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目覚めと野望

初心者が書いた作品です。飛んでいる部分も多々あると思いますが、暖かい目で読んでくれると幸いです。


−2XXX年−

6月3日午前1時20分 敵港湾部上空

「敵港湾施設発見!」

「了解、これより港湾施設に、攻撃を行う」

「「「了解」」」

「全機、私に続け!!」

これが最後の言葉、降り注ぐ敵の対空放火を潜り抜け、私は殉職した

6月3日午前2時12分 岡山 太志大佐...戦死


しかし、

「(ここは、、、何処だ、、、私は、、確か、、あの時戦死したはず)」


   ガバァァ

「ななな、何だこれはぁぁ~~~」

私は騎士の家系の三男として転生してしまった。

「どうかなさいましたかお坊っちゃまぁぁ~」

「な、何でもない」

「そうでございましたか、何かあれば、この執事のオイリーに、何なりとお申し付け下さい」

この60歳近い老人は、私?の執事のオイリーである。身の回りの世話や、護衛を兼業しているこの年で動けるので、凄い老人だ。(少し面倒くさい部分もあるが、まぁ、いつも世話になっている分多めに、見ている。)

え?上から目線のお前は誰だって?私の名は

キルギス=ノームだ!、、まぁ三男だがなドヤァ

「それより坊っちゃま、今日は5歳の誕生日です、身支度は済んでおりますかな?見たところ、経った今起きたように見えますが?」

「ん?あ、そう言えば今日は誕生日だったな」

「左様で御座います」

「今から、準備して朝食を採るよ」

喋り方が5歳じゃ無いって?そんなの、前世の記憶があれば、そうなるじゃない。聞けば、産まれて3ヶ月で、言葉を発したらしいからな。ちなみに発した言葉は「母」ではなく、「敵は、やったか?」と発したらしい、知らんけど。

「母上、おはようございます」

「おはよう、キルギスちゃん」

これは私の母であるアイロイ=ノームだ。

「遅いぞ、キルギス」

からの、長女のロイズ=ノームこの家系唯一の、姉だ。

「全く、ロイズの言うとおりだ、キルギス。今日は、お前の誕生日何だから」

最後に、次男のオーロット=ノームだ。ちなみに、長男はこのヒューロイド皇国の近衛師団に入隊、まぁ、そのうち会えるだろう。父はそこで、騎士団長を、勤めている。こちらも、そのうち会えるだろう、暫定だがな。

「すみません、姉上に兄上、昨夜は、ユニークスキルが、遂に分かると知り、なかなか寝付けず、寝坊してしまいました」

この世界には、ユニークスキルと呼ばれる物がある。大体は一人一個持っている。大体、察しの良い人は気づくだろう、そう、必ず一個と言う訳ではない。例として、この国の勇者は3つ持っていた、とされている。これは、あくまで伝承だ。本当かは知らない。

「まぁ~可愛らしわね~」

母はおっとりとした性格だ、おっとりし過ぎてたまにミスを犯す。だが、ある程度は一人で解決する。

「全く、次から気を付けるんだぞ」

「はい、分かりました、兄上」

そう言いながら、私は朝食を採る。今日の献立は、パンにコンソメスープのようなものそれに、サラダだ。

「朝食をとったら、オイリーと共に、教会へ行ってらっしゃい。そこでユニークスキルが言い渡されるわよ」

「分かりました、母上」

そう、この世界にも教会は存在する。何でも、昔の勇者を祀っているらしい。そう言いつつ私は、朝食を済ませ、身支度をしオイリーと共に教会へと向かった。

「おや、これはキルギス=ノームさんではないですか。今日は何をしに教会へ?」

「今日は、5歳になったので、ユニークスキルを貰いに来ました」

この人は祭司のアラインさんだ。

「おぉ~これはこれは、なるほど、ユニークスキルを貰いに、ノーム家は騎士の家系なので、騎士系が望ましいですなぁ」

「そうで御座います、坊っちゃま将来凄い御方になると、私は予想しておりますので」

「ははは、そうで御座いますな、よし、それでは初めて行きますぞ」

ようやっと、ユニークスキル鑑定が始まった。全く、ここまでが長いんだよ!

