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出すことができれば、しまうこともできるはず。
そう思って、同じ感じでしまってみる。
「できた……」
こうなると、いろいろ試してみたくなるのがゲーマーの性。
でもこれ、アイテムボックス要らなくなるか?
こっちの方が何があるのか、どうなっているのか確認ができる。便利だ。
魔法見てみるか。
「なになに……」
・闇魔法アイテムボックス
異空間を創り出し、物を収納できる。
生きた人物、魔物は収納不可。
外と時間のズレはあるが、時は進んでいる。
時が進むってことは、傷んだりするってことか……これはこれで使えそうだな。
というか、魔法一覧で使える魔法が見れる上に、効果も見れるのは便利だなあ。
ウインドウ魔法、すごいなあ。
「あとは装備品もかな」
初期装備だと心もとない。
ゲームなら制限かけて縛りプレイできるけど、現実でそれやると命に関わる。
よっぼど余裕がある時でないとできない。
「着替えとか欲しいな……」
装備もいろいろ集めたものだ。
本来男アバターで遊んでいたため、装備は男性用が多いが、この現在の姿での女性アバターで遊ぶためにも課金しまくったものだ。
下着から私服、防具にアクセサリーまでできる限り集めた。
男性アバター時ほどではないが、それなりにクエストこなしたりと遊んだから報酬装備もある。
「今や実際に着ることになろうとは……」
現実は小説より奇なり?