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144.村までの道中

   *

 

 

「ヨクゾ、タオシタ。ススムガイイ」

 

 満身創痍となりながら、何とか倒す事が出来た。HPが1桁だ。

 俺は慌ててHPポーションを取り出して煽る。

 8割台まで回復させて人心地つけてふぅと息をひとつ吐く。

 よもやこの俺がここ迄必死になるとは。

  

 

 


 オールドマンから受け取ったHMVRD(きかい)を操作して、さっそくゲームを始める事にしたのだが、TVゲームというものをやった事が無かった為、少しばかり理解するのに時間がかかってしまった。

 いや、素直にナビゲートに従っていれば、四連続死に戻り(こんなこと)にはならなかっただろうが。

 後悔先に立たずと言うものの、こんなにムキになってしまったのは普段の自分を考えると首を傾げざるをえない。

 

「くっくくっ」


 どうやら肉体を今より若くしてしまったせいで、それに引き摺られてしまっている様だと言う事に今気付いた。笑える。

 ゲーム(いま)の俺の姿は、人生で1番ハッチャケていた頃のものだ。

 12で家庭教師のユイアから手解きをうけて、その温もりと悦楽を享受してから総ての事に彩りを得た。

 その頃の俺の世界は学校と家。ただそれだけだった。

 両親の意識は俺へ向ける事はほとんど無く、ただ己の欲求の為だけに生活し(いき)ている存在でしかなかったと俺は感じていた。愛情?なにそれだ。

 親としての義務だけを遂行していた感じだ。

 

 まぁ1年と経たず俺達の関係は発覚して彼女アイツはクビになっちまったが、それに対して俺は何かを言うでなく沈黙で応えた。

 きっと彼女だけでなく、誰かに意識を向けるという認識が欠落していたのだと、俺は今になって思う。

 よもやこの年になって今更己自身を振り返ることになろうとは。

 

 そして反発していた事如くを俺は胸の内に押し込めて、何をどうすればいいのかを学び始める。

 その頃から自分の容姿が、あいてにどんな影響をもたらすのかを理解し実践を重ねていった。

 その当時の年齢が、ちょうどゲーム内の俺の姿となっている訳だ。


 あいつ―――ササザキ サキに俺だと判らないようにその体格を若くして、髪を蒼く、瞳を黄緑にキャラメイクをして始めることにしたその姿。

 スキルってのは職業(拳闘士ってやつ)を選択して適当に決めてゲームをスタートさせる。

 

「な、何だこりゃ………」

 

 正直VRというものを俺は舐めていた。

 地に着く足の感触も、目に映る景色も、握り締める拳の感覚も、すべて現実ほんものと感じられた。

 そして頬に当たる風の感覚も、とても脳内のそれとは全然思えなかった。(この時の俺はVRルームでの事は現実と勘違いしていて気付かなかった)

 

 このレベルでの現実の再現率があれば色々とやれる事はあるはずだ。

 つい仕事に意識が行くが、いやと首を振ってこの場のことに集中する事にする。

 経験則で他所の事を考えながら物事を進めるとろくな事にはならないからだ。

 

 俺が今立っているのは草原のど真ん中。そしてホロウィンドウが俺の目の前に表示されている。

 “プロロアの街の冒険者ギルドへ”というイベントの様だ。

 中途から始めた俺には大した特典は無いようで、とにかくここからプロロアの街とやらの冒険者ギルドへ向かう必要があるようだ。

 

 向かう先のナビゲートとして地面に矢印が表示されている。親切な事だ。

 少しばかり天邪鬼な思いが過るが、まぁと思い直し矢印に従い歩き出す。

 だがそんな思いとは裏腹に、目の前にウサギの様な物体が俺を遮る様に前を塞いでくる。

 3匹の―――茶色のウサギは赤い目を光らせてギラリと俺と相対する。

 

 現実のウサギと比べて少し大きい(中型犬ほど)気もするが、俺にとってはただの愛玩動物の類だった。

 そうゲームとしての常識がまるでなかった俺は、微かに口元を緩めてしゃがんで手を出してしまう。

 全く無知というものは、何とも如何ともしがたいという事に。

 

「ギャバッ!」

 

 3匹が一斉に俺へとぶつかって来た。衝撃とダメージが身体にガツン!と響く。

 くっ、何だこれはっ!?