「それでは、キルギスどの、この水晶に手をかざして下さい」

「分かりました、こう?でしょうか?」

「左様です、それでは、この水晶に魔力を注いで下さい」

「は、はい」

「そうですそうです、良いですよ」

「はい、もうやめてもらって大丈夫ですよ、お疲れ様です」

「他にすることは~、無いようですね」

「はい、もうそろそろで、結果が出ますよ」

  ~3分後~

「結果が出ましたよ」

「あ、はい、今すぐ行きます」

と、意気揚々と行った私は絶望することになった。何故なら

 名前 キルギス=ノーム

 ユニークスキル「錬金師」 「生産者」

 体力145  魔力232 防御142 知能390

 Lv1 称号 無し

とまぁ~、何と言うか全て最悪!!

「まぁ、キルギスどの、気を落とさずに、ほ、ほらユニークスキルが二つあるじゃないですか」

「そうで御座います、坊っちゃま」

「良いですよ、お二方、無理に励まさなくても」

私のユニークスキルは二つあった、一つは「錬金師」これは魔力を使い、金属を産み出したり、加工したりする。いわば、鍛治向け、もう一つは、「生産者」これは、素材を使って、物を作ったりする。完全に私は、裏方役のユニークスキルだった。


だが、そんな裏方ユニークスキルでも、私はあることを思い付いた。それは、、、

“このユニークスキルがあれば、前世の記憶を頼りに、近代兵器が作れるかもしれない”と。

私はその決意から5年、私は10歳になり、次男の兄は近衛師団に入隊、姉上も入隊間近となっていた。そして私は、国立魔法学園の入学試験を受けていた。

「(これに主席で合格出来れば、、、、国王に望みを聞いてもらえる!)」

しかし、結果は...次席だった。

「(お、終わった、、、、せっかくの望みが、、、)」

結果しては、主席から三席の者が、国王への会談を許された。

「(結果としては、及第点か)」

と内心私は安堵した。ちなみに主席は、有名な魔道師の家系のジェシ―=アンジェリーナだった。アンジェリーナ家は、幾度となく賢者のユニークスキル保持者を出している。

「こんにちは、ノーム家の恥さらしさん」

「こ、こんにちは」

私は、ノーム家にも関わらず生産職のユニークスキルを持っているため、周りの貴族からは、『ハズレのスキルマスター』と呼ばれている。私自身剣術や、体術は前世の記憶からか、姉上とは互角に戦える。魔術は基本五属性以外は、使える。これには、母上が一番驚いていた。

「あなたが、次席とは心底心外だわ」

「そ、そうですか」

私は、そう言い肩を落とす。いかんせん、私はこの女が嫌いだからだ。理由については....伏せておく。

「皆様そろそろご到着です」

護衛の憲兵がそう話すと、物の数秒で着いた。場所は王宮だ。何と言うか、言葉にあらわせれないほど、豪華だ。

「それでは、国王陛下がお待ちです。足をお進めください」

「「「分かりました」」」

紹介していなかったが、三席の子は商業においてトップクラスの家系のアラザー=ハイム彼女のユニークスキルは、大魔道師だった為、幼い頃と言いつつ私と余り変わらない時期に、魔術と学業を極め、この学園に入学してきた。

「今年度の魔法学園の、上位三名を、お連れしました」

「...入れ」

と言ったのは、この国の国王ザヴィット=ウィリアム=ヒューロイドだ。年齢は40代だろうか?

