信用創造とは その2
信用創造の理解はややこしいと思います。
今までの思い込みを変えるのは、頭の疲れることです。
ややこしい条件を取り払って、もっとシンプルに考えましょう。
銀行にお金を借りにいきます。
このとき、あなたは借用証書を持っていくか、書かされるでしょう。
私も借りたことないので、借り方分からないのですが笑
1000万、借りにいきます。
このとき、銀行はあなたに現金では手渡さないはずです。
外に出たら、即座に強盗されちゃいますよね。
銀行はあなたの口座に1000万という金額を入力します。
あなたは通帳でそれを確かめます。
このとき、銀行は金庫に1000万なくても、あなたに1000万円貸すことができます。
そう、これが信用創造です。
銀行があなたに返済能力を認めれば、いくらでとお金を貸すことができるのです。
そして、この流れで重要なことは、
銀行があなたにお金を貸したときに、口座にお金が生まれている!
ということです。
その価値の裏付けは?
あなたが返せるという信用が価値の裏付けとなって、銀行は新たな預金通貨を生んでいます。
これが信用創造です。
現実は準備預金などあり、より複雑ですが、シンプルに言うと、これが現代の金融システムなのです。