 俺はたたらを踏みつつ構えを取る。

 とは言えろくなレクチャーも受けていない俺は、ウサギ如きにやられてしまった。

 

 いや、2匹は拳で倒した。けど最後の1匹に残り少なかったHPとやらを削られ俺はやられてしまったのだ。

 頭に血が上り教会の様な建物から出た俺は、そのまま門を出てさっきウサギにやられた所まで戻る。(無意識とはいえ、どうやってそこまで行ったか記憶にない。とにかく行けた)

 

 この時点でもう少し冷静になっていればまだマシなプレイが出来たはずだが、その時の俺にはその余裕がなかった。

 そう今思えば何馬鹿やってるんだかと、思いはしないでもない。

 とにかく俺は憎っくきウサギ野郎を滅殺する事に意識を集中した。

 が如何せん、要領を把握していない俺は、いつの間にか囲まれ集られボコられていた。

 

 包囲網を抜ければという考えが思い浮かばず、前後左右から絶妙なタイミングで翻弄し、俺へ体当たり、蹴飛ばし、噛み付きいてダメージを蓄積させていく。

 2度めの死に戻りを覚悟した時、横ヤリ―――いや、手助けが入った。

 

「“ファイヤビット”」

「“スラッシュ!”」

 

 小さな火の玉と三日月に似た衝撃波がウサ公と角つきウサ公を一撃で屠る。

 

「っ!」

 

 なんじゃそりゃっ!俺が散々ぱら拳でなんとか倒していた奴を一撃はねぇだろっ!?

 俺はその光景に憤りかけたが、腹に力を込めてそれを抑え込む。外見はともかく中身はガキじゃないしな。

 俺が振り向くと、そこには長剣を振り下ろした姿の男と両手を前に掲げた少女が目に入った。

 

「大丈夫か?悪いな勝手に入って」

「………いや、助かった。ありがとう」

 

 申し訳無さ気に俺に言ってきた男に、俺は礼を言うと目を見はり口元を緩める。

 

「困ってたみたいなんで、ちょっとだけ介入さ(はいら)せて貰ったんだが良かったよ」

「お節介さんだもんね。ヴィールって」

 

 クスクスと笑って男のほうを見てからかう様に少女が言う。

 

「うっせ!レノゥ!」

 

 顔を赤らめながら、レノゥと呼んだ少女に声を上げるヴィール。

 互いを信頼しあってる感じが、なんとも芳しい雰囲気を醸し出している。

 ま、そういう関係なんだろう。俺は髪を掻き上げてから再度2人に礼を言う。

 

「ありがとう、本当に助かった」

 

 あ、まず。どうしても俺の仕種やることはなぜか人を惹きつけてしまうってのを忘れてた。

 レノゥが顔を赤らめて俺を見やる。今迄の経験則で俺へのベクトルがヴィールのそれよりも上がるのが分かる。分かったしまう。

 どうやらVRでも俺の魅力ちからは有効な様だ。

 今まではその流れに身を任せていたが、ゲーム(ここ)ではダメ―――やってはいけない気がした。

 俺は情けなさを強調する為、へたりと尻をつき眉尻を下げてヴィールへ話しかける。

 

「正直助かった。あと少しで死に戻るとこだったんだ」

 

 2人がフフッと息を吐いて口元を緩める。そして瞬間空気が変化した。

 そしてその後ヴィーノ達に様々なレクチャーを受けて、再度ウサ共へリベンジを開始した。

 レクチャーの内容は冒険者ギルドでの登録と(忘れてた)、ガンさんからの教導チュートリアルでスキルスロットの解禁なんかのゲームをプレイするための基本と効率的な運用なんかであった。

 

 フレンド登録を交わしつつ、2人にパーティーを組まないかと誘われたが、基本ソロってやつを俺はやる事にしてると告げて、ウサギ共の駆逐を始める。

 俺は運命論なんてものは信じてなかったが、いや俺自身に身にまとう何かに引き寄せられて、出会ったのだろうと思っていた。(後でフラグが立ったと分かった(笑))

 

 2本足で立つ、俺を睥睨する存在に。名はカンムリラビット。 


 いつの間にか靄というか霧の様なものが立ち込めるフィールドの中で、一際目を惹く存在に戦う前に呑まれ2度目の死に戻り。

 意地になっているのも俺自身理解はしていた。

 RPGっていうのは、モンスターを倒してLVを上げてステータスとやらを上げて戦うものというのを、3度めの死に戻りで一応冷静というか平静を取り戻して気付き、この後あちこちの掲示板を彷徨って情報を集めていく。

 が、このカンムリラビットについての情報は、全く見当たらなかった。

 

 ただこのゲームには何かのフラグ?を立てるとフィールドに隠者の住処(ハーミィテイジソーン)てのが現れるって事は分かった。

 おそらくあれが、そのハーミィテイジゾーンのボスという事も。

 腕にガントレットを填めた、まさに俺への挑戦と言わんばかりの敵。また負けだけどな。

 はい都合3回負けました。 

 

