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王の話  作者: MIST
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第一話

この世界では、魔法とか剣とかは憧れの対象だったり、嘲りの対象だったりする。現実にないからこその事だ。

ただ、これから身に降りかからない事かと言われれば、降りかからない事だと言ってしまうあたり、僕らは当たり前の人間のように、想像力に欠けていた。

僕らに与えられていた情報はごくわずかだった。

日本国民の学力と体力を測定する。

ただ単に測定するのは日本の平均値を出したいためだけなんだろうなとだけしか考えられなかった。

それしか前兆がなかったからだ。


「同じ国土で、同じ思考性のある人間10人が欲しい」


そのためだけにソレは作られた。

‡†‡

測定期間は明日まで。

昼に起きて、パンの上にブルーベリージャムを塗る。

僕の両親は測定日の当日に行った。2コ下で中学生の弟は昨日行ってきたか。

測定期間が終わって3日間は帰れないという話だ。

こんなことをやって学校を休めば学力も下がるだろうに。まったくバカげた話だ。

一年ほど前に馬鹿でかい建物ができたと思ったら、国民の義務とか言って、学力と体力をはからされる。二年に一度、最長一週間と3日間は拘束させられる法律が出来た。

今回が第一回目。僕の友人は面倒くさいからとか何とか言い、物陰にかくれて過ごすらしい。

僕も行かないでおこうかとか思っていたが、まぁ、この一週間することもなく食べ物も変わり映えしなく。

はっきり言って暇になってきたので、今日これから行こうと思いなおしている最中だった。

テレビをつけても何も放映されず、店に行っても誰もいない。というか、はいれない。

誰かと話したくても、みんなあの建物の中で、携帯はつながらない。

まったく、退屈な毎日だ。

†‡†

学力テストの最初は数学だった。

問題用紙を見て、僕はバカらしく思った。何が悲しくて一桁の足し算をしなければいけないんだ。

溜め息しか出ない。

最後の方の問題は難しすぎる。

中盤の、授業でならったばかりの問題だけを解いた。2、3問だけでやめた。

国語も理科も社会も全て、自分が理解しているギリギリの問題のみ答えた。それ以外は何も触れなかった。

こんな事で果たして本当に平均値が出るんだろうか。甚だ疑問だ。まぁ、自分には関係ないが。

体力測定は、適当にやった。


それが、間違いだった。


測定が終わり、測定期間と3日間が過ぎるまで狭い部屋で待つことになった。

2畳くらいしかないようなスペースで、外には一切出られなかった。囚人扱いより悪かった。

食べ物はメニュー表があって頼めるので、家にいた時よりは豪華だった。不自由ではあるが。

そして、測定から3、4日経って、急に部屋のテレビが付いた。

とりあえず、驚いた。

テレビの向こうのおっちゃんは、見覚えがある。というか、日本国民全員が知ってなきゃならない人物だった。

「君たちは選ばれた」

にこりともせず、しんみりともせず、彼は淡々と言う。

「下にある引き出しから腕輪を取り出し、付けてもらいたい」

彼は数秒黙った。

その間に、引き出しから輪っかを取る。灰色で、赤い不思議な文字が彫られていた。

とりあえず、はめてみる。あまり似合わない。

「付けたら少し待っていて欲しい。君たちが、世界を救う英雄となるのだ」

言い終わった直後、テレビが消えた。

真っ黒な画面の向こうに、自分の間抜けな顔が映っていた。

「……英雄?」

なんじゃそりゃなんて言いかけた。そして、本当にテレビが消えた。

†‡†

「くじ引きで決めよう。当たった国は、どの国でも10人を選出する。選出の仕方は、言った通りだ」

「だが、何故言いなりにならなければならない」

「人は、強い人間に支配される。彼らの“実力行使”によって10名の犠牲ですむものを、百や千にはさせたくない。私たちにできることは少ないんだ。…さぁ、くじを引こう」

†‡†

テレビが消えた。

わけがない。

「………は?」

人が急に現れた。わけでもない。

一瞬だけ、静まり返った。

そして一斉に驚きの声を上げた。

「な、なな何なのここは?!」

「てか誰あんた!」

「はー?!」

「ここどこっ!!」

口々に叫ぶあたり、僕も彼らも同じ境遇なのだろう。

汚れが目立った白い壁で覆われた広い空間。体育館の半分ちょっとくらいだと思う。

その場所には、二十数名の日本人がいた。

それと。

「…話がちがう……」

上に、何十名かの外国人。

というより、変な人。日本人でないのはわかるが。

「なんでこんなに多くが来るんだ…?」

上の人はとても戸惑った顔をしている。まぁ、戸惑っているのは下も同じ。

テレビが消えたと思ったらここにいた。そりゃあ驚くだろう。

「あ、(れい)!」

自分の名前を言われて、振り向いた。駆け寄る男に見覚えはある。

大いにある。

「……鉄也?」

測定を受けないと言った、あの親友だ。

「な、なぁ、ここどこなんだ?

