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Scene-Tale~冒険譚の零れ話~  作者: ヒマジン!
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断章・2について

 断章・2についての解説会です。では、お楽しみください。

 *はじめに*


 メタ有りなので、そこの所はご了承ください。キャラの頭文字は本編に準じます。



・議題1:カイト達が居る時代の日本について


カ「というわけで、オレ達が居る時代の日本について、つまりは舞台設定についてなんだが・・・既に何度も明言されているように、これは西暦2020年代中頃~終盤だ。2030年には行っていない。あの東京オリンピックから数年だな。」


さ「それに併せて、ではないですが、それに前後する様に日本全土で第2の大合併が行われています。天神市はそれに伴って新設された新興都市です。もともとあった東京西部の市町村の幾つかを併呑し、更には天道財閥の城下町として再開発。現在も盛んに開発が為されています。」


カ「断章・1の時点で廃ビルがあったりするのは、その名残だな。何処かの企業が買い取ったは良いが、まだ開発の手が届いていない場所を不法占拠していたわけだ。」


さ「あの廃ビルについて、ですがその後は天道財閥が買い取り、既にビジネスビルへと立て直しが行われています。ああいった廃ビルをそのままにしておくのは、治安上良くないですから。」


テ「本編で冒険部用に廃ホテルがあてがわれたのと同じ理由じゃな。廃ビルとなれば、人の出入りが無くなる。そうなれば、良からぬ者がたまり場として利用出来る様になってしまうからのう。」


さ「はい。で、交通機関についてもその大合併に伴ってかなり変化しています。というのも、2015年近辺で東京在住の方なら理解出来ると思いますが・・・意外と東京は端になると結構アクセスが悪いんですよね。」


カ「中央の東京都心は乗り換え等は良いんだが・・・西の立川や奥多摩に近づくと、乗り換えが結構面倒だったりする。」


さ「そこらをお祖父様が手を入れられて、実は一本新規で鉄道路線を開拓されました。というのも、天道財閥の本拠は、天神市。それは東京都心の西側にあります。それを中心として発展させるために、鉄道路線を開拓したわけですね。」


カ「まあ、動き自体は2000年代からあったらしい。詳しくは知らん。」


さ「私も知りません。生まれる前から事業を進めていた、とはお聞きしましたが・・・」


カ「まあ、オレと桜が初めて出会ったのは、その路線に荷物を運ぶ時だな。」


さ「はい。何分新規の路線なので、荷物を預かるシステム等の新システムが幾つも導入されているわけですね。当然ですが、貨物車両等も存在しています。あそこまで行ければ、後は一度コインロッカーにでも入れて往復すれば良いんですが・・・」


テ「そこまで行けなかった、と。」


さ「はい・・・」


カ「さて、天神市、というか、東京都についてはこれで良いか。どうせ断章・2はそれほど議題が無いんで、ついでだから日本全体についてを語っておくか。まず、この当時の内閣総理大臣だが・・・まだ、ソラの父・星矢さんではない。」


ソ「俺の親父はこの次の代だな。何代目かは知らね。」


カ「色々あってその都市の冬に総選挙と総裁選があってな。その際にソラの父親が就任したわけだ。当たり前だが、歴代最年少総理だ。」


ソ「あ、総裁選もあったのか・・・で、総裁選って何?」


カ「知っとけよ・・・政治政党の総裁、つまりトップを決める選挙の事だ。その中でも第一党の総裁が内閣総理大臣になるのが通例だ。まあ、ここの裏事情は外伝かどこかの断章で触れるとするか。断章・4でも少し臭ってはいるがな。」


