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恐怖の本棚

バイブ音



 ブーッ ブーッ ブーッ…



 キッチンで夕ごはんを作っていると、何処からかバイブ音が聞こえてきた。


「そういえば脱衣所にスマホ置きっぱだった」


 と、私は思い出してお風呂場に行く。


「あったあった」


 スマホを手に取ると。


「…あれ?」


 てっきり、私のスマホに電話が来てると思ったのに…違った。ていうかまだ…



 ブーッ ブーッ ブーッ…



 スマホのバイブ音が、聞こえる。しかも、家の中から…

 恐る恐る音を辿ると─


「ここだ…」


 バイブ音は、クローゼットの中からした。



 ブーッ ブーッ ブーッ…



 恐る恐る、クローゼットの扉を開くと──


「見つかっちゃった♪」


 クローゼットの中には、私のブラとショーツを裸の上からつけた、小太りのおじさんがにやにやとしていた。





 私の部屋の隣のおじさん、だった─────

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― 新着の感想 ―
[一言] 1.逃げる 2.通報 3.逮捕 隣のオジサンと判明してますので、逃げて通報すりゃあ、後はスムーズかと。 あ。 創作でしたね……汗(^-^;
[一言]  知らないおじさんより知っているおじさんの方がより怖いですね。  あと、最後に見つかったにも関わらずニヤニヤしているところがより怖さを増大させていました。
[良い点] 知らないおじさんよりも、知ってるおじさん設定の方が妙にリアリティを感じられて恐いですね。
2023/04/08 07:40 退会済み
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