菓子くってたらいきなりこんな所だしさぁ…。しかも上にいる奴ら外人…だよな。何か言ってるけど言葉わかんねーし、英語でもなさそうだし」

「…は?日本語話してるだろ…?」

途端に、親友の表情が固まった。

何言ってんだてめぇと言わんばかりの顔だった。

今も尚、上の人は話をしている。とりあえず始めようだとか、あの星の人間に抗議をだとか。

それら全て流ちょうな日本語として聞こえた。

あんな髪の色や目の色をした人が日本語ペラペラなのは変な感じだが。

ふと思って、腕輪を外した。

……外国語。

どこの国かはわからないが、日本語でも英語でもない言葉に聞こえた。

はめなおす。

「…えーと」

心の奥底では、この腕輪が通訳器なんだ。わぉ、すごい!なんて言っているが、頭が否定している。そんな都合のいい話があってたまるかと。

とはいえ現実にこうあるわけだし。

…なんて言えるほど、頭はやわらかくない。

「ここは何なんだ?!」

「だから俺だって知りてぇよ!」

周りのみんなのように慌てながら叫んでみた。

夢だったらいいのに。

と、小説で読んだ事がある。

異国につれてかれた人(しかも何故か日本人)が、これは夢、そう夢なのよとか何とか言っていた気がする。

…こんなにはっきりとした夢があるもんなのかな…。

そう考えて、そういう夢もあるのかもなぁと思ってきた。

思いたいと願った。

‡†‡

「諸君」

上から大きな声がした。拡声器でも使っているのか、バカでかい。耳を塞いでも聞こえるかもしれない。

「君たちは選ばれた」

どこかで聞いたことのある言葉を、老人が言った。

探してみると、少し遠い所にいた。数人の黒服の人に囲まれた、偉そうな人だった。

手に拡声器はなく、顔の数十センチ前方に緑色の玉が浮いているだけだった。

最初は、顔に変なのが付いているとしか思わなかったが。

…………。

変な世界だ。

考えるのも、面倒だった。

彼の腕には通訳器らしき腕輪がある。まぁ、だからだろう。

「あの人、日本語しゃべった。すげーうまいな」

なんて、親友がはしゃいでいた。

「これから君らには王と共に旅に出てもらいたい」

一方的に告げる老人。途中まわりから非難の声などがあがったが、老人の声量によってかき消されてしまう。

「王と言っても、将来王になる予定の者だ。王になりたい者は君たちの中からだれか一人をパートナーとして選び、共に旅たつ。そして、試練を乗り越えこの国の王となる。君たちには、その手助けをしてもらいたい」

両手を広げ、声高らかに言う。

あんまり大きな声を出さなくても、耳に痛いほど良く聞こえるんだから少し抑えてほしいものだ。

「だが、旅に行くのは10名ほどで良い。他はここに残るが良い。さぁ、王になりし者よ。彼らの手を取り王となれ」

僕を取り残してった話は終わり、上から拍手が舞い降りた。

僕たちはただ、なるようにしかならなかった。

‡†‡

「君、私と共に行きませんか」

「どうだろう、王の側近にならないか?」

「剣は扱えるか?」

「銃の使い方は知ってるか?」

「魔法は……え?君の国では魔法はないのか」

「私は王になれると思うか?」

「さぁ、共に行こう」

ナンパか?

