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作られた歯車

久々に作ったので結構やってますご了承下さい

「は、はぁ、そうですが」

この人、何処かで会った記憶がないんだが。

「あ、あの何処かで会いました?」

「いえ、会ってはいません。ですが、貴方の事は、師匠から聞いていましたので」

「師匠?」

「ええ、師匠です」

私、山に籠った時、師匠とか雇って無いけど、師匠って...

「あのぉ~、師匠と言うのは、誰ですか?」

「カイロス、よカイロス=オイリーよ」

「え、、本当ですか、、」

「本当も何も、15年前ここの校長先生並びに、私の、師匠だったわ」

は、初耳だぁ~。

雇われ執事とは知っていたけれど、ここの元校長で、もしかして、

「あの、当時、魔才って呼ばれてた人って、、、」

「勿論、師匠よ。と言うわけで、貴方の姉弟子は、この私よ、キルギスさん」

「あ、、、はい、よろしくお願いします、、、、えっと、」

「フェリー、フェリー=シップソンよ」

かくして私は学校での1日を終えた。


3日後


私はまた王宮へと足を運んでいた

「陛下、キルギス=ノームをお連れしました」

「入れ」

今回、私は謁見という形で、王宮に招かれたのだ

国王と一対一で話合うのはこの方法以外例がないので

国王の通達であっても謁見の間で話し合う事になる

「キルギス=ノームよ、前は良い魔術を見せてもらった

そこで、お主にも特別に何か所望するものをあげようと思ってな」

ここに来て思わぬ言葉が発せられた、本来首席だけが与えられる国王からの合格祝いそれを貰うことができるとわ

「キルギス=ノームよお主の望む物を申せ」

「わ、私は、私が管理する国の軍隊というものを所望します」

「軍隊とは何だ、騎士団や魔法師団とは違うのか?」

「軍隊と呼ぶものは正しく騎士団、魔法師団とは何ら変わりはありません、ただ使う道具が違います」

ここで軍隊の事が承認されれば私の勝ちだ

「私兵団ではだめなのか?」

「ハ、私兵団ではとても何万何十万もの人を養う事は出来ません、なので王国直々の軍隊がほしいのです」

「ほう、そんなにも規模があるのか、先程騎士団や魔法師団とは違うと言ったなそれはどういう意味だ?」

「それは、前に使用した武器等を使用します火を噴く魔道具だけでなく、金属の塊を飛ばすものや、鉄の棺桶の様な動く魔道具も使います」

「ほう、ではその軍隊とやらは魔道士だけしかなれないのか?」

「いえ、誰でもなれます、騎士でも農家でも奴隷でも誰でもなれます」

「成る程、分かった、ではその軍隊とやらを設立しようではないか」

つ、遂に軍隊が設立できた、だがここからだ。まずは人員募集に訓練、駐屯地や軍港の整備とやることが多々ある

「だが」

何だ?何か条件などがあるのか?

「10日後騎士団の精鋭並びに魔法師団の精鋭合計10名の模擬戦に勝ったら全てお望み道理にしてやろう」

10日後に模擬戦だって?しかも精鋭10人…勝てるか心配だ

「なお兵士を20名そちらにやろう、軍と称するのならこの位は勝ってもらうぞ」

こうして私は20名の部下を引き取り訓練場を貸して貰った




1日目

1日目は武器の配布に加え扱い方や手入れの仕方そして軽い模擬戦を行った。因みに武装は以下の通りだ

小銃 M1ガーランド 携行弾数80発

拳銃 ルガーP08 携行弾数40発

グレネード 3個

という感じだ。まずは模擬戦に勝つために必要最低限と言った装備だ。ただ10対10の模擬戦は見てる感じヤバそうだ


2日目

2日目は小銃のサイトの見方やちょっとした戦術を教えた。以外にも皆覚えが早いそして最後には模擬戦も行う昨日よりかはマシだが如何せん皆命中精度が悪いようだ


3日目

3日目はひたすら狙撃の練習だその中でも群を抜いている者が一人いる、彼の名はオルカ=ジャミンス、彼が一番狙撃が出来るので彼を伍長に任命した。模擬戦は今日の成果が出たのかそこそこ皆命中精度は悪く無かった


4日目

4日目にしてようやく全員の命中精度が50%を越えたとわ言えまだ50メートル以内魔術師の射程は約100メートルは超えるそこでオルカを除いた5名を狙撃手に任命した。与えた小銃は九九式狙撃銃(長) 携行弾数は70発

