クイズ ! ラーメンたべて こたえましょう
『クイズ! ラーメンたべて こたえましょう』は、クマの トミーさん しかいの テレビばんぐみです。
ラーメンを たべてから クイズに こたえます。
きょうの ちょうせんしゃは ネコの にゃんたろう、ブタの ブッヒー、ウシの モーカムの 3にんです。
「もんだい。 キリンは くびが ながいですが、ゾウは どこが ながいでしょう」
トミーさんが クイズを だすと、3にんが ラーメンを たべはじめました。
にゃんたろうは ラーメンが あつくて うまく たべられないようです。
ブッヒーと モーカムは、いきおいよく めんを すすっています。
「はい!」
ブッヒーが さいしょに ラーメンを たべおわりました。
「それでは ブッヒーさん、こたえを どうぞ」
「へそ!」
ブッブーッ。
「ざんねん。 せいかいは はなでした」
ブッヒーが あたまを かかえています。
これは かんたんな もんだいでした。
ブッヒーは あわてて こたえてしまったのでしょう。
もったいなかった。
「それでは つぎの もんだいです。 この もんだいは、ラーメンの りょうが 2ばいに なります」
トミーさんが そういうと、にゃんたろうたち 3にんは めを まるくしましたが、これが ルールです。
「ウグイスは ホーホケキョ。カラスは カーカー。では ニワトリは なんとなくでしょう」
3にんは また ラーメンを たべはじめました。
にゃんたろうは またもや あつくて たべられないようです。
ブッヒーは 1ぱいめの ラーメンで おなかが いっぱいなのでしょうか。さっきより たべるのが おそいです。
こんどは モーカムが いちばんに たべおわりました。
「それでは モーカムさん、こたえを どうぞ」
「えーん、えーん」
ブッブーッ。
「ざんねん。こたえは コケコッコーでした」
モーカムは ぽかーんと しています。どうして せいかいじゃないの? と おもっているようです。
「それでは つぎの もんだいです。この もんだいは ラーメンが すごーく からくなります。げきからラーメンです」
トミーさんが そういうと、3にんは めを まるくして、かおを みあわせました。
けれど これが ルールです。
「シマウマは しろと くろの しまもようですが、トラは くろと なにいろの しまもようでしょう」
さあ、3にんが ふたたび ラーメンを たべはじめました。
にゃんたろうは、ふーふーと いきを ふきかけて ラーメンを さましています。
ブッヒーと モーカムは なんとか めんを すすって いますが、からい からい。ふたりとも かおが まっかです。あせだくです。
「あー、ブッヒーさんも モーカムさんも はしが とまってしまいましたね。からくて おなかも ふくれて、もう たべられないのでしょうか。この もんだいは じかんぎれに なりそうです⋯⋯」
トミーさんが そういったときです。
なんと にゃんたろうが げきからラーメンを たべはじめました。
どうやら ラーメンが さめるのを まっていたようです。
あついのは にがてでも からいのは へっちゃらなようです。どんどん めんを すすっています。
「はいはーい!」
にゃんたろうが げきからラーメンを たべきりました。
「それでは にゃんたろうさん、こたえを どうぞ」
「きいろ!」
ピンポン ピンポン。
「せいかい。にゃんたろうさん おみごとです」
こうして にゃんたろうが ゆうしょうしました。
さいごに しかいの トミーさんが あいさつをして ばんぐみが おわります。
「きょうの 『クイズ! ラーメンたべて こたえましょう』は ここまで。また おあいしましょう。それでは みなさん いっしょに⋯⋯おおぐい、はやぐい、クイズじまん、3つ そろって チャンピオン!」
おしまい
読んでくれてありがとう。