ソ「仕方ないだろ。俺、親父の仕事に興味無いし、そういうの話しそうなパーティとか全部逃げてたんだし。」


さ「あはは、この当時にはもう殆ど一族の集まりでもソラさんは見ませんでした。」


カ「ウチにな。おかげでお前のスウェットがあったりするんだが、地球に帰ったら持って帰れよ。」


ソ「あ、忘れてた。いや、悪い悪い。帰ったら持って帰るよ。」


テ「それまでに体躯が変化しておらねば良いがのう・・・」


カ「そこまでは面倒みん。じゃあ、次の議題。」



・議題2:カイト達の入学当時の成績について


カ「まあ、既に言及されているが・・・オレは4位だ。」


テ「余が首席じゃな。それも、全教科満点(フルコンプリート)じゃ。」


さ「私が次席ですね。聞いた話では、一応ティナちゃんさえ居なければ、私が歴代最高の成績で首席だったそうです。」


瑞「あら、そうなんですの?私も殆ど変わらない成績だったんですが・・・」


カ「ああ、じゃあ、3位が瑞樹か。」


さ「ああ、いえ。点数としては、私と瑞樹ちゃんは同得点でした。なので、正確には次席が二人ですね。」


瑞「お父様達の方で色々とあったらしく、私は前に出なかったわけですわね。」


ソ「ふーん・・・で、俺は73番。というのも・・・うん。親父達が五月蝿いから必死でやった・・・で、翔は部活の兼ね合いもあったけど、翠さんにお願いして必死で勉強したらしい。結果は100番代。まあ、あいつは陸上メインだしな。一応そこから推薦貰えたらしい。」


テ「魅衣と由利は余とカイトの指導の下・・・と言うか、ソラもじゃが、家庭教師をやった事で共に51番と53番じゃな。」


カ「まあ、参考までに。特待生制度は上から10人に与えられている。で、その10位は皐月だ。」


テ「そういえば、上と下の代はどうなっておるんじゃ?」


カ「上・・・弥生さんが5位で、一条先輩が25位。空手部主将の綾崎先輩が37位で、報道部の真琴さんが23位となかなかに好成績だ。下は・・・凛ちゃんと睦月でいいか。睦月は確か39位とか言っていたな。凛ちゃんは・・・把握していないな。」


瞬「ああ、あいつは確か55番とか言っていた。俺はちなみに、だが、今の席次は20位だ。少しだけ上がっている。」


カ「そうなのか。では、次の議題。」



・議題3:カイトは桜の視線に気付いていたのか


カ「当たり前だが、気付いているぞ?そんな10代中頃の小娘の視線に気付けないようなら、とっくの昔に死んでいる。」


さ「え?」


テ「ははは、当たり前じゃろう。カイトは余を遥かに上回る武術の使い手じゃ。余でも視線に気付いておる。と言うか、なにげに余にも視線を送っておったじゃろ。」


さ「ぐっ・・・」


カ「まあ、そう言っても流石に理由までは気付けなかった。殆ど話した事が無かったからな。」


テ「とは言え、そんなのに気付いた所で何か行動を変えたわけでも無い。お主が見たのは殆ど素のカイトの行動じゃ。安心せい。」


さ「そう・・・なんですか?」


カ「そもそもオレはほぼ監視ありで生活していたんだぞ。見られてるからって行動を変えるのも面倒だし、そもそも見られているのがわかってて、最早生活の一部だ。いまさら、な。桜だって使用人だの何だの居ても、行動を殆ど変えないだろ?」


さ「まあ、少し気をつけはしますけど・・・そうですね。既に見られている、というのも慣れましたし・・・」


カ「そういうこと。では、次の議題。」



・議題4:カイトの最後に使った鎖について


カ「ああ、あれか。」


さ「なんであれにだけ、丁寧な言葉遣いなんですか?」


カ「あれは、まあ、実は遺品でな。それで、丁寧な口調にどうしてもなってしまっただけだ。まあ、あれぐらいだな。何時かはあれについても語る日がくるだろう。さて、では次の議題・・・と行きたいが、流石にここでネタ切れだ。なにせ、今回は総話数3話だからな。どうやってもこれぐらいしか語る事が無い。」


テ「まあ、そもそもここはまだ断章の形式も固まっておらぬ所じゃったからのう。しょうがなかろう。」


カ「と、言うわけで・・・また、次回で会おう。」

 お読み頂き有難う御座いました。

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