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学園は助言者を求む。  作者: 男爵令嬢名無しさん
8/19

誘われました

恋愛ジャンルなんで恋愛要素もでてきますよ。

誘われました。


昨日、脳内教頭をアンアンをいわせつつ、職員室でボケーっとしていたら、イケメン理科教師に声をかけられました。

「遠藤先生。年末のご予定は?」

「は?」


年末はそりゃあ、お台場ですよ。

息子の受験も大詰めですから、母が家にいては落ち着かないでしょう。

食事なんかは2つ年下の彼女がやってくれるので母は自由です。

まだ、学生なのでイロイロ気をつけるようにとは言ってあるし、彼女のご両親ともイロイロお話済みです。

実は彼女の母親は私の親友で、同じく穴のムジナなんで・・・恋愛にはおおらかです。

私たちは基本ロマンチストなんですよ~幼馴染とか萌える。


「ええ・・と、年末は用事が・・」

「ああ、そうではなくて、僕は本命が3日目なんですけど、遠藤先生は1日目からでしょう?」


んん?


「実はどうしても初日、いけないんですけど、FCジャンルで欲しい本がありまして、先生が行かれるなら買ってきて欲しいなあ・・」


どうやら、理科教師はヲタク仲間のようです。


「カミングアウトですか?」

「いえ、僕、別に隠してないんです。ガイ×リュー本でどうしても欲しいのがあって、初日しか出ないんですよ。」

「え?ガイ×リューですか?それって・・・」


オドロキマシタ


「それ・・・って、ホモですよね。しかもかなりのガチムキホモ。」

「ええ、僕、アニキ系が好きなんです。攻めがアニキで、受けも弱くなくってガチムキで、オトコとオトコのぶつかりあいってやつが好物です。コレクションお貸ししましょうか?」





と、いうわけで、今、腐男子センセイのお宅前です。

ヲタクによるヲタクのお宅訪問。くすり。


腐女子と腐男子ならば、同じ部屋に二人っきりでいても間違いはおこらない(カナシイ)

しかも私は腐女子というにはちょっとお姉さまなんで貴腐人を名乗りたい。







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