とある人物のつぶやき
掲載日:2016/06/14
ものすごく短いです。
私は、ごくごく普通の人間だ。
この地球上に何億といる人類の一人で、何のへんてつもない存在。
格別に優れているわけでも、劣っているわけでもない。
目立った特徴も何もない、平凡な一般人。
例え、私が今死んだとしても、風は変わらず吹くだろう。
朝が来て、夜になり、時は止まらず流れる。
木々は緑で、山は高く、雨の降る日は雨が降り、晴れれば陽光が降り注ぐ。
私一人の存在がなくなったからといって、変わるものは何一つない。
大地は崩れないし、海は割れたりしない。
空は青く、墜ちたりしない。
世界が終わりを迎えるなんて事態になることもないのだ。
……私は、それがとても嬉しい。
本当に、嬉しい私だった。
物語のプロローグみたいなものですが、本編をいつ書けるかわからないので、ちょこっと先に出してみました。
もしも本編を連載できるようになれば、削除してそちらに載せる予定です。
いろいろ空想をお楽しみください。




