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家庭教師(JK) ~5~

チェンジ・・・コレ実話ですからね~(笑)

「お疲れ!藤本!」


聞き覚えのある声が聞こえてきた!

思わずその声の聞こえた後ろを振り返ると、



「・・・柊・・・。」


なぜか柊がいたのである。

もしかして・・・俺が傷ついたと知ってきてくれたんだろうか!?


それを知っているのは岩崎さん・・・


やっぱり岩崎さんは俺のことを・・・


今度会った時はもっと優しく接しないと罰があたるな・・



俺の声を聞いた柊は、すべてを察したんであろう、



「まあ、なんだ・・・ゆっくり休みなよ。」


そんな優しい言葉をかけてくれるのであった!!

やっぱりわざわざ俺のために!!

優しい奴だ柊わ!!


俺は柊の優しさに感動しつつ立ち上がり、

先ほどまでの打ちひしがれて感が軽くなる。



「一緒に寮まで帰って、一杯飲もう!」


「あ、いや、俺これから仕事。」


そう言って、なぜか俺を通り過ぎて、玄関の前まで行き、チャイムを鳴らすのだ。


そのチャイムを聞いて、今度はインターホン越しでの会話なしで、

バタバタと足音が聞こえたかと思えば、無条件で開錠する音が聞こえて、

またあの女子高生が出てきたのだ。


そして、柊を上から下までジッと見る。

しばらく無言の二人であったが、柊の方から、



「チェンジしますか?」


え?チェンジ!?



「ううん、いいよ。どうぞー!」


そう言って、柊を家の中へ案内するのだ。

その後、俺の方を一瞥したかと思えば、何の言葉もかけてくることなく扉を閉めた。



「・・・もーしもし!!」


その声で気づいた!

まだ通話が入ったままだったのだ!!


「は、はい。」


「柊君は合格貰った?」


「ええ、今・・・家の中に入って行きました・・・。」


「じゃあ、良かった。まあ、今回は残念ということで!

 なかなか厳しいねんな~こういった案件ってさ!

 女子高生の方が好みじゃないとすぐに先生をチェンジしてほしいって言ってくんねん!

 まあ、今回は現実は厳しいってことが経験出来たってことで!お疲れ!」


そう言って伊藤さんは電話を切ってきたのであった・・・。


呆然とする俺に、今度は優しく背中をさする手が現れたのであった。

俺は顔を上げてそちらを見ると、



「どんまい!藤本!」


「・・・森永・・・。」


「俺もチェンジ要因として呼ばれてたんだ。」


「・・・。」


「だけど、岩崎さんからは、


 「柊君があかんかったら正攻法は無理と思うねん!

  せやから、変化球として待機しといて欲しいねんけど。」


 って言われてさ・・・今日は2人で飲もうぜ。」


「・・・ああ・・・。」


今日は俺と森永の友情を深めるという日になったのであった・・・


だが・・・


絶対に女子高生は諦めないぞ!!!


次だ!次にかける!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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