全てに首を横に振り、白い壁際に逃げてきた。大きな道を歩いてたって、こんなに好意的な声をかけられた経験はない。

親友はというと、

「興味ない」

とか言って、女の子を口説きに行った。もちろん日本人相手の。

僕だってそんな変な事に巻き込まれたくはないし、ここにいてもいいならじっとしていた方がいいかもしれない。もしかしたら元の場所に戻してくれるかもしれないだろうし。

「君、いくつ?」

だからナンパか。

「旅に付き合うつもりはありません」

「つれないなぁ」

困り気味に笑って、僕の隣に立つ。

ナンパ集団の服装はみんな似たり寄ったりで、(かわ)か鉄の鎧に、剣等の武器を持っていた。

彼は革で剣だ。背は羨ましいくらいにある。

「君らの国は、世界を救ってやろうっていう人はいないのか?」

「王がいないと世界は滅びるんですか?」

「滅びるよ。この星が粉々になってね」

常識が一切通用しない。

自分がいた国でも、王がいないと滅びる星なんて聞いたことがなかった。王がいそうな星は、地球しか知らなかったけれど。

「大変そうですね」

「なぁ、俺と一緒に」

「嫌です」

しばらく沈黙が続き、

「どうしても?」

「どうしても」

面倒事には関わりたくない。

こんなに人がいるんだ。10人くらいは行きたい奴がいるだろう。

魔法と剣に憧れる人は割といる。

ゲームしてる奴だって、漫画や小説を読んでる奴だって。

でも…僕だってゲームをしてないわけではないが、それはあくまでゲームであって、現実になればいいのにななんて思ったことは一切ない。テレポート(瞬間移動)を覚えられれば便利だなぁなんて、はじめて今日思ったけれど。遅刻もしなくて済みそうだしさ。

彼は数秒こちらを見ていた。とても残念そうにタメ息をついた。

「結構、好みなんだけどなぁ」

変態だったのか。

「考えなおしたら、声かけてくれよ」

絶対にない。

背の高い彼は、次を目指して去って行った。

夜がきた。

†‡†

何人かが消えた。

親友はまだいるみたいだけれど、確実に何人か少ない。

パートナーが決まって、出ていったのだろう。物好きな人だ。

そして僕はというと。

「考えなおさない?」

例の変態の彼につきまとわれていた。

「安心して下さい。旅をしてみたいと思っても、相手にあなたを選ぶことはないですから」

「冷たいなぁ」

苦笑する。

彼は長めの金髪で、目は赤かった。赤い目は、何だか変な感じがする。

「俺、結構タイプなのに」

「僕にそんな趣味はありませんっ!」

「夜だから静かにな?」

小さく笑って、彼は僕の頭を軽く叩いた。

からかってるだけなのか、本気なのか。

僕としては前者でも後者でもあってほしくない。

「一緒に旅をしないか?早くしないと期日を過ぎる」

「いつまで?」

「明日の朝」

それはいい。

あと数時間、彼の話をそらしていけばいいだけなんだから。

「それじゃあ急いで探せば?他の人を」

「えー」

えー、じゃない。僕だってえーって言いたいよ。

「だってみんな陽気すぎるんだもん」

それはタイプじゃないと言う意味か。

話したくないなと思いながら、前を見る。寝てる者もいれば遊んでいる者もいる。必死に旅に出ようと声をかけている者もいる。

「この数十人はどうやって選んだ?」

知らないよと言おうとして、彼の真剣な目を見た。

赤い目だった。

言葉が詰まって、また前を向く。

そういえば、どうやって選んだのだろう。

「…前日に学力と体力をはかられた」

「じゃあ、最低の数値の者を選んだのかもなぁ。10人他国に差し出さなきゃならないのら、のちのち必要のない10人を選ぶに決まってるからな。この国に思い入れがない以上は」

