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masculine girl

『僕』は大人になるまで、所謂、社会の寄生虫だった。


「星の王子を原文で学ぶんだ!」と意気込んで入ったC大学フランス文学科は留年。


5年生分の授業料は100円ショップで週5働いて返す約束だったけど、運転免許取得費用にするからと言って勘弁してもらった。


運転免許も、下手で下手で落ちまくってギリギリで取得。


初めて一人で運転したはいいけど塀に激突。


以降、ペーパードライバー街道まっしぐら。


大学では、タイプじゃない人に「可愛いね」と猛アタックを掛けられ、超イケメンに「可愛いね」と言われるも冗談だとばかり思って発展せず、一緒にいた同級生から「本気で可愛いって言ってくれたのに素気ない態度を取った」と責められる程の鈍感っぷり。


メロコアばっか聴いて渋谷とか下北とか新宿のライブハウス行って暴れて…


唯一の反抗期は、髪を金髪に染めたこと。


いつもジーンズとパーカー。


夏はしまむらの広告に入るTシャツ。下着ももちろんしまむらの広告の品。


靴下なんていつも100均。


おしゃれ着はなし。


お小遣いの1万円はディスクユニオンで買うCD代に消える。


そんな青春時代を過ごした。


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