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全てのケモミミを護る神の使徒

今回はウサミミでしたが今後も色々なケモミミの少女〜お姉さんまで登場する予定です。

 前方では何やら武装した人間とウサミミの女の子の集団が今にも殺しあわんばかりと対峙している。


 「アリエス様、前方で戦いが始まりそうなんですが?」


 「試合よあれは。命と命を賭けてるみたいだけどね。」


 「死合ってやつですか。いやいや、そんな事言ってる場合じゃないですよ。今にも始まりそうなかなり物々しい雰囲気ですし。」


 「まぁ侵略戦争だからね。」



 「え? それに明らかに人数差がありますよ。」


 「人類、今回はエルマーレ王国軍三千に対してウサマール村三百だからね。これはマジ無理ぃ」


 「ちょっと、アリエス様〜」


 誰がどう見てもウサミミ軍に勝ち目は無さそうだ。十倍の差がありしかも村って......


 「それで、この状況でも僕は人類側の味方をすればいいんですか?」


 「当たり前じゃん!尚也は人類の希望なのょ?」


 同数ならともかくこんなに人数差があれば俺が入らなくてもワンサイドゲーム間違いなしだろう。


 「本当にやってもいいんですか?」


 「蹂躙しちゃっていいし〜。どうせ王国軍が勝つし〜あのウサミミ達は捕まっても奴隷だから〜」


 かなり気が重い。

 何気に見ていたらウサミミの女の子達は皆可愛いんだよな。


 「アリエス様、ちなみにウサミミの女の子達は殺さずに捕らえてもいいんですよね?」


 「尚也、ケモナーだったのぉ?」


 「その言い方はやめて下さい。可愛い女の子が好きなだけなんです!」


 「あーしの方が億倍は可愛いじゃん!」


 「そこは否定しませんよ。」


 「分かってるじゃん尚也。今度短いスカート姿で踏んでアゲル。」


 要らぬ性癖に目覚めそうだからやめていただきたい。

 とは言ってもアリエス様は超美人というか超可愛いので踏まれるのも満更ではなかったのだが。


 こんな馬鹿なやり取りをしている間に前方では戦争が始まっていた。


 ウサミミ達は身体能力は人類より上回るのか飛び跳ねたり兵士を掴んで放り投げたりと結構な大暴れではあったがやはり人数差が圧倒的過ぎたのか次第に勢いは無くなっていった。


 俺は本当にこの状況で人類の味方をしないといけないのか?葛藤が止まず中々動け出せずに居た。


 みるみる間に捕われていくウサミミ達。

 

 兵士は気絶したウサミミ達の耳を掴み引き摺っていっている。


 こんな場所なのに小さなウサミミの子は服を破られ今にも襲われそうになっている子もいた。


 兵士の目は血走っておりどんな事を考えているのかは火を見るより明らかだった。


 再度俺はアリエス様に確認する事にした。


 「超カワイイアリエス様、本当に蹂躙してもいいんですよね?」


 「超カワイイあーしが許可するから遠慮なくやっちゃいなさい。」


 言質は取った。さぁゲームスタートだ!