「今年は、我が愚息がこの、入学試験を受けたのだが、上位三名にもおらんとは」

そう、今年は国王陛下の息子さんが、試験を受けたのだが、結果は、四席、後一点差だったらしい。

「まぁ良い、それでは、まず、お主らの実力を見せてくれ」

国王の指示のもと、我々三名は、訓練場につれられた。造りは、分厚い灰色の石レンガで出来ている、形は何とも円に近い形だ。それに加え、防護魔法がかかっている。

「(ここなら、、十分に実力を発揮できるか?)」

などと、私は内心思っていた。何故なら私は、この5年間鍛え過ぎたからだ、現在のステータスはこれだ

 名前 キルギス=ノーム

 ユニークスキル「錬金師」「生産者」

 スキル 「金属鑑定」「有機物錬成」「無機物錬成」「高速生産」「大量生産」「狙撃手」

 体力1524 魔力12653 防御1390 知能30897

 Lv87 称号 無し

体力と防御は少ないが、平均と比べると、どれも2倍から3倍だ、知識はこれだけあっても、次席だからジェシ―がどれだけ凄いかが分かる。

「各自、各々好きな魔術や、武器を使って貰って構わん。あの、木の的を壊せば良い」

「「「分かりました!」」」

まずは、三席のアラザーさんからだ、そのつぎにジェシ―、最後に私だ、理由は、、、察してくれ。

「それでは、よろしくお願いします」

アラザーさんは、律儀にお辞儀までし、実力テスト?が始まった。

彼女は主に、基本属性の“風”と“炎”を使う。え?基本五属性は何かって?基本五属性は“炎”“水”“風”“光”“闇”の五つそれ以外は、無所属に属する、例としては、空間魔法や土魔法が該当する、以上説明は終わり、アラザーさんの戦い方?戦術を私は、そろそろ見たいんでね。

「炎の聖霊よ何の敵を打ち滅ぼせ!...『ファイヤーボール!』」

ん?ん?ん?魔法ってあんなに面倒臭かったか?私の知る限り魔法は物のイメージさせあれば、良いはず。詠唱とか一切要らなかったと、思うが何故?ま、まぁこの問題は、置いといて彼女の戦術が大体わかってきた。まず、炎で敵を燃やし、燃えた敵に対し風で火力を上げる、っと言った戦術だ。そのおかげか3分程で終わった。

「次!」

「は、はい、よろしくお願いします」

そして二人目はジェシ―だ。彼女は主に“闇”を使う。一つに絞る人は、多くはないとは聞いたが、戦術が狭まる、そこをカバーするのが見どころかなぁ~?

「闇より出し破滅の弾丸『ナイトスピア!』」

あっれ~?まさかのジェシ―さんも詠唱付きあれ?もしかして、これって、私の認識がおかしいのか?ま、まぁ良いでしょう、ところでジェシ―さんが放った「ナイトスピア」は、闇魔法でも上級に分類される。スゲェなこの人。

「「「「おぉ~」」」」

スゲェ~、国王陛下に加え多数の人達が唸りを上げる程、やっぱ、彼女は絶対強いは、実感しました。

「最後にキルギスどの」

「はい!」

さて、私の番です。私は、基本属性を使えないので、今までに開発しておいた物を使います。

とりあえず、火炎放射機で良いでしょう。亜空間から取り出します。

「な、何てやつだ、空間魔法を無詠唱で、行使したぞ」

「な、何だって!?あ、あの空間魔法を無詠唱で!?」

「何だ、あの武器は!?」

「分からん、俺も初めて見たぞ」

何やら外野がうるさいが、無視だ無視

「嘘!?空間魔法を無詠唱で!」

ジェシ―も驚いていた、そんなに珍しいか?無詠唱は?

「取りあえず、発射~」

私は、火炎放射機を使い、的を燃やし尽くした。

「あの武器からは、火が出るのか、しかもあんな高威力」

....もしかして、やり過ぎ?ま、まぁ一応課題は、クリアしたから良いよね?

なんやかんや色々あったけど、一通り終わった。だが、本命はここからだ。

「それで、主席のものは、面をあげよ」

場所は移り、応接間だ。何故応接間なのかは、誰にも分からない、国王以外はな!

