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登場人物紹介

如月幾人きさらぎ・いくとアリスありす

本作主人公。

平山高校一年生。高校入って早々に行われた修学旅行で、フェリーから海に落ちて異世界で目覚める。

水の精霊神の巫女アリシアの依頼で彼女と二人で旅立ち、魔王を撃退するが、その際に相打ちとなってしまう。

失われる命を救う為、アリシアは彼女自身の体に幾人の魂を移し替える魔法を使った。

アリシアの体で異世界から戻ってきた幾人は、外見も性別も全くもって異なる為に本人として生活するのは難しかった。

故に別人として生きていくことを選択し、その際につけられた名前がアリスである。命名はアリシアで、彼女が幾人に読み聞かされた「不思議の国のアリス」に由来する。

秋から平山高校一年生として通学する事となる。

本来の年齢なら高校二年となるのだが、高校一年間分授業を受けられていないのと、妹の優奈と同じクラスの方が都合が良い等の事情から、アリスの生年月日は本来の物から一年遅らされた。

その為、対外的にはアリスは優奈の義妹扱いとなっている。

アリシアが持っていた水属性の魔法の適正を受け継ぐ。

幾人は異世界では全属性の祝福を得ていたが、こちらの世界には祝福は届かない為にそれらは全て失われている。

身長180センチオーバーでクラスでは一番背が高かった。

黒髪で平凡な外見をしている。

出戻り後の外見特徴はアリシアの項目にて。


アリシアありしあヘレニへれにミンスティアみんすてぃあ

水の精霊神ミンスティアに使える巫女。子供の頃から親元から離され巫女として育てられてきた。同年代の子供と接する事が少なかった為、会話は敬語が基本となっている。

常識人っぽく振る舞うが、割りと常識を知らないところがあるためちぐはぐな時がある。

幾人とは生年月日が全く同じ16歳だか、小学生でも通じるくらいに幼い外見をしている。

身長は140センチに満たない。銀髪のロングヘアーで、ダークブラウンの瞳をしている。

巫女の法衣は水の神に祝福されたもので、下手な鎧よりも頑丈かつ自己修復の特性もある。旅を考えて作られている衣装で浄化の魔法で清潔を保つ事を前提に考えられている為、装飾以外は白色がベースである。

水属性魔法の適性があり、異世界にいたときは水の属性神であるミンスティアの祝福を得ていた。

挿絵(By みてみん)


如月優奈きさらぎ・ゆうな

幾人の妹。平山高校一年生。

常識的な行動をする良くできた妹と周囲には認識されている。

その実はかなりのお兄ちゃんっ娘であり、兄の行方不明で意気消沈していた。

兄が帰還してアリスとして生きていくことが決まり、アリスの姉として彼女を守ることを心に誓っている。

身長は160センチくらい。平均よりもやや良いスタイルで黒髪ロングヘアー。登場時点では色を抜いて茶髪にしていたが、アリスと並んだ時の白と黒のコントラストが気に入って黒髪に戻した。

なお、平山高校指定の制服は、紺色のブレザーにシックな赤系のチェック柄のスカート。ブラウスには学年毎に色が違うリボンがついている。


如月幾男きさらぎ・いくお

幾人の父。海外を飛び回るエージェント。仕事の詳細は不明。

そのコネを活用して、アリスの偽りの身分を作成する。

周囲の物を何でも利用して戦う独自の戦闘スタイルを持つ。


如月優希子きさらぎ・ゆきこ

幾人の母。如月家の家事をこなしながら、日中はパートに出ている。仕事の詳細は不明。

如月家最高権力者。


神代蒼汰かみしろ・そうた

平山高校二年生。

幾人の幼馴染。幾人とは毎日のようにつるんでいて、馬鹿話を良くしていた。

幾人の最期に関われなかった負い目で自分を責めている。

不良グループ「ウロボロス」に攫われる涼花を偶然目撃して、彼女を助ける事になる。その際に不良グループを壊滅させる事となり、それ以降、蒼汰は陰でヒラコーの暴れ狼と呼ばれる事になった。

身長は180センチオーバーでかつての幾人より高く、自宅では頭を屈めないと鴨居で頭をうつ。ボサボサ頭にきつめの人相の上に物騒な噂も付き纏っている為、よく怖い人と勘違いされる。


神代翡翠かみしろ・ひすい

平山高校二年生。

蒼汰の双子の妹で幾人の幼馴染。

小学生の頃は幾人、優奈、蒼汰、翡翠の四人でいつも行動していた。

幾人のことを異性として意識していたが、今の関係が壊れることを恐れて積極的にアプローチは出来ないまま幾人は行方不明になってしまう。

他人にあまり興味がない為友達は少ない。

身長は160センチ後半。抜群のプロポーション(アリス談)

ウェーブの掛かった黒髪をポニーテールにしている。

神社である家の仕事をするときは巫女服を着用している。


神代光博かみしろ・みつひろ

蒼汰と翡翠の父親。

近所の神社で宮司をしている。

空手の段位を持っている。


海江田純かいえだ・じゅん

アリスのクラスメイトの女子。

陸上部に入っていて活発なショートカットの少女。一人称を「ボク」というのが特徴的。

身長はアリスよりやや大きい程度だが胸はとても大きい(アリス談)

上と下に男兄弟が合計4人いて、共働きの両親を助ける為に家事の大半を受け持っている。


安藤文佳あんどう・ふみか

アリスのクラスメイトの女子。

図書委員かつ書店でアルバイトでしているくらいの根っからの本好き。

ストレートの黒髪を高めのポニーテールにしている。

普段は眼鏡。アルバイトのときはコンタクトにしている。


橋本涼花はしもと・りょうか

蒼汰が作ったウィソ部で蒼汰以外ではたった一人の部員。

華やかな飾りの付いた巻きツインテールに目鼻立ちがくっきりとした顔でお嬢様といった表現がびったりと当てはまるような容姿をしている。

スタイルは非常に良い。

不良グループに攫われた際に蒼汰に命を救われた事を感謝している。


安藤鈴音あんどう・すずね

橋本家の執事として涼花に使える女性。

執事服を着て男装している。


山崎春乃やまさき・はるの

アリスのクラスメイトの写真部の男子。

親しい友人からはマツリと呼ばれている。

アリスの日常写真を撮らせて貰う許可を貰いアリスを撮影するようになった。


音成十蔵おとなり・じゅうぞう

マツリの中学校からの友人。

マツリとは趣味も性格も異なるが何故か気が合って親しくしている。

中学三年生の妹がいる。


エイモックえいもっくハルトールはるとーる

不良グループウロボロスのリーダー。

金髪碧眼で彫りの深い西洋人めいた顔立ち。

黒の革ジャンに黒のスキニージーンズで、片耳にピアスの他、鎖や指輪などのアクセサリーをじゃらじゃらと身につけている。


佐伯一さいき・はじめ

幾人のクラス担任だった教師。現在は優奈のクラス担任をしている。

修学旅行中の幾人の行方不明に責任を感じ幾人の家に何度も謝罪に訪れている。

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