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〜ある日の記憶〜

 20XX年 7月某日


「鈴木〜!」学生服の少年が教室のドアを開ける。空き教室の隅で鈴木と呼ばれた少年は椅子に座って雑誌を読んでいた。

「あ、それ今月のやつ?ちょっと貸してよ」

「今読んでるから、一緒にならいいよ」

 隣の席からイスを持ってきて机に置かれた雑誌を眺める。

「良いよな〜VRFD3」

「ああ、俺もフルダイブして〜」

「4組のさ、小林っているじゃん。持ってるらしいよ」

「マジか!羨ましいわ〜。さすが親が車メーカー役員、金持ってんなぁ…」

「でもあんなの買ったら学校来なくなるわ」

「それな!卒業できる自信無し。引きこもりになるわな!」

「次のページいこうぜ。なになに…来年発売が噂されるビッグタイトルを特集」

「ドラゴンブレード3、アーカブルマイル、カスタムタウン、青空を駆けるライネ、ソニックメーカー2、ラストダンジョン、ゾンビエスケーパー隼、ダーク&ダーク……」

「やりたいゲームいっぱいあるけど、金が無ぇ!」

「お年玉次第ってとこか…」

「これとか本当に出るのかね?」

「結構昔から出る出る言ってるけど、新情報も出てこないしね」

「完成する頃には次世代機なんじゃね?」

「大いにあり得る」

「だよな!あ、この前さ……」



―――続く。

 

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