母に贈る詩
新しいことに挑戦する母に、何か出来ることはないかと考えて打った詩です。
完璧な自己満足です。
新しいことに挑戦する貴女へ
挑戦を決めた時から
出発の今日まで
私は貴女に何も出来ませんでした
反抗的な態度や
つっけんどんな物言い
そんなものしか
ぶつけることが出来なくて
馬鹿みたいですね
だって
急に広くなった我が家を見て思うんです
そうして寂寥感に駆られるんです
ああ、貴女は私にとって大切な存在だったのだと
今更ながらに知って
だから
こんな馬鹿な私のために
早く帰って来てください
最短の時間で
けれど
意味を間違えないで
最短は諦めて引き返すことでなく
目的を達成してからすぐに戻ってくること
途中で諦めるなんて
今まで貴女を支えてくれた大勢の方々に
失礼ですよ?
我が家の家訓を覚えていますか
最後まで諦めないこと、
でしたよね
私もそれを貫きます
なので
貴女も負けないで
弱気にならないで
全てのことに意味を見出だそうとしなくてもいいから
些細なことに囚われないで
貴女が今日まで
あらゆる努力を重ねたこと
それだけで充分
行くななんて誰も言わない
もう向こうに着いたようですね
先程電話をいただきました
頑張って
とは私は言いません
そんな無責任な言葉
言ったりしません
大丈夫
私たちは家族です
家族で闘っています
負けるはずがないのです
一緒に勝ちましょう!
そして
また笑いましょう!
貴女の笑顔が
貴女を支えてくれた人への
恩返しだと信じて
貴女の最愛の娘より
ここまで読んでくださった貴女に心からの感謝を。
ありがとうございました