ」

「な、何でしょう?」

「これ、随分と小ぶりじゃない?」

「え?…まぁ…確かに?」


確かに倉井さんの言う通り、倉井さんが持っているの剣は、白金君のそれよりだいぶ小さく感じます。

小柄な倉井さんが持っていても尚、包丁より少し大きいサイズです。


「って事は、剣じゃなくてナイフ…なのかな?」

「そう考えても、持ち手の部分がだいぶ細いのよね。まるで、全部そのまま縮小したみたいに」


そう言いながら倉井さんは、持っていた剣の持ち手の部分を見せてきます。

少し近寄って見て見ると、持ち手もとても細く短く、倉井さんの言う通り一本の剣の縮尺をそのまま小さくしたようにも見えます。


「そのくせ刀身は全然鋭くないというか…切れ味悪そうなのよね」

「って事は…子供用とかですかね?」

「私の見立てだと…」


倉井さんが一拍置いてから告げます。


「これ、人間の持つ剣じゃ無いんじゃないかしら」

「…て、いうのは…?」

「例えば、ゴブリン、とかね。この先にねぐらを構えているとか」


それはタダの予想でしたが、

間違いなく、この先の探検を警戒させるのには十分な仮説でした。

白金「流石に背中が重くなってきました…」

紅葉「RPGとかって大量にアイテム持ち運んでますけど、ぶっちゃけ無理ですよね」

倉井「実は非戦闘要員とか居るのかもしれないわね」

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