「は!私、ジェシ―=アンジェリーナが今年の主席で御座います」

「うむ、そなたであったか。それでは、望みを一つ言ってみよ」

「私の望みは....『家の永久的な安泰です』」

何とも豪勢な望みだった!え?そんなんで良いの?満足なの?ん~?....はっ、こいつ何と言うか様子が、変?

「『家の永久的な安泰』とな?」

「左様で御座います、陛下」

「うむ、しかしアンジェリーナ家は、賢者を多数派出している家だ、安泰は確約されているのでは?」

「そうでございますが、ノーム家のように、いつ生産職ユニークスキルが出るか分かりませんので、ここで確約を得ておきたいと思い」

こいつ、ここで私のことをネタとして出すとわ、恐ろしいやつめ。だが、先程から様子が変だ

「なるほどな、よかろうアンジェリーナ家は永久的に、伯爵の称号を与えよう」

「ありがとうございます」

今日はこれにて解散となった。解散した後、私は、オイリーと共に町を歩いていた。

「今日は、どうで御座いましたか?」

「今日か?今日は、そこそこだったな」

「ところで坊っちゃま」

「なんだ?」

「王宮から、早馬が届きまして、内容には、後日坊っちゃんと、話をしたいとのことです」

「王宮から、そんな早馬がか。日時は書いてあったか?」

「日時は、入学式から3日後、との事です」

「3日後か...」

あれぇ~私、何かやらかしたかなぁ?.....もしかして、火炎放射機で的を燃やしたからか?ま、理由はともあれ、もう一度、王宮へ行けるのだ、喜ぶ事だな。

「ところで、オイリーに調べて欲しい事がある」

もちろん、アンジェリーナ家の事だ。アンジェリーナ家とノーム家の関係は、およそ、100年前に、差し掛かる。もともと、両家は一つだった。しかし、一度仲の悪い兄弟が生まれ、

「兄上!何ですか!この、政策は!」

「何、とはなんだ、何とは!見ての通り、市民から、“税”を取り立てる政策だが?貴様、兄に向かって、歯向かう気か!」

「“税”を取る?貴方は、限度と言うものを知らないのか!」

とまぁ~こんな感じで、いつもいつも喧嘩していた。だがしかし、ある日弟の方が、蜂起した。

「貴方は、いつもいつも、やり過ぎだ!そんなんだからこの、領地はいつまでたっても、繁栄しないんだ!!」

「黙れ!!貴様に、私の気持ちがわかってたまるか!!」

「えぇ、分からないですとも、貴方のような、能無しの気持ちなど」

「貴様ぁ、私に歯向かう事の恐ろしさを、知らしめてやる!」

「受けて立ちましょう。それで、貴方が、能無しだと言うことをその、小さな脳に、叩き込んであげましょう!」

結果としては、弟の方が、勝利した。そして、弟は名前を変え『アンジェリーナ』と名乗った。一方、負けた、兄の方は、一族の恥じとされ、領地を去った。領地を去った兄は、剣術の修行を初め、騎士団に入隊、その後自力で貴族に成り上がり、『ノーム』と名乗った。だが、その事を、気にくわないアンジェリーナ家は、ノーム家を、罵ったり、嫌がらせをしてくるのだ。

