表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ほしくずのひかり

作者: 碧衣みん

1.ほしくずのひかり

色々なことを諦めて、くたびれて、小さな光になったとしても。


小さくなって眼では見えないくらいになっても。


ここにいることを少しでも覚えていて欲しくて

少しでも長く輝き続ける。


私はそんな小さい星屑を見上げて、

自分とは正反対で懸命に光るそれを見て

羨ましくなった。


自分も諦めていなければ見てくれる人がいただろうか。


飲みかけの缶コーヒーを一気に飲み干し、

吸い殻を捨てた頃にはその星は眼では見えなくなってしまっていた。


「さ、残りの仕事も頑張ろう」


諦めたものをまだ後悔している自分に向かって戒めの一言を投げかけ、自分のオフィスへと足を運んだ。

随時更新予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