 負ける度に他のフィールドに行って犬やら猪やら鳩を倒してLvをあげて、課金でHPポーションを買い漁る。(個数限定とかなめてんのか)

 サブスキルへステータス上昇系のを埋めていって、ようやっと倒す事が出来た。

 

「やってやったぜ………。へっ」

 

 一面靄だったフィールドが溶けるように流れていき、俺の目の前に木枠の門が現れる。

 天辺には文字が書かれていて、ホロウィンドウでラビタンズネストと表示されている。

 俺はゆっくりと歩き進み門をくぐる。

 

「こりゃあ、何とも………」

 

 眼前に広がっていたのは牧歌的と言える風景だ。

 小さな木造の家々に、あちこちに花壇があり色とりどりの花々がゆらりゆらり揺れ咲き誇っていた。

 そしてその中でウサ公共とは似てはいても全く違う存在ものがちょこちょこ動き回っていた。

 

「ようこそラビタンズネストへ。わしはここの村長むらおさのサギゥーと言う。歓迎しよう」

 

 俺の腰ほどの身長の髭を蓄えた老人の様な2本足で立つウサギが挨拶をして来た。

 ウサ公共(あいつら)と全く違うその態度と言葉に、俺はまた口元を緩め名乗りを上げる。

 

「俺はゴォトだ。ところでラビタンズネストってのは何なんだ?」

 

 老人に対しては敬語を使うべきなんだが、小っちゃいのでタメ口になってしまった。小っちゃいからな。

 

「わし等ラビタンズが住まう村の事じゃな。他にお主と同じ者も幾人かいるがな。久方ぶりの客人じゃ、ゆうっくりして行きなされ」

「ああ、よろしく」

 

 なんだ、俺が1番乗りってわけじゃないのか。

 他にもプレイヤーがいるのか。ちぇー、と俺が少しばかり残念がってると、奥の小道から小さなラビタンズを腕に抱えた女がやって来た。

 

「?」

 

 何故にメイド!?いわゆるミニスカメイドでなく、ロングスカートの出で立ちで由緒正しきと云われる様なメイド服を着たPCおんなだった。

 

「じじゅうちょー、お客さ~ん」

「あら、ほんと」


 だらしない顔で子ラビタンズを見ていた女は、そう言われて表情を変えて俺を見やる。

 

「失礼しました。ようこそラビタンズネストへ。よく見つけられましたね、この場所」

 

 年の頃は20代半ばか後半か。それなりに整った顔をしているが、あの表情を見た後では少々、いやかなり気持ちが引いて手を出す気にはなれない。

 

「たまたま運が良かっただけさ。それにあんた達だって来てるんだ、お互い様だろ?」

 

 俺の口調に一瞬眉をピクリと動かし、納得した様に鼻を鳴らす。

 

「そうですね。私達はパーティーで来たので、それ程の苦労はなかったですけど」

 

 マジかよ………。

 こっちは3回も死に戻ったってのに、どうやら1回で済ませた事を言外で言って来る。ちょい口惜しい………。

 

「お仲間は来てないのか?」

 

 どんな奴等なのか好奇心を刺激され、周りを見回してもプレイヤーは彼女1人だけの様なので聞いてみると、意外なところから答えが返ってきた。

 

「あ、ダメですよ~」

「おうさまとサキね-とラミとララちーウリちーとアトちーは来てないの。西にいってるの~」

「レリちーとエレちーもだよ~。コンちーはどっかにいる~」


 メイドから飛び降りた3匹のチビッ子が俺の前に来て言ってきた。

 は?おうさま?いやその後になんつった?サキねーとか言ったよな。

 いや、同じ名前なんて付けるのはリアル割れを避ける意味でつけるとは限らねぇ。が、俺の出会い運の強さは俺自身が良く解かってる。

 チビ達の頭を撫でながら、オレは微かに笑みを浮かべた。

 

 

    *

 

 

 襲撃者が誰かと予想はしても必ずしもという事はないので、まぁ多分そうじゃないかなという感じで頭の隅に記憶しておくに留める。

 その後も街道を南に進んでいると、ゴゴブリをはじめにガサガサと草をかき分けてやってくるモンスターを特に苦労することもなく(プロメテーラさんとヴァ―ティさんが)倒していく。

 

 コボルタカスにラバーラット(そういやこいつも2足だった)、サイレスリノス(音もなくやって来る黒サイっぽいやつ)。後ろからやって来たのには大層驚いた。ウリスケが気付かなかったら撥ねられてたかもしれない。

 

 僕はもっぱら空からやって来るモンスターへ弓で応戦していた。

 ヴァルツバルチャ(いわゆるハゲワシ)、ステップバットなんかを矢を何発も射かけて倒していった。

 どうやら僕のLvより少し上ぐらいのLv帯のモンスターの様で、ちょっとばかり大変だった。

 もちろんララやアトリの魔法のフォローもあったので、辛うじてってとこはある。

 

 その中で僕が最もビビったというか焦ったのは、サーバナゼブリアンだ。

 草原の向こうから頭を出してやって来たそれは、最初シマウマのモンスターだと思っていたのだ。

 

「マスター!」

「うんっ!」

 

 移動してくる相手に合わせて少しづつ下がりつつ相対すると、現れたそれに対して思わず目を瞠る。

 こっわっ!

