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私の彼氏の“浮気の裏が取れました。”

作者: 七瀬
掲載日:2022/08/12







まさか!? 彼氏の事、疑ってはいたけど、、、?

彼の浮気の裏が取れた。


【浮気相手】は、私と同じクラスの斎藤さとみ。

彼女は、クラスで1番人気がある元気で明るい女の子だ。

彼氏の両親は数年前から海外に行っており、彼は都内で一人暮らしをしていた。

彼氏の家には何度も遊びに行った事がある。

それは“彼女の特権なのだろう。”

オシャレな部屋で、今どきの男子ぽい部屋だった。

何度も彼と体を重ね合わせたベッドで彼が他の女としているのかと思うと?

悔しさやら怒りやら悲しみで私は心がいっぱいになった。

知っている女の子だからこそ、凄くショックだった。

彼は何故? 彼女と浮気をしたのだろう?

私とは“真逆の女の子”とナゼ?






・・・最初に彼の浮気に気づいたのは?

彼のベットに私以外の長い髪が1本落ちていた事だった。

それは茶色の髪の毛だった。

私の髪は、真っ黒なので私の髪ではないと思ったからだ。

彼にこの事を訊いてみると?



『あのさー髪がね? 私の髪の毛じゃないんと思うんだけど?

茶色いさー髪がベットに1本落ちてたんだけど、誰かココに来たの?』

『えぇ!? あぁ、母さんが海外から帰って来た時のモノじゃないかな?

そこのベットで横になってたから。』

『そうなんだ! お母さん一時帰国してたんだね。』

『・・・あぁ、もう戻ったけどね。』

『そう!』

『うん。』





あの時の私は微塵も彼の浮気を疑う事はなかった。

確かに写真に写っていた、彼のお母さんは茶髪で髪も長かったし

一時帰国と彼に言われればそうなのかなと思ってしまったのだ。





・・・でも流石に、次彼の部屋で見つけたモノが“イヤリング”だった

事で、私は完全に彼が浮気をしている事に気づいてしまう。

彼氏にはイヤリングの事は何も言わなかった。

私は“このイヤリングの持ち主を確かめたかったからだ!”




そして遂に、誰だか判明してしまう。

そう! 彼の浮気相手は、私と同じクラスの斎藤さとみだった。

クラスで一番人気のある彼女と彼氏は浮気を何度も繰り返していたのだ。

私が何も知らないと思って何度もね。






私はとうとう耐えられなくなり、彼氏に浮気を問い詰めた。

そうすると? 彼がこれ以上私に隠し通せないと思い白状する!




『ごめん、でも? “斎藤とはただの浮気なんだ!”』

『どういう事? 浮気した事は認めるのね。』

『俺が本気で好きなのは奈緒だけだよ。』

『“私がそれで本気で許すとでも思ってるの?”』

『許すと思うよ! 奈緒は俺の事好きだよな?』

『許す訳ないじゃん! 浮気するような男はこっちから願い下げよ!』

『本当にいいのか? 俺みたいなイイ男は他にいないと思うけど。』

『いいわよ! さとみとお幸せに!』

『あぁ、分かったよ! さとみとこれからも仲良くするさー!』

『そうね、そうして!』

『後で後悔すんなよ!』

『しないわよ! さようなら。』

『じゃあーな!』







 *






・・・彼氏と別れて数日後。

元彼は、さとみにもフラれて私に泣きついてきた。



『悪かった! “もう一度だけ俺にチャンスをくれないか?”』

『なんのチャンスよ。』

『“俺達がヨリを戻すチャンスだよ!”』

『浮気も別れるのもとっちから言い出したくせに! ヨリを戻す訳

ないでしょ!』

『頼む! 俺には奈緒しかいなんだよ!』

『・・・少し考えさせて。』

『分かった、よく考えてほしい! 俺は奈緒だけを大事にしたいんだ!』

『・・・・・・』







・・・確かに元カレが浮気して別れ話もしたのだけど?

私が彼を嫌いになった訳じゃない!

ヨリを戻そうと彼に言われて私は心が揺らいでしまう。

そんな時、同じクラスの木嶋君が私に話しかけてくる。



『奈緒、どうした?』

『うん? い、いや? 何もないよ。』

『何でもオレに話してみろよ! 少しは楽になるよ。』

『・・・うーん、』

『なんだよ! アイツと別れたとか?』

『えぇ!?』

『図星か?』

『まあ、』

『まさか? アイツ奈緒とヨリを戻そうとか言ってないよな?』

『なんで分かったの!』

『以前もそんな事あったからさ。』

『“サイテーな男!”』

『そうだな、それならオレと付き合ってみないか?』

『どさくさに紛れて何言ってんの?』

『・・・い、いや? 前からオレも奈緒の事が好きだったからさ。』

『えぇ!? そ、そうなの?』

『まあ、奈緒はアイツしか見てなかったしな! 知らなくて当たり前か。』

『ごめん。』

『謝らなくていいよ、オレが勝手に好きだったからさ。』

『“今も?”』

『今もだよ!』

『じゃあー付き合おうか?』

『あぁ!』






結局、私は元カレとヨリを戻すことはなかった。

きっぱりと元カレとヨリを戻すのは断り! 

私の事を好きだと言ってくれた彼と今は付き合っている。

彼は真面目で浮気をするような男子じゃない!

元カレと別れて、初めて彼の私への気持ちを知った。

私の本命は彼だったのかなと今は想う。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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