そう言ってから、

「てことは、君はバカ寄りなんだな」

なんて陽気に言い出す。

「平均以上はあります。テストは適当に答えただけです」

ムッとして言い返す。

そう言ってから、だとしたら。

あれが分かれ道だったとしたならば、本当に頑張って答えればよかったと思った。

あんな事で人生が変わるなんて思ってなかったし、こんな事になるなんて考えられるヒントなんてどこにもなかった。

後悔しても何も始まらないというけれど、後悔している。そしてしばらく立ち直れない。

多分、今の僕はとても泣きそうな顔をしているのかもしれないし、真顔なだけかもしれない。真顔だったらいいんだけどな。

ふさっと、布がかけられた。

「……は?」

「寒くなるからかぶっとけ」

そう言って、彼は布ごしに頭を軽く叩いた。

別に寒くはない。

寒くはないが。

「……ありがとう」

涙声になってないかだけが不安だった。

‡†‡

「で、ダメか?」

「……」

早朝。というか、まだ外は暗い。

というか。まだ寝てから1、2時間も経っていない。

「…うせろ」

低く言って、再び横になる。

それをゆさゆさと、丁寧に揺らしてくれる。

「旅は楽しいぞ。手は出さないと約束するから」

「そんなやましい考えをしている人にはついて行きません」

布をはがそうと引っ張る彼に対し、僕は全力をもって布を守った。寒い。そしてねむい。

「頼むよー。な?」

耳元で声をかけられたくない。

「むー…まだみんな寝てるだろー?」

「期日までもう時間がないんだよ」

「そこまでして王になりたいの?」

はやくどっかに行ってしまえ。そして、今すぐ眠りたい。

布に顔まで潜らせる。本当に寒く感じた。

「なりたいよ」

真剣な声がふってきた。

「ならないと、殺されてしまうし」

眠気はとんでいた。

「…何で?」

横になったまま、顔だけを向けた。

自分をみおろしている赤い瞳は、声よりかは優しく穏やかだった。

「まぁ、君にとっては関係のない話だろうけれどね」

そう言われて、その話を終わらされた。終わらされたくない内容だった。

「聞かせてよ」

「ヤダ」

にっこり言われると、余計に聞きたくなった。

「聞かせてくれないと、旅には絶対に行かない」

「言ったら行ってくれるの?」

そう言わると。

とても困る。

でもまぁ、暇なんだ。そう、暇だったんだ。

誰もいない一週間も、狭い部屋での3日間も。

とても暇だったんだ。

流れに流されたままは暇すぎて、だから結局最悪な方向に流されたんだ。

旅に出るのが凶で、残るのが吉だと誰が言ったんだろう。

ここに残って後悔はしないだろうか。

ここから出て後悔はしないだろうか。

「旅に出たら、僕はどうなるの?」

きっと、不安げな顔をしてたに違いない。

彼は優しそうな顔をする。大丈夫だよという顔をする。

「俺に守られながら、歩くだけだ」

「退屈しない?」

「歩いていることが退屈な人間はじっとしていた方が楽しいかもしれないけれど、じっとしていることが退屈に感じる人には旅は楽しいものになると思うよ」

僕はわりと一般人だ。じっとしていて暇にならないわけがない。

「じゃあ教えてよ。聞かせてくれたら旅に出てもいいよ」

ちょっとした気の迷いと、好奇心が勝ったのかもしれない。

「…そっか」

彼はありがとうと言った。

僕らはパートナーになった。

†‡†

その街では、殺人は合法だった。

殺人をした人間を恨んで、その人間を殺した場合のみ死刑を言い渡された。

そんな街があるんだよと言われた。

悲しい顔をしていた。

王になれば罪は消される。王になればそんな法、変えられる。

そう、真剣な顔で言われた。

‡†‡

彼は紙に見慣れない文字を書いた。

「君も、ここに名前を書いて」

漢字で良いのだろうか。

「文字、違うと思うけれどいいの?」

しばらく考えて。

「ああ、異国じゃあ使う字も違ってくるか。そりゃそうだよな。

じゃあ、名前は?俺が書くよ」

聞かれたので答えようとして。

少し理不尽さにムッとした表情をつくる。

「人の名前を聞くなら、先に名乗るのが常識だよ?」

言って、にんまりと笑う。彼もつられて笑顔になった。

「それもそうだ。俺はキリト。キリス:リトナ:トリナだ」

変な名前だ。

「僕は大月(おおつき)怜。怜って呼んでいいから」

「レイね。変な名前だな、そっちの国は」

さらさらっと、紙に書いた。ここで期日は終わった。

「なぁ、旅に出る前に鉄也……僕の友達に会いに行ってもいいかな?」

「ん?いいぞ。友人さんは旅に出なかったんだな」

「うん。行かないって言ってたし」

そして、戻った白壁の部屋には、誰もいなかった。

†‡†

「とりあえず、処分した」

答えは、それだけだった。

「……は?」

理解するのに時間がかかった。理解できて、理解できないフリをした。

「彼らは不要だったから、片付けた。我が国に要らぬ存在だったからな」

国に戻してくれるのではないのか。

勝手に呼びつけて、勝手に殺すなんて。

頭がおかしい。

間違っている。

「10人で良いと言ったのに大量に送りつけてきた向こうが悪い。どうせいらないから送ったのだろうが…こちらとしても必要以上はいらないのでね」

手が震えた。手だけではなく、体すべてだったけれど。

本能まかせに動くのは実に簡単だった。

彼の剣を奪って引き抜き、老人に向けるだけでいい。

きっとその間に、黒い服の奴らにおさえられるか殺されるかするだろう。そこまでバカではない。

単に臆病なだけかもしれない。

「さて旅人よ。王になるために、行け」

その言葉を残して、去って行った。

その背に、僕は心の中で十二回斬りつけていた。もう手は届かないのに。

肩に、手が乗った。

「俺はこの国を変えたいんだ」

僕は何も答えられなかった。

唇を噛むのに、精一杯だった。

僕らの旅はここから始まった。

こんな所から、始まった。


[次回予告]

次回はレイちゃんをどうやって口説くかが重点となる。

夜に忍び込む俺。悲鳴を上げる彼。そして深まる愛!(どかっ)がはっ。

えー。失礼しました、大月怜です。あの変態さんはほっといて下さい。

さて次回は謎の少女が…。え?文字数もう終わり?

あ。じゃあ、次回もよろしくお願いします。(礼)

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