表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/55

11

なぜ村長に顔合わせられるのか。

それは、村は人が少ないために結束が固く一心同体であり情報共有をする。

何かあればすぐ対応できるように長に話を通しておくというのが小さな村が生きるコツなのだ。


村からしたら外から来た者は異物だ。

村に害をもたらさないかを、善悪を見極めなければならない。

そこで1番偉い人が見聞きし、判断して許可したら、周りは文句は言えないし迎えるしかない。

結束力の強い村なら尚更だ。


これが町なら、わざわざ町長へ出迎えられるわけがない。


ここが小さい故か、僕がこんななりだからか。

まぁ、何にしても、とりあえずは指示に従うしかない。


「ここだ」


屋敷……?

他の家より少しばかり大きいくらいか。

この村の規模から言って、妥当か?


「呼んでくるから待ってろ」


中へ入っていく門番の人。

少し待っている間、暇を持て余す。


「サーチ」


小声で詠唱(?)し、村内に探知魔法をかける。

村人の人数、43人?

家畜とかはいないのかな?反応しないだけかな。

人だけの探知とかあるのかな?それとも、対象物広げることできたり?レベル……は関係あるのかな?ステータス見れないからわからないけど。


「待たせたな」


考え事していたら、中から門番が戻ってきた。


「わたしが村長だ」


初老の男性を連れて。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