この5名には伏せ撃ち、立て膝撃ちを教えなんとか命中精度は60%を越えさせた


5日目

5日目模擬戦まで半分を切った5日目では分隊を決めた。20名しかいないので小隊にしてはやや小さいので5人一組で分隊を作った意外とすんなりと決まったのはオルカのお陰だろうその後の模擬戦では纏った戦術を使ったのは言うまでも無い


6日目

6日目には騎士との戦いを想定した動きを教え狙撃手達には魔法陣の破壊法や放たれた魔術の対処法を教えた準備は着々と進んでいるそれに加えオルカの分隊に追加武装として突撃銃としてPPSh-41(ボックス)を与えた71発弾倉のものを3つ143発分持たせた


7日目

7日目ではオルカ分隊に与えたPPShが強い突撃力を与え、4人1分隊での模擬戦は苛烈な物となっている。だがやはり強いのは伍長のオルカだ次が狙撃手分隊の分隊長キャンプ=ウォーリーだ彼の命中精度は80%を優に越えておりオルカより命中精度が高い彼がこの模擬戦のキーマンだろう


8日目

8日目はここまで余り触れなかったグレネードの使い方を教えた白リングレネードでは無いので毒ガスは出ない。ただの破甲グレネードだ生身で喰らえば致命傷だろうが騎士は甲冑を着ているし大丈夫だろう威力も低めだ


9日目

9日目遂に模擬戦前日となった今日は明日の打ち合わせや軽い模擬戦など行い何時もより早く上がった明日が楽しみだ。


模擬戦当日

「準備は出来ておるな?」

「はい、もちろんです陛下」

今日勝てば私の要求がそのまままかり通る、任せたぞオルカ

「では、模擬戦を始めよう

只今より王国騎士団並びに魔法師団の上位5名を抜粋した10名と仮称王国軍隊20名の模擬戦を開始する、それでは初め!」

この模擬戦には貴族も見に来ているここで勝つことが出来れば、


作戦の手引はこうだ

オルカ率いる突撃分隊がまず騎士団を攻撃それを援護するように後の2分隊が援護そして狙撃分隊が後方支援に回っている魔術師を倒すという算段だ、だがこう行かないのが戦場ださて、どうなっているか

………

なんか圧勝しそうかもしれない。

魔術師が展開した地形によって遮蔽物が増えそこからオルカ率いる突撃分隊がゲリラ戦を展開それを支援するかの様に他2分隊が遊撃し遮蔽物が出来たことでより有利になった狙撃分隊が一方的に魔術師を葬り去っている、それにより騎士、魔術師連合は混乱流石は一流だろうこちらも2,3名程殺られている、しかし結果は我々の圧勝に終わった

…………

「そこまで、戦闘を中断し直ちに戻れ」

「どうでしょうか?陛下」

「世の想定以上だ、良かろうお主の願い聞いてやろう」

「ありがとうございます陛下」

かくして私は軍隊を手に入れた

………

入学式

というものは無い、そうこの世界には入学式という概念がなく指定された日に登校することで入学の手続きが完了するといったとこだ。晴れて私も学生というわけだ

「皆さん入学おめでとうございます皆さんと一緒に4年間担任を務めるフェリー=シップソンですよろしくお願いします」

この学校はクラス替えが無いことは無いがSクラスは殆ど無いたまに他クラスから入る事はあるらしい。だから基本は入学者だけの身内クラスになるという。

.......

学校生活が始まって一ヶ月が経った時、国王から発表があるということで国民全員が街の至る所に集まっていた。

「今日諸君らを集めたのは、新しく創設するものを告知するためだ、しかとうけよ。

 この国が出来てから数十年と経ったが新たに騎士団や魔法師団とは別に王国軍を創設する。」

という感じで王国軍が今創設された。実際に創設されるのは今から一ヶ月ごその間は人員募集の期間だそうだ、募集内容は以下の感じだと言う

.........

    募集要項

     ・スキルは問わない

     ・完全営内勤務(例外あり)

     ・週休2日

     ・有事の際は第一線を主力として担う

     ・命の補償なし

    給与

     月金貨3枚

こんな感じの募集要項だ。給与に関してはとても優秀だそうでこの世界の平均月給は銀貨10枚から金貨1枚だそう

ちなみに貨幣価値は、銅貨、大銅貨、銀貨、金貨で銅貨10枚で大銅貨1枚大銅貨15枚で銀貨1枚銀貨15枚で金貨1枚だそう。

という感じで給与はいいがそれ以外は最悪に等しいだろう。だが一ヶ月後には総勢2000名の希望者がいた。

.......

