デフレを脱するには、まずは政府支出を増やすしかない
ここまで、日本経済を概観してきた。
人口が多く、内需が大きい日本…
はっきり言って、今の日本はまだまだ発展余力が残っている大国の途上にあると言える。
しかし、30年の政府の無能無策により、日本は発展できないままで、しかも、デフレに突入したことで経済は腰折れして衰退と没落の道を歩みはじめている。
言ってみれば、まだまだ元気な若手を無理矢理入院させて、病気に対して間違った手術をやりすぎて、若いまま寝たきりにさせられ、それでも、間違った手術をされている最中なのだ…
これでは、永遠に病気は治らず、ゆくゆくは体力が衰えて衰弱死することとなる。
デフレであることは、はっきりしてるわけだ。
だからこそ、まずは、デフレを脱却しなくてはならない。
経済の基本は、適正なインフレによる、緩やかな経済の発展なのである。
選挙を繰り返すことで、自分たちを導いてくれる政治家を鍛えてあげることが大切なのだ。
なぜなら、デフレ脱却には、もはや政府支出、つまり財政政策に頼るしか道はないからだ。
民間消費の次に大きいGDPはなんだったろうか?
そう、政府支出である。
その割合は3割を占め、その政府は自国通貨という錬金術師でもあるのだ…
さあ、本論を進めていこう!
もう1作品はじめてみました。
漱石の『吾輩は猫である』をベースに、小説風に、今の日本を戯画化します…
あくまで猫の言うことなので…悪しからず…




