ユナイト
「光、死にたくなかったら、俺と一心同体になれ」
右腕をを無くし翼も折られた悪魔が大声で言う
「は?どういう事だよ」
一心同体?
「お前の体に俺が俺の意思が入るんだ」
俺の体に?
「もー作戦は終わったか?」
ケッケッケッケと空を飛んでいるもう一体の魔獣が問う
「もう何なんだよ」
すると、空を飛んでいる魔獣が右手を僕の方へ向け
「まず足を」
「おい逃げろー」
バン
え!!!!!!!!!!!!!!!!
あれ俺の足が・・・ない
「ああああああああああああああああああああああああ」
痛い痛い痛い・・
「おい、俺を早く受け入れろ、死ぬ・・ぞ」
「次はお前だ、クロート」
・・・・・・・・・まだ死にたくない・・・死ぬわけには・・・・
道端に倒れて気絶している鈴木を見て
鈴木!俺が守ってやる、ついさっき約束したからな
「・・・分かったよ悪魔」
やってやるよ、なんだって
「俺の方に右手を出して、叫べユナイトと!」
俺は倒れたまんま必死に悪魔の方に右手を出して悪魔は左手を出していた
叫べ!!!!!
「いくぜ!<ユナイト>」
すると、悪魔が急に黒く黒く光りだし黒い光は回りながら球体になった
「何だあれは?球体になりやがったケケケケ」
黒い球体は回るのをやめ俺の方へ飛んできて、俺の胸の中に入ってきたのだ
「あああああああああああぐぐぐぐぐああ」
熱い、なんだこれ、俺の中に何かが黒い何かがああ
俺の周りが黒色の気が纏いだす、力が湧いてくる感じがする、体が温かい不思議な感覚だ、いい気分だなんだか何でもできる感じがする、いや、できる!
「お前の目的は何だ?」
悪魔がそう言ってる気がした
「おれは、・・鈴木と周りの人達を助けたい、お前は?」
「魔獣などを殺す」
そうか
そして、俺と悪魔が重なった感じがした
===============ユナイト成功=====================
「ケケケケケケケ、人間と合体しやがった」
耳障りな声だな、うるせーな
(おい、戦いだから俺がメインで戦うぜ)
あぁーいくぞ