一ヶ月後

「ただいまより入隊式を始める、総員敬礼!」

ビシッ

今日は入隊式だ私は王国軍総指揮官兼参謀として出席している

「参謀長挨拶」

「諸君入隊おめでとう、これで君たちは立派な王国軍隊士だ心して職務にかかれ。

 諸君らはすでにこちらで班員分けがなされている、すでに配布した資料を元に進むこと今日1日の残りは自由時間と

 する基地内の散策でもしておくが良い以上だ。」

「敬礼!」

ビシッ

と言う感じで入隊式が終わった。ここからは、班員たちの武器と乗り物の運転方法を明日から教えていこう。だが私は学校があるため武器の取り扱いはオルカ達に任せよう。2000名にも及ぶ王国軍けれどまだ中隊ぐらいの規模だ段々と増やしていこう。

.........

入隊式から一ヶ月が過ぎ隊員たちも慣れてきた時期だろう今の王国軍の規模というと

戦車10両、突撃兵250名、狙撃兵30名、工兵70名、通信兵50名、機関銃兵100名、砲兵50名、一般兵1600名といった所だ戦車はⅣ号H型と歩兵戦車のチャーチルMkⅤでⅣ号が3両チャーチルが7両だ。また、機関銃兵にはBrowning M1919A6を30丁、九七式車載重機関銃を20丁、MG34を50丁で各弾薬は規格を統一して歩兵銃と同様に7.7ミリにしてある。携行弾数はそれぞれ200発、ずつだ、それに加え突撃銃のPPSh-41や新たに配備したMP 40、ステンも規格を統一し9mmにし拳銃とも弾薬の共有化できるように改良した。PPSh-41は9mmだと反動が強すぎるためレートを少し落とし毎分900〜950まで落とした。携行弾数はPPShは変わらないがMP 40は210発、ステンは234発だ。狙撃銃は九九式10丁に加えスナイパーゲヴェーア43を10丁、スナイパーAVS-36を10丁配備ただスナイパーAVS-36のみ携行弾数が75と少しだけ多くなっている。それ以外の工兵、通信兵、一般兵は順にゲヴェーア43、M1ガーランド、FG42Ⅱとなっており携行弾数は80、80、100発だ。また、工兵には橋や野戦砲、対空砲なども作れるように大型のトラックに加え歩兵移動用の輸送車両も運転、建築ができるように基礎訓練が始まったところだ。通信兵には鉱山で取れる魔石を使い通信無線を配備また、有線通信も状況では必要なため蜘蛛型魔獣から取れる蜘蛛の糸を配備した。今後金属が量産できるようになったらケーブルに変更する予定だ。砲兵には7.5cm FK 7M85を5門配備弾薬に関しては戦車との互換性を高めるために対戦車砲弾と榴弾はⅣ号やチャーチルと変わりない砲弾だ。

....................................

内訳

一般兵 FG42Ⅱ 携行弾数100発 ルガーP08 携行弾数40発 手榴弾3つ


突撃兵 PPSh-41 携行弾数213発 ルガーP08 携行弾数40発 手榴弾3つ

    MP40 携行弾数210発

    ステンMkⅡ 携行弾数234発


狙撃兵 九九式狙撃銃(長)携行弾数70発 コルトM1919 携行弾数40発 煙幕手榴弾3つ

    スナイパーゲヴェーア43 携行弾数70発

    AVS-36 携行弾数75発


工兵  ゲヴェーア43 携行弾数80発 コルトM1919 携行弾数40発 手榴弾3つ


通信兵 M1ガーランド 携行弾数80発 十四年式大型拳銃 携行弾数40発 手榴弾3つ


機関銃兵 Browning M1919A6 携行弾数200発 十四年式大型拳銃 携行弾数40発

     MG35 携行弾数200発

     九七式車載重機関銃 携行弾数200発


砲兵 7.5cm FK 7 M85 弾数徹甲弾30発 榴弾40発

....................................

