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日が落ちたところで子供達を返し、後片付けしたのちに建物内に入る。

布団まで用意してくれて、感謝だなあ。


「……」


今日を振り返る。


ここはゲームなのか、リアルなのか。

目が覚めたら突然この世界にいた。

眠る前までやっていた、VRMMORPG【ラブ×ファンタジー】に酷似した世界だ。


ウインドウが出ないから、ゲームの中ではないと思うんだけど、リアルにしては元の世界とは離れすぎていて実感が湧かない。


魔法にしても、魔物にしても、ラブファンの時と同じなんだよなあ……変わってるとしたら感覚?質感?


マップはシステムからではなく、魔法の1種になっていて……


「ん?」


マップはシステム?そうか!

魔法の1種ということは、なんでも魔法に置き換えることができるってことだ。

ウインドウを出す感覚ではなく、魔法を使う要領でウインドウを出せばいけるかも!?


「……よし」


魔力コントロール、ウインドウを出すイメージ。


「ウインドウ」


目の前に広がる文字の羅列。


「出た!」


マップと同じように触れないし、ものより後ろにいかない。

これも目に直接映ってるんだ。


「えっと……ログアウト、ログアウト……」


ない。

ログアウトの文字が見当たらない。


やっぱり、ここは……


「実態のある世界」


僕は異世界転生を果たしたらしい。



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