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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

ミート・アンド・グローリー 〜王都片隅の肉屋、かつて英雄〜

王都の中央市場──通称“百貨の腹”
あらゆる物資と欲望が集まるこの巨大な生き物のような場所に、一軒の小さな精肉店がある。

店の名は《ドンネル屋》
誰もが名を聞いたことはあるが、誰でも品を買えるわけではない。
なぜなら、そこに並ぶのは──“他では捌けない肉”だけだから。

店主の名は、バルク・ドンネル。
かつて魔境を渡り歩いた歴戦の冒険者にして、
左目に魔石の義眼《観肉の眼》を宿した、静かなる解体師。

その義眼は、肉の繊維、魔力の濃度、血の滞り、部位の相性……
“肉に刻まれたあらゆる情報”を映し出す。
それは、誰よりも正確に「命を食材へと還元する」力だった。

ギルドで断られた巨大魔獣。
誰も手をつけたがらない異常個体。
市場に流通できない未認可種。
──そうした“余りもの”たちは、バルクにかかれば極上の一皿へと変わる。

刃を研ぎ、眼を凝らし、黙して肉と向き合う。
それが、彼の戦いであり、祈りであり、日常だった。

これは、
王都の胃袋を支える、ひとりの肉屋の静かで確かな物語。
《ドンネル屋》──それは、ただの精肉店ではない。
赤い瞳は肉を識る
2025/03/30 10:51
第8話:一人で足りる日
2025/03/30 11:55
第10話:トネリ、走る
2025/03/30 12:10
第11話:肉は嘘をつかない
2025/03/30 12:14
第15話:静かに回る歯車
2025/03/30 13:06
第16話:トネリ、止まらず
2025/03/30 13:09
第20話:忘れない皿の匂い
2025/03/30 18:52
第51話:皿に、まだ届かない
2025/03/31 21:15
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