ちいさな夏
こんにちは。
「神様からの贈り物」シリーズが100アクセスを突破したので、それのプチ記念作品です。
あまり話すとネタバレになってしまうので、後書きで書かせていただきます。
それは、どうぞ。
暖かい風を体いっぱいで受け止め、私は空を仰いだ。
真っ青な大空。大きな入道雲。明るいお日様。
今日も皆は私の事を見てくれるのかしら。
不自由なく育った私。美しい体は、皆を魅了する。
その辺の雑草なんてメじゃないわ。
今年の夏は、私が主役なのよ。誰より綺麗になって、皆を笑顔にさせるんだ。
今日も眩しく咲くひまわり達は、綺麗になろうと、我先に太陽の光を浴びる。
彼女たちは気づいて居るだろうか。
周りの雑草の養分を吸い付くし、そのお陰で自分が育っている事を。
そのせいで、儚くも綺麗に咲くはずの雑草は、枯葉となって彼女達を見上げている事を。
読んでくださり、ありがとうございます。
改めましてこんにちは。
さて、タイトルを見て、気付いた方もいらっしゃるでしょうか。(いたら嬉しいな)
「ちいさな春」の続き!?…という訳ではありません。
植物目線を書くに辺り、今度は主役格のお花を書いてみたくて、ひまわりにした結果、このタイトルをつけました。
いやあ、シリーズものになりそうですね(汗)
前書きでも書きましたが、一応、「神様からの贈り物」シリーズの100アクセス突破のプチ記念で書いた作品です。
明るい作品を書けば良いものを、なんだか暗い結果に…
どうせなら、「きみ」と「私」の短いお話でも書けば良かったですかね。
ですが、嬉しいときだからこそ、こうやって縁の下の力持ちが居る、という話を書いてみたかったので。
私が今こうして小説を公開できるのも、友人の支えとアドバイスがあったからこそ。
そして、今私が小説を書こうと思うのは、皆様の応援があるからこそです。
本当に感謝しきれないくらい。
それでは、ありがとうございました。
今後ともじわじわと頑張って行きます。
感想・アドバイス等ありましたら、よろしくお願いします。




