出会いの始まり
まだまだ始まり
同級生と気づくのはまだまだ先です
「まずいこんなに学力が落ちるなんて…」
私は【石山 美羽】高校に入学してから1ヶ月、高校生になって浮かれ過ぎたのか、中間テストの成績が酷い事になってしまった…
流石にこんなに落ちてしまうと考えようだ、どうしよう…そう考えながら家に帰っている最中ふと数日前にポストに家庭教師どうこうのチラシが入っていたことを思い出した。素早く帰宅して、例のチラシを探した。
あった、【家庭教師システム導入!!】このチラシだ。
このチラシを見たときに個別塾なのに家庭教師も始めるのかと思っていたので、記憶に残っていたのだ。
私はそのチラシに書いてあった電話番号に電話した。
「はいこちら天明塾、塾長の青沼です。本日はどんなご用件でしょうか。」
「あのー家庭教師のチラシを見て電話したんですが、高校生でも大丈夫でしょうか」
「あ、家庭教師のご相談ですか、大変恐縮なのですがご好評につき今空きが無くなってしまいまして」どうやら少し遅かったらしい。多分チラシの影響だろうか、そんなことを考えていると「あ、ちょっとすいませんが高校何年生でしょうか?」と学年を聞いてきたので、「1年生です」と答えた。すると「分かりました. 少しお時間よろしいでしょうか」と言われたので、「大丈夫です」と答えると電話から音楽が流れて少し待つことになった。
数分後 「すいませんお待たせしました。少し確認したところ、1人大丈夫な子が居ましたので、一応対応出来ますがどうしましょうか?」どうやら1人確保できたらしい。
勿論私はお願いした。
すると「ありがとうございます。今回対応するのは吉川という者なのですが、今回が初めてなので至らぬ点もあるかもしれませんので、初回月の授業料は免除させていただきます」とのことらしい。他にも諸々話をした。最後に、「一応この後からでも大丈夫ですがどういたしますか?」とのことだったのでお願いすることにした。
数十分後 ピンポーンとチャイムが鳴った。
「どうも天明塾から来ました、吉川です。よろしくお願いします」
これが彼との最初?の出会いだった。
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