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死際

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 海が凍っていく。

 この辺りの海岸は冬場に大量の雪が降るらしいがさすがに海が凍るのは初めてだろう。

 これで帝崋の艦隊の進軍は3日は遅れるはずだ。

 3日あれば戦闘体制を整えられる、と孔雀は言っていた。ならばこれで大和も反撃できる可能性が出来た。

 任務は完了だ。

 自分が凍らせた海が遠く見える。沈んでいっているようだ。

 これまで自分の手足となってくれていた機体は氷の中に閉じ込められている。

 恨まないでくれよ。自分ももうすぐ死ぬのだから。


 帝歴1424年。

 虚数部隊の活躍で優勢だった大和だが帝崋が住民を巻き込むという、気が狂ったとしか思えない「特殊攻撃」を敢行したことにより大和は僅か数日で戦線を本国のそばまで下げることとなった。

 しかしたった数日で迎撃体制が整うわけがない。敵の速度を考えれば大和はここで滅んでいただろう。

 この時の「特殊攻撃」のより、虚数部隊は六機ろくにんのうち半分、三機さんにんを失っていた。

 虚数部隊はここで、一機ひとりを失った。

 海を凍らせた最強兵器はその後戦線に戻ってくることはなかった。

今は何がなんだかわかりませんが、どうか続けて読んでください。

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