陰で頑張る貴方に
一つ、貴方が目標を見つけたとしましょう。
一つ、貴方が責任を見つけたとしましょう。
貴方は努力をして、誰にも理解されない様な人々の片隅で、ひたすら努力をして、その『一つ』の事を終えました。
誰も、貴方の努力を知りません。
誰も、貴方の苦労を知りません。
何も知りません。
貴方の歩んだ道のりに転がる、小石の一つも目にしていない。
そんな『人々』。
貴方の果たした『事』の偉大さを、そこに隠されたただ一本の道を、何人の『人』が理解できるのでしょうか。
それは、分かりません。
でも、分かるのです。
貴方の味方は沢山いるのです。
貴方を知る人は沢山いるのです。
イヤな事を言われればどんなにできた人間もそちらに目がいってしまうでしょう。
でも、それは良くない。
だから私は伝えたいのです。
貴方がしっかり目を凝らせば、言葉にはせずとも貴方を分かっている人がいるのです。
理解されない事は、悲しい。
理解されない事は、寂しい。
もし、貴方がどれだけ目を凝らしても『自分』を理解してもらえないというのなら、私は貴方の理解者になりましょう。
もし、貴方がどれだけ目を凝らしても『自分』を理解してもらえないというのなら、貴方は私の理解者になってください。
私が貴方を理解すれば、貴方は悲しくなくなるし、寂しくもなくなるでしょう。
今度は貴方もそうすれば、私は悲しくなくなるし、寂しくもなくなるのです。
貴方は隣にいる人を理解していますか?
理解しているならもう大丈夫。
貴方はよく頑張った。
日を浴びない闇の中で、貴方はよく耐えました。
だからきっと大丈夫。
誰かが貴方を分かってくれていますよ。
ほら、よく目を凝らして、理解をして。
ご愛読ありがとうございました。