「....坊っちゃま、気でもお狂いに?」

「狂ってはないぞ」

「では、何故アンジェリーナ家を、詮索為さるのですか?」

「ん?、あぁ、言ってなかったな」

「何をです?」

「今回の主席を」

「まさか」

「そのまさかだよ、だが、要求内容が、面白い位に可笑しくまた、少し様子が変だったんだ」

「要求内容が可笑しく、様子が変と」

「そうだ」

「ちなみに、要求内容は?」

「要求内容か?要求内容は確か『家の永久的な安泰』だよ」

「永久的な安泰ですか、、、確かに、アンジェリーナ家とは、思いがたい要求ですな。また、あの家は賢者が多数いる家ですからなぁ~」

「そう!そこが変なんだよ、だから、オイリーに調べて欲しい」

「分かりました、今すぐ調べて参ります!」

「頼んだ、オイリー。私は、今から学園へ行って、制服と教科書を貰いに行ってくるから、オイリーは、アンジェリーナ家について、調べておいてくれ」

「了解しました、気をつけて行っておいでませ」

「頼んだぞ」

そう言って私は、学園へと向かった。ここで一言、コホン

『学園まで、道のりが、長すぎるんだよ!!』

ふぅ~スッキリした。だが、リアルガチで、長いんだよなぁ~。何なん?嫌がらせ?直線距離で、大体15kmはあるぞ。仕方ない、ここは、軍用バイクでも出して向かうか~。

 ~1分後~

「つ、着いた。人混みを避けて、ここに来るのも楽じゃないな。迂回路で30km、しんどすぎやしませんかねぇ~」

私は、そう呟きながら、正門を潜った。

「お?あれって、『ハズレのスキルマスター』じゃないか?」

と、言って私をけなすのは、五席の「ド=ルテスク」こいつは、ルテスク子爵家の三男だ。

「ほんとじゃないですか」

こいつは、家ぐるみで従っている「リオ=レイラ」。レイラ家は、家族全員がルテスク家に一人一人づつ付いている。いわば、専属のメイドや、執事だ。何故、付いているかは、謎だ。

「.......何か用か?」

「用も何も、まさか貴方が合格しているとは」

「都合でも悪かったか?これでも次席だ、お前よりかは、頭が良いと思うのだが」

「頭が高いぞ!貴様!ノーム家の分際で、このルテスク様にたてつくとは恥をしれ!」

「恥じねぇ~」

「待て、レイラ。この学園では、実力が絶対だ。今の俺は、こいつより劣っている、故に必然だ」

流石と言うか、ルテスク家は、決まりに厳しいからなぁ~。こう言う時やっぱり、助かるな。

「だが、それは今年までだレイラよ、武力演習で勝ち、私が上にたつのだから」

.......訂正しよう、考え方は、只の悪だな。

「左様ですね、ルテスク様。この、ノームの虫食いが、この場にいる全員に勝てる訳が、ありません」

「そうだろう、レイラよ、結果は目に見えているのだからな」

「「ハハハハハハ」」

こいつら、絶対に潰す。自分で言うのもなんだが、私の主要武器は、毎分600発の短機関銃、そう簡単には、勝たせない武器なんだがなぁ~。それに、魔道制御式装甲車並びに、戦車、野砲、固定機銃、もあるし、魔道制御式武装ボート、軍艦、航空機も全て完備、勝てるやつは、ほぼいないだろう。

「おい、そこすぐに自分のクラスに、制服と教科書を取りに行け」

と、先生が一言。

「「「あ、、、はい」」」

「さてと、私はここで、クラスはSクラスなので」

と言い、私は、二人を後にし、先を急いだ。そして、教室に着いた私が、見た光景は、、、ちっこい女性の先生が、教卓?にいた。身長は、135cm位の、小柄の先生だ。

「ちっさ...」

と、つい本音が漏れてしまい、先生が一言

「今、今、小さいと言いましたか?」

と、何か黒いオーラをだし、目のハイライトを、消してこちらを見ている。

「い、いえその様なことは...言って...おり....ません」

等と私は、嘘を付き盛大にしごかれた。こんなにも、しごかれたのは、前世で下士官兵の時にへまを、したとき以来だ。

「全くもう、貴方は、私の事を、知らないのですか!?」

プンスコと言わんばかりに、頬を膨らませ、哀れ物を見る目でこちらを、見ている。

「す、すみません。最近まで、少しこの辺りには、居なかったので」

本当だぞ?最近までは、山で暮らして居たのだから。理由は、訓練のために家族で、隠居生活していたのだから。

「もしかして、貴方、キルギス=ノーム君ですか?」



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