「最近ウィリアム国で変わった国軍が結成されたようです閣下」

「うむ、聞き及んでいる。なんでも、王国軍と言うらしいな、規模は1000から2000ほど、しかも騎士スキルや魔法系スキル持ちが100人いるか居ないからしい。」

「なんと弱々しい、我々の騎兵隊にも及びませんな。」

「しかし、情報がまだ詳しく手に入らんもう少し待ってから攻め入った方がいいのでは?」

「そうだな、もう2ヶ月待って諜報員からの情報を待とうではないか」

…………………………

一ヶ月後最近隣国との関係が悪いそうだ。

「最近野菜が高騰してますはねぇ」

「すみませんお客さん隣国のアーラン国からの輸入が停滞してまして、これで精一杯なんですよ」

「それでも大銅貨5枚は高すぎでは?先月の銅貨8枚より大分高いじゃないですの」

「ほんとにすみません」

こんな感じで基本隣国から入ってくる物の物価が急に上がっている。この国では土壌が悪く農場が限られているのもあって野菜類が特に高騰しているのだ。近頃では隣国が戦争を仕掛けるのでは?との噂もたっていて王国ではそれの鎮静化や隣国の貿易回復などに力を尽くしている途中だそう、また学園内でもそのような噂が後をたたずにいる。一方、王国軍が創立されてから三ヶ月が経ち2回目の募集が出された今回の募集では追加事項として「無属性魔術をある程度使える者」が入ったある程度と言っても日常生活で使えるレベルだそうまた、錬成師などの鉱石を扱う職業の人は優先的に入隊することができるようになった、その結果初回の募集の二倍の人数が集まった。なので今の王国軍の規模は6000人とまずまずと言った所になりその内の5500人は地上戦主戦とし残り500人を新たに開設する王国軍航空隊に所属させた。これによりワイバーンなどの軍獣にも対抗しやすくなった。空と陸の3次元での攻撃ができるようになったのは画期的なことだ。そして新設した航空隊の内訳としては、戦闘機200機、複座式爆撃機50機、重爆撃機5機だ、戦闘機には三式戦闘機一型丁を100機、Fw190D-12を100機配備、複座式爆撃機はSBD-3を50機、重爆撃機にはB-17Gを配備し町から郊外の場所を航空基地とした。

……………………………

内訳

三式戦闘機一型丁 12.7ミリ機銃2門 最高速度580km/h

         20ミリ機銃2門

         60kg航空爆弾×2


Fw190D-12 30ミリ機関砲1門 最高速度645km/h

         20ミリ機関砲2門

         50キロ航空爆弾×4 250キロ航空爆弾×1


SBD-3 12.7ミリ機銃2門 最高速度439km/h

         7ミリ機銃2門

         100lb航空爆弾×2 1000lb航空爆弾×1


B-17G 12.7ミリ機銃12門 最高速度283km/h

        1000lb航空爆弾×10

...............................

航空隊の訓練は主に旋回戦、爆撃機の防衛、航空偵察の三つに焦点を当てはめ行っている。また、射撃訓練や急降下爆撃、緩降下爆撃、水平爆撃は住宅が並んでない平原や山脈地帯で行っている。もちろん実弾だったり、ドックファイト訓練では演習弾を使ったりする。ただ、弾薬の生産所だったり爆弾の生産所が整ってないので多くは撃てない、しかし近頃飛行場付近に生産職の人を集め工場を建てる立案が通ったので現在急ピッチで建てられるそうだ。

ーーー王宮ーーー

「アーラン国からの通知は皆知っているか?」

「はっ、存じ上げております。なんとも我々の領土の一部をよこせとさもなくば武力も辞さないという」

「そうだ、なんとも相手は土地が欲しいらしい、だが我らの土地は一つもやる気はない。」

「そうです陛下、あんな蛮族にやる土地などありません!」

「よってこの通知は破棄し相手の最後通帳をまつ」

ーーーアーラン国ーーー

「やはり出てきませんか、」

「だろうな、奴らは宗教の国だそう易々とはくれないだろう」

「では、出兵を?」

「あぁ、これより最後通帳を奴らに書く、届くのは一週間後だろうそれまでに最終準備を済ませろ」

「わかりました」

……………………

「陛下、最後通帳が届きました」

「なんと言っている?」

「今日を持って侵攻を開始すると」

「そうか、まだ被害は出てはいないな?」

「はい、まだ被害報告はありません」

「そうか、では魔法師団長、騎士団長、王国軍参謀長をよんで来い!」

読んでくださりありがとうございます今後はこれを元に作っていきます

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