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例え何度記憶喪失になっても・・・。

作者:

ガタン ゴトン。 

私はいつものように駅のホームに向かう。

電車に乗るといつものように、東高校の人ばかり。

でも、そのなかに一際目立っているひとがいた。

あの制服は確か西高校だから真逆のはず!

顔は見えなかったけれど周りの女子はかっこいいとさわいでいた。


私の名前は

さわだゆめな

『澤田夢茄』


ちょー暇人

可愛いい

頭はまぁまぁかな。

部活はしてない。


暇だなぁ。

そう思いながら

携帯をいじる。

 東岡町 東岡町 で下りる方

あっ下りなくちゃ。

私は急いで電車を下りる。

プシュー。

私の高校は駅から歩いて5分くらいでつくところにある。

 ☆転校生★ 


いつものように靴箱に向かう。

「おはよぅ~」

「おぅ!おはー」 

そうお互いに挨拶を掛け合う2人、


彼の名前は

さわいけいご

『澤井慶悟』


かっこいい

バカ

とにかくモテる

部活はしていない

私の友達の一人


2人は一緒に教室に向かう。教室に着くと私の友達がいた。


一人は幼稚園からの幼なじみ。

だいとうももは

『大藤桃葉』

優しい

頭いい

部活はしてない

でも水泳や空手やと完璧


もう一人は

あらたゆうや

『荒田祐也』

面白い

優しい

かっこいい

部活はしてない


慶悟 祐也 桃葉 夢茄

は一年から同じクラスの仲良し4人組。


教室は今日転校生がわたしらの学年に来ると言う話題ばかり。

男子は可愛い女子がいいと言う。女子はかっこいい男子がいいと言っている。

そんな都合よくいくかい!と思っていた。しかし見事にうちらのクラス。

転校生はイケメン 爽やかって感じ。

転校生の席はまさかの・・・・。

転校生の名前は。

いせきりゅう

『井関龍』

あー暇だなぁとあくびをしながら目を覚ました。もう休み時間だった。

私の後席の桃葉が

『夢茄ぁおはよう~夢茄の隣、転校生だよ』

『えっめんどいなぁー』

そこに慶悟が来た。

『夢ドンマイ!

この俺が認めるイケメン君だよ』『えっ!イケメン』

あんなにめんどくさがっていた夢茄がやる気を出した。

キンコーン・カンコーン転校生の周りから人が離れて自分のせきにつく。転校生が自分の席につく。夢茄は、話しかけようとする。

でもよく考えたら転校生の名前知らないやっ

そう思い桃葉に話しかける。

「ねぇ!桃葉この子の名前って何?」桃葉は

「えっ!あんた元カレの名前も顔も忘れたの?」

「どういうこと?その言い方だとこの転校生は私の元カレなの?」

「うん!まぁ!話しかけたらわかるよ」

私は桃葉に、そういわれ話をやめた。

私は誰?と思いながら恐る恐る転校生に話しかけた。

「ねぇこれから宜しくね?」

転校生が振り向いた。 「えっ!龍!」

思ったことを口にしてしまった。


「その言い方は前から知ってたって感じだな」

「えっ!当たり前でしょ?だってわたし龍の元カノなの!」

「ふーん。俺は覚えてないけど?お前の名前ゎ?」

「まじで覚えてないの?」「おぅ!」

「私の名前は澤田夢茄!改めてよろしく」

「おぅ!俺は井関龍」

えっ名字が違う・・・。

前は確か・・・。

河崎だったはず。

でも本人に聞くのはなんていうんだろう。

なんか失礼って言うの?

なんだったけ。

まぁいいや!

  ☆真実★

今日はギリギリの登校だった。

チャイムがなり、先生が教室に入ってきた。皆急いで席につく。

私の横の席の龍が来ていなかった。

先生が言うには今日は休みらしい。

ってことは私部活してないし、横の席の人がその日のプリントを持っていかないといけない。

放課後になった!

桃葉と私と慶悟と祐也

で、龍ん家に向かう。

「やっとついた」

てか、こんなに遠いの?

