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〈俺〉という存在ー自我に目覚めよ

作者: がっくん

〈俺〉は何者なんだ

今こうしている間にも〈俺〉は存在そのものを疑っている


〈俺〉は政治家なのか?

政治家としてこの国の腐った政治を変えたい

〈俺〉は宗教家なのか?

宗教家としてどこかの国の苦しんでいる人たちを救いたい

〈俺〉は外交官なのか?

外交官として世界中の混乱を解決したい

〈俺〉は考古学者なのか?

考古学者として忘れられた歴史を発掘したい

〈俺〉は音楽家なのか?

音楽家として新しい音楽の波を起こしたい

〈俺〉は美術家なのか?

美術家として美術界に新しい流れを引きおこしたい


それどころか〈俺〉は何者でもなかったのだ。

一体〈俺〉は何なんだ?


〈俺〉は文学者だ!

文学者として言葉で表現していくしか道はない!


〈俺〉は役者だ!

役者として演技で表現していくしか道はない!


〈俺〉は活動家だ!

活動家として社会を変えていくしか道はない!


〈俺〉は冒険家だ!

冒険家としてまだ見ぬ所を探検したい!


〈俺〉は哲学者だ!

哲学者として人間のあるべき姿を模索していきたい!


しかしながら今の俺はその末端に過ぎない

末端から脱してありのままの自分でいたい!

大勢に埋もれているままでは駄目なのだ!

そのためにも己の殻を破らなければならない


いつまでも惰性を引きずるな!

自分自身を痛めつけるのだ!

時は刻々と過ぎていくのだ!


時間がない。

一刻の猶予も許さない。

一年一年と経っていくうちに年もとっていく。

何が何でもしょぼくれた老人だけにはなりたくない。

何もしないままで生きる屍になんかなるもんか!


一歩踏み出すだけでもいい

どんな些細なことでもいいから動き出そう!


〈俺〉は〈俺〉

〈自分〉は〈自分〉

〈あなた〉は〈あなた〉なのだから



この詩を執筆した契機として僕自身〈政治家〉や〈宗教家〉として混沌した世の中を変えていきたかったし、〈音楽家〉や〈美術家〉として新しい芸術の流れを創造していきたかったけれども現実はそうはいかない。

世の中はますます混迷の一途をたどっていきますし、自分自身が新しい芸術の流れを作っていくこともできません。

また僕自身今年で30歳になりますが本音はというと10代~20代のうちに世に認められたいという願望と年をとっていくことの恐ろしさや老いへの不安との狭間で非常に緊張しています。

そのために精神状態も非常に不安定です。

しかしながらいつまでもそんな状態でいるわけにはいきません。

〈今までの自分自身の殻を打ち破ること〉や〈自分自身のアイデンティティを確立すること〉が大切なのです。

そのためにも〈自分自身はどんな存在なのか〉さらには〈自分ばどう生きて生きたいのか〉を問いかけていくことの重要性を敢えてこの詩で声高に訴えます。 

そして些細なことでもいいから自分を変えるために行動していきましょう!

〈自分〉は〈自分〉〈他人〉は〈他人〉

〈あなた〉は〈あなた〉なのだから。

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