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彼と彼女の日 2

バレンタインの話です。

今日はバレンタイン。

好きな人に心のこもったチョコレートをあげる日だ。

私は今日実行しよう。心のこもった復讐をお兄ちゃんに!!


「はい。お兄ちゃん。私の想いをこめたチョコレート。絶対、今日中に食べてね。間違ってももったいないからと冷蔵庫とか金庫なんかに入れちゃだめだからね。ほしければいくらでもあげるからさ」

太らない程度にね。

私はにっこりと笑いながら、お兄ちゃんにきれいにラッピングされたものを差し出した。

お兄ちゃんというと、もう、私からの初めてのチョコレートで感激の嵐で今にも泣きそうである。

「み、美弥子。俺は本当に幸せもんだ。お前から愛のチョコレートをもらえる日がマジでくるなんて」

ただのチョコレートじゃないとは言えない。

今日のはただのチョコレートではないのだ。ぜひとも、お兄ちゃんに食べてもらわねばならない。

だから、私はいまだに余計なことをグチグチいっているお兄ちゃんに無理やり押し付けるようにしてチョコレートを突き出して、わざと泣きまねをした。

「お兄ちゃん、私のチョコレート食べてくれないの?」

ここでもポイントは上目遣いでお兄ちゃんを見つめることだ。

まあ、たまに抱きついてくることもあるが、今回の場合はおとなしく食べてくれるだろう。

そして、お兄ちゃんは案の定、も、もちろん食べるさ、といってビリビリラッピングを破り、箱を開けて一気にチョコを口の中に放り込んだ。

しめた!!

私は心の中で思わずガッツポーズをするのをやめられなかった。

お兄ちゃんの顔がだんだん赤くなっていくのを見て、私の作戦が成功したことがわかったからだ。

そう、私は今回、日ごろ私に変態な行為をしてくるお兄ちゃんに対して、ちょっとしたいじめと称して、辛いチョコレートを作ったのだ。

このくらいの復讐許されてもいいだろう。いつも、お兄ちゃんにセクハラされることを考えれば。

「どう?お兄ちゃん。おいしい?もしかして、おいしくない・・・?」

「も、もちろん、スゴーくおいしいよ。もう、ほっぺが落ちそうなぐらい美味だよ。美弥子は将来いいお嫁さんになるなぁ。う、うん、俺は幸せもんだ」

私には甘いお兄ちゃんは、私がすぐ悲しい顔をすれば、私が思ったとおりのことを言ってくれる。

情けない男だな。将来、お嫁さんに尻にひかれるのは目に見えている。

でも、私限定だったら本当にうれしい。

だから、私はそんな気持ちをお兄ちゃんにわかってもらえたらと思いつつ、今できる最高の笑みをお兄ちゃんに見せた。


抱きつかれるまでは予想通りだったけど、胸を揉まれるのは予想外だった。

本当に変態だ。

っていうか、ファーストキスもまだなのに!!

お兄ちゃんが変態すぎて、すみません。

本人に代わって、作者が謝罪します。

というのは、嘘で、もちろんお兄ちゃんが変態なのは作者のせいです。

まともな話を期待していた方、誠に申し訳ありません。

この話はこれからもこんな感じだと思います。

それでもいいよ、という方、これからもよろしくお願いします。

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