ピンポーン

とインターホンを鳴らす

ガチャ

ドアが開く。中から龍のお母さんが出てきた。

「あら。龍の友達?」

「あっえっとプリントを持って来ました」

私は緊張しながら答えた。「上がって!上がって!」「あっはぁい」

迷ってたわたしを見て桃葉が答える。

私たち四人は上がらせてもらった。

台所の椅子に座る。

龍のお母さんがジュースを出してくれた。それを飲みながら

おばさんが話してくれた。「夢茄ちゃん。久しぶりだね。龍が転校してきたときはびっくりしたでしょ?」「はい!」

「夢茄ちゃんと別れた、数日後に私と龍と夫とで、ドライブに出掛けたの!そこで事故にあって夫は亡くなり、龍は・・・。記憶喪失になってしまったの。

夢茄ちゃんとの出来事だって、今までの友達とのことも忘れてしまったの。

それに事故にあって、引っ越してくるまえまで学校にも行かなかったの。

でも、最近の龍は楽しそうなの。夢茄ちゃん改めて接していくのは無理かも知れないんだけど、あの子を宜しくね!別に良い思い出出なくてもいいの。何かと思い出さしてあげて。」

「あの・・・。思い出ささないほうがいんじゃないんですか?」

「確かにそうかも知れないんだけど医者には記憶を戻していくのが良いって」「・・・。わかりました。役に立つかはわからないけど頑張って見ます」


 ☆過去の思い出★

私と龍が出会ったのは中学2年生の時だった。

初めて同じクラスになった。

私は凄くかっこ良い龍に引かれていた。龍も私に引かれていたいたらしい。

龍に告白されて、私の返事はもちろんOK。

そして付き合うことになった。遊園地や龍の家にも行ったなぁ~!プリクラも撮ったなぁ!

「そうだ!プリクラや写真持っていこうっと!」

「そしたら思い出してくれるかも」

そして学校へ持って行った。

龍に見せた、しかし龍の反応は薄く、表情を変えない。あれぇ?もしかして記憶が戻ってた?そう思い聞いてみた。

「ねぇ龍?あんた!記憶戻ってるでしょ?」

「はぁ?記憶って何の話?意味わかんねぇ!」

「だから!・・・・」

私が言おうとすると同時に、龍が喋り出す。

「お前が知りたがってること全部教えてやるから放課後残ってろ」

「どこに?」

「教室」

「わかった」

私は桃葉 慶悟 祐也 に帰れないと伝えた。

ついに放課後。

部活の服を着て部活に向かう人、友達と急いで教室を出る人。桃葉たちにもバイバイと伝え、ついに私と龍だけになった。

教室はシーンと静まりかえっている。

「お前の言った通り記憶は戻ってるよ」

と龍が話し出した。

わたしはやっぱりという顔をしてたら、龍はいつからか話し出した。「ここに転校してきてわかった。ここに転校してくるまえに今までのアルバム見ててお前と写ったやつがあって最初は誰とかわからんかったんだけどお前が元カノとかいったやんだけん記憶がさ戻った」「そうだったんだ」

「なぁ・・。俺がお前と付き合ってた頃に行ったデート場所とか教えてくんない」

「記憶戻ったんじゃないの?」

「そうなんだけど、お前との記憶だけ思い出せないんだ!その記憶のなかに一番大切なことを忘れてる気がするんだ」

「わかった」

そして私たちは一緒に教室を出た。

最初は出会った場所・別れた場所と次々に説明しついく。

デート場所は、次の日の放課後にした。私たちが出会って、別れた公園についた。


  ☆忘れた記憶★

私たちが出会ったのはこの公園にあるブランコ。

私は大好きだった人に振られてブランコに座って泣こうと思っていた。そこは私の何て言うか・・・。落ち着く場所!

でもそこにはある男の子がいた。その男の子も重い空気でブランコの前の柵に座っていた。

私は今日はやめようと思って家に帰った。家に帰っても気持ちは晴れなかった。だからあの公園に行った。またあの男の子がいた。私はその男の子の子のところへ向かう。その男の子こそが龍であった。龍はおさ馴染みだった子と遠距離恋愛になり彼女に彼氏ができたらしくて龍たちは別れた。だから落ち込んでいた。

2人はブランコに座り、同時にため息をついた。それが面白くて久しぶりに笑った。

そして龍から「付き合うか?」って言われて私たちは悲しい壁を乗り越えていった。でもある時に、龍から「別れよう」って言われた。その理由は教えてくれなかった。

     ★未来☆

私たちはあのときと同じようにブランコに座る。

「龍、ここが私たちが出会った場所」

「そして、別れた場所だよ」

「ここが?」

「うん!」「なんか思い出した?」「全然」

「次ゎデート場所に行こう」

「ねぇデート場所とかに行ってなんかほんとうに思い出すの?」

「わかんない」

「じゃあ。もうやめよう」龍は何も言わなかった。

そうだ!たしかあの時だってこんな風に喧嘩して別れたんだった。で別れようって言われたんだった。あの時別れてからここには来なかった。でもすごく後悔したんだ。それに、前みたいに戻りたい。そう思った。いつの間にか私はもう一回龍が好きになっていた。この気持ちを龍に伝えたらどうなるかなぁ?!