 確かに見た目シマウマの模様なんだけど、牛頭鬼とか馬頭鬼とかの知識はあったけど、それを目の当たりにすると忌避感が湧き上がる。

 うわ〜………2本足で歩ってるよ!シマウマがまんま2本足で、武器っていうか棍棒とか古びた剣を構えて街道へと入って来た。


「「「ヴィヒヒヒッッ!」」」

 

 ある意味全裸のその姿は、なかなかのインパクトを僕に与えてきた。

 

「服ぐらい着ろよっ!」

 

 思わずツッコむぐらいすっぽんぽんだ。

 どうやらそこら辺はセーフティーがかかっている様で、ぶらんぶらんは股間になかった。……でも少しは配慮して欲しいと思う。(ウリスケは気にならないのに不思議だ)

 僕はレイさんをジト目で見ると、レイさんは右手を否定する様にふりふり横に振る。

 そりゃそうだよなぁ。元々ゲームを作ってるのはミラさん達だし、レイさんはどちらかと言えば管理人さんという位置づけ(ポジション)なんだろうと思い直し、レイさんへ謝罪代わりに頭をペコリと下げる。

 レイさんはにひっと笑ってそれを流してくれる。


 結局僕の出番はなかった訳で、あっさりとプロメテーラさんとヴァーティさん、そしてティエリアが潰し、斬り裂き、弾き飛ばしていった。

 どこかで聞いた気がするけど、これって寄生って言うんじゃないのかな?

 僕が申し訳無さ気に話をすると、皆がえ?と首を傾げて逆に聞いて来た。

 

「何を言ってるんですか?ラギさん。あなたがいるお陰でこの程度で済んでいるんですよ」

 

 ナチュアさんがちょっとばかり呆れながら言ってくる。

 

「ララさんやウリスケさんアトリさんも加えてラギさんの存在ちからなのです。皆様がいなければもっとこの道程は大変だったと思います」

 

 ナチュアさんの言葉に、僕は気付かされる。

 僕はララやウリスケ、アトリ(は見えないので上を見るだけ)を回り見てそうかと納得する。

 そう思うと、僕は恵まれてるんだなぁと改めて考えされられてしまった。

 そして僕は改めて皆に言葉でしか表せない思いを告げていく。

 

「ララ、ウリスケ、アトリありがとね。皆の力も僕の力になってるみたいだ」

「当〜然なのです!マスター。ララはマスターがいてこそのララなのです」

「グッグッグッグ――――――ッッ!!」

「お〜〜」

 

 そんな風に僕達はほっこりしつつ、ようやっとイジー村へと到着し何事もなく宿をとり僕はログアウトをする。

 日を跨ぐ前になんとか現実リアルの用事をこなし、朝と言ってもいつもより早い時間に日課を終えて朝食を摂ってからゲームへとログインする。

 

 夜明け前のせいか、まだ周囲は闇に包まれている。

 ララ達と挨拶を交わし、僕は少しだけ身体を伸ばし意識を整える。

 これは僕がVRの中で自分の身体の調子を整える事を覚えやってるものだ。

 

 なんて言うか脳との慣らしをするための行為というか、それをする事によって身体が馴染むという事に前に気付いたのだ。

 脳と肉体の関係はVRであっても切っても切れないものだ。

 ただそれが現実かVRの違いだけであるってだけで。(と僕は考えている)

 

 軽く身体を解していると、窓の外で激しい音が響いてきた。

 何だろうと窓から外を見ると、雨がドザザザァァーーッッと降っていた。

 

「ほわっ〜〜〜っ!これ、スコールなのですっ!?」

 

 ララの言葉に僕は呆れつつ、さらに外を眺める。

 雨粒が線にしか見えず、しかも先の方の景色は雨にかき消され全く見えない。

 

「……………」


 いや、これってスコールってレベルのものじゃないよねっ? 


(ー「ー)ゝ お読みいただき嬉しゅうございます

 

ブクマありがとうございます ガンガリます (T△T)ゞ

Ptありがとうございます 感謝です! (T人T) (パンパン)

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