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善蔵を思う  作者: 橋本健史
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善蔵を思う(四・最終回)

最終回です。

 余談である。蛇足である。

 葛西善蔵は「雪をんな(ニ)」で、「雪をんな」の作品背景について次のように説明している。「空知川の上流ぱん溪川より溯つた百個村それから深山五六里を雪の山路をは入つたやうなところを、背景にした」。「歌志内から雪の山越えをして、また吹雪の中を歌志内まで帰ってきた」。

 当時、歌志内から山越え→赤平・空知川左岸→渡船で空知川右岸(百戸)→芦別・下班渓(常磐町)という開拓道があった。降り積もる雪が股まで達し、少年の日の善蔵が命がけで越えたこの歌志内-赤平の雪道は、遡ること10年、すなわち国木田独歩(1871年~1908年)が1895年、新天地を求めて「空知川の岸辺」を目指した熊笹の道である。詳しくは拙稿「空知川の岸辺の憂鬱」をご参照下さい。

https://ncode.syosetu.com/n6659im/

本雑文の考察の舞台ともなっております北海道の空知地方の美しい自然を背景にした小説「カオルとカオリ」をセルフ出版(ペーパーバック、電子書籍)しました。ティーンエイジャーである2人のカオルと1人のカオリが織りなす四つの物語から成る連作形式の作品で、青春の希望と蹉跌、愛と孤独、死などをテーマにしています。第一部の「林檎の味」はこちらで公開しています。

⇒ https://ncode.syosetu.com/n8436il/


ご興味をお持ちいただけましたら、購入をご検討いただけますと幸いです。

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なお、電子書籍版(kindle版)につきましては無料キャンペーンを実施いたします。適用期間は2023年12月23日(土)17:00~25日(月)16:59となっております。

是非この機会をご利用下さい。

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