表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思考少女は床の上(更新終了)

思考少女は床の上 “肉体”

作者: さわい

私たちは破壊と再生を繰り返して、生きているんだよね。古くなった体を捨てて、新しい体を作り出す。全組織は一年間ですべて作り変わるんだっけ? 便利だよね。でもとっても不便。肉体という枷からは絶対に逃げることができないのだもの。怪我や病気からは逃れられない。痛みからは逃れられない。とってもとっても脆い。痛みは危険信号だから必要というけれど、肉体という脆さがゆえの信号なんだよね。肉体なんかなければいいのに。

某魔法少女のアニメでは、肉体はただの道具だったよね。本体はジュエルだった。彼女達はそのことに苦しんでいたけれど、私はとても羨ましかった。もともと病弱な私の体は人生において枷でしかない。アニメや漫画の世界での住人を何度も羨んだ。魔法少女達や錬金術師の弟、本人達はとても苦しんでいるが、肉体がある私たちも苦しんでいる。はやく機械化が進まないかな。

馬鹿なこといってないで寝なくちゃ。寝ないとこの肉体は持たないのだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