 俺はその場でドリブルをゆっくりと始める。

 一歩、二歩と前へ歩き出しトップスピードへ乗るとそのまま大きくなった魔力球を王国兵士の一団へ向けて投げ放った。


 「こいつでも食いやがれ!」


 『試合になると人が変わると良く周りから言われていた事をようやく自覚したよ。気分は最高だ!』


 今の魔力球の直撃で兵士の一団は吹き飛んでいた。もう生死すら判別出来ない程に広範囲に地面は焼け焦げかなり深い穴が空いている。


 今の攻撃で何人、いや何十人は死んでいるだろう。普通なら現代社会に生きている人なら大量殺人等忌避するものだ。


 ただ四賀尚也は許せ無かったのだ。


 自身の愛するケモミミ少女〜ケモミミお姉さんに至るまでに対しての酷い仕打ちを。

 そんなのを見てしまえばもう人類なんて滅んでしまえばいいと内心で黒い感情が大爆発していたのだった。


 四賀尚也はスポーツは超万能で将来を約束された様なものだったが、誰も本当の彼を知らなかった。


 四賀尚也はこの世で誰よりも【ケモミミを愛する少年】だったのだ。


 バスケの練習がキツく成長に伸び悩んでいた時に本屋でたまたま運命の一冊に出会った。


 【月刊ケモミミ図鑑vol3】


 最初はチラッと横目で見ただけだったのだが、気付いたら手に取りそのままレジへその本を買っていた。

 ご飯も食べず気付いたら朝だった。

 それだけ自宅で読み吹けっていた。

 練習の辛い時も試合で負けた時に流した涙の数の分だけ【月刊ケモミミ図鑑vol3】は四賀尚也を癒して来たのだ。


 四賀尚也栄光のバスケの歴史の傍らにはいつも【月刊ケモミミ図鑑vol3】が寄り添って来たのだった。


 その後月刊ケモミミ図鑑は四賀尚也が転生するまで買い続けられ尚也の押入れの天井には月刊ケモミミ図鑑が全巻揃えられている。別冊、特別号までも漏れなくである。


 「ちょっと! 尚也! アンタ一体何やってんのよ!」


 どうやらアリエス様に気付かれたようだ。


 「アリエス様、周りが騒がしくて何言ってるか聞こえません。」


 直接脳内に声が響いているのに聞こえないわけがない。


 「え〜そうなのぉ」


 まさかこれを信じるとは......

 尚也はアリエス様の今後が心配になった。


 でも今はそれどころではない。


 頭を切り替え、より集中力を高め尚也は【ゾーン】へ入る。


 一部の極限られた者のみ到達し得る【ゾーン】

 そこは人より早く行動出来、周りの動きが遅く感じる状態だと言う説もある。


 【ゾーン】に入った尚也は左手で魔力球を生み出しながらドリブルで切り替えしつつ右手に魔力球を持ち替え人混みをスルスルとすり抜けて行く。

 周りに居る者は何が起こっているかも分からない内に爆発に巻き込まれてはその命を散らしていく。


 この状態になった尚也を止めれる者は元の世界にもこの世界でも居なかったようだ。


 尚也は王国兵士を葬ってはケモミミ少女〜ケモミミお姉さんを救出していく。


 「オラオラどしたぁ!誰も俺を止めれないのか?」


 アドレナリンがドバドバと吹き出し脳内を駆け巡っていく。


 尚也が通り過ぎた跡には焼け焦げた兵士の山が残っていた。


 尚也が動き出してから十分丁度。

 一クォーターの時間が経った頃にはもう立っている王国兵士は居なかった。


 ほぼ一人で三千もの兵士を葬ってしまったのだった。


 「ゲームセット〜!久しぶりに燃えたぜ!」


 近くに居たウサミミ少女に目を向けると恐怖でガタガタと震えていた。


 「あれ?」


 「尚也、アンタ何やってんのよ。誰が王国兵士を蹂躙していいって言ったのよ!」


 若干切れたアリエス様から声が届いた。


 「アリエス様、(兵士を)蹂躙していいって言ったじゃないですか。」


 「それは言ったけどぉ〜あーしはケモミミ達を蹂躙すると思うじゃ〜ん。」


 「ならハッキリそう言って下さいよ。超カワイイアリエス様のせいで間違えたじゃないですか。」


 「そう?やっぱりあーしは超カワイイよね。」


 「天界一の超カワイイ女神様ですよ。」


 「分かってるじゃない。取り敢えず一回戻って来なさい。今後の事を話すわよ。」


 「分かりました。では戻ります。」


 尚也はウサミミお姉さんの一人に自分は敵では無く貴女達を愛する少年ですとだけ伝えて走り出したのだった。


 残されたケモミミお姉さんは何の事かはサッパリ分からなかったが、取り敢えず自分達は王国に勝利したという事だけは分かった。

 


 「アリエス様、戻りました。」


 尚也は落下地点まで戻りアリエス様に召喚魔法陣にて天界へ帰らせて貰ったのだった。


 「おかぇりぃ〜尚也。取り敢えずよくやったニャン♪」


 尚也の前に本当の女神が降臨したのだった。


 ネコミミ付けたアリエス様なんですけどね。


 

 



 

 

 


 


 


 

アリエス「尚ニャンおかえりニャン♪」


尚也「ここが本当の天国か」


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