そう思いさっき言った言葉を思い出した。

たしか私はもうやめようって言った。少しでもいまつながっている。それにきずいた私は龍に・・・。

「龍さっきはやめようって言ってごめん。昔ねぇ龍と別れる前私たち喧嘩してたんだ。それで別れて、すごく後悔したの。次いくデート場所は本当にデートしよう!つまり私たちもういっかい・・・・」

私が戸惑っていると龍が喋り出した。

「夢茄!好きだからこんな俺と付き合ってくんないかなぁ」「えっ!龍?えっ?龍も?」龍も同じこと考えてたんだ。

「私も龍が好きだよ。私と付き合って下さい」

「まじでぇ!」

「うん」

その日はもう帰った。

~次の日~

今日は初デートした場所に行く待ち合わせはあの公園。

待ち合わせの時間まであと30分。早く来すぎちゃった。それから20分くらいたって龍がきた。「あっ龍!」

制服とはまた違うからつい見とれちゃう。

そして初デート場所遊園地に向かう。ジェットコースター、お化け屋敷とあっと言う間に今日は終わった。

次いつ遊ぶかと私は浮かれていた。それを龍にメールする。しかし返信は返って来なかった。私は龍に電話してみた。すると聞き覚えのある声がした。

「やぁ~。久しぶりだね。もう待ちくたびれたよ。夢」

「慶悟?どうして慶悟が龍の携帯に出るの?」

「俺の名前は竜崎慶悟だったって言ったら正しいかな」

「竜崎慶悟?竜崎慶悟?あの昔はおデブの性格悪の?」

「うん」「なんで?なんで龍の携帯に慶悟が出るの?」

「こいつ龍は俺のかぁさんを奪った」「えっ?どういうこと?」「俺の母さんは龍の母さんと俺の父さんが不倫してたそれを知っていた母さんがストレスのたまりすぎで病気気になって死んだ。それをいいことに龍の母さんと結婚したまぁ龍は悪くはないけどなんとなく」

「なんとなくって龍にやめてよ」

そして電話は切れた。

また電話がかかってきた。それは龍のお母さん。

(はいもしもし)

【夢茄ちゃん?龍が倒れていま病院にいるの来てくれないかな?】

(はいわかりました)

そして私は準備して急いで部屋を出た。

そして龍のいる病室についた。

コンコン

どうぞとなかからお母さんの声がした。私は中に入った。龍は目を覚ましてりんごらしきものを食べていた。龍はおぅ!っとこっちに目を向ける。そして龍は龍のお母さんに「母さん夢茄と2人にしてくんないかな」

「わかったゎ」

「じゃあ夢茄ちゃん何かあったらナースコール鳴らしてね」

「はい」

それだけ言うとお母さんは病室を出て行った。

「夢茄俺全部思い出した」 「えっ?!」

「俺とお前が別れた理由はあの慶悟に別れなくちゃ夢茄に何かするって言われてたんだ」

また龍とデートする約束をした。今までとは違う2人がいまここにいる。新な明日に向かって歩みだしている。何年後だって私たちは一緒にいる。例えまたどっちかが記憶喪失になっても・・・。 デート当日♪

私は浮かれお母さんに行って来まーすと玄関から叫び玄関のドアを開けた。そこには遅ーせって顔してる龍がいた。「龍?!何時からいたの?」


「さっき来た」

そして龍のバイクに乗りデート場所に向かう。

今日は海辺に行き、買っておいた花火をする。

海辺に着いた。

私はバイクを降りて海に向かう。靴を脱いで海に足を入れる。気持ちぃ~。

龍の方をみるとこっちを見ながら笑っている。

「何?」

「いやぁ懐かしいなぁと思って!」

「えっ?」

「前もここに来たじゃん!そんときはさぁワンピースきてサンダルなのに走り間わって転けて大変だったじゃん!覚えてないの?」と龍は笑いながらいった。

夜になり花火をしながら私は伝えたくなった言葉を口にした。

「龍。大好きだよ。例え例えまた記憶喪失になっても思い出さしてあげるから。」

「夢茄?俺だって夢茄が大好きだよ。夢茄俺と付き合ってくれてありがとぅ。夢茄キスしていい?」

「えっ?ちょっと待って」「嫌?」



「嫌じゃないけど」「じゃぁいいじゃんか」

「えっ?」

龍は私に顔を近づけて来た。

そしてゆっくりと龍と私の唇が触れた。私はそっと目を閉じた。

大好きだよ龍。

何年たっても。

約束するよ。

    ―ENDー

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