表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/55

3

レッサーパンドラゴンに追いかけられてるなう。


「なんて軽口言ってる場合じゃないいいいいいっ」


全速力で走る。

基礎体力強化の魔法使えたら楽なのに。


「ひぃいっ」


子供なら容易に潰れそうな岩が飛んできて、それを必死に躱す。


魔法使えたらなあ?!


「そういえば魔法……」


ウィンドウが開けないことに動揺して、魔法のことをド忘れしていた。

ウィンドウ開く=魔法使用だったから、使えないものかと思ったけど、これがリアル重視なゲームなら、感覚に頼った魔法の使い方もあるのでは?


「わあっ!?」


考え事してて、危うく踏み潰されそうになる。

ただ走るだけでは、ここを自分の庭としているレッサーパンドラゴンに追いつかれるのは当然のこと。

このままでは死ぬのは時間の問題。

試してみるしかない。


「できるかな……いや、やるしか、ない!」


魔法とは、体内に巡る魔素を魔力に変換し発動する。

よって、血の巡りのように体内の魔素を感知し、そしてそれを魔法として発動するには想像力や感覚が大事だ。

しかも、その流れをこの逃げながらの状態でこなすには……少し難易度が高いが、


「燃える!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