家庭教師(JK) ~2~
女子生徒は女性の生徒が見るのが基本だけど・・・
俺は高なる思いを何とか抑えて、眠りにつくのであった・・・。
眠りへ・・・
無理だ!!
だって、想像してくれよ!!
女子高生と無条件で2人っきりになれんだぜ!!
それを考えただけで目が覚めてしまう!!
しかたがない・・・
そう言ってパソコンを起動させて、ファイナルファンタジーをして、
興奮を抑えるのであった。
そして、気がつけば昼を過ぎてから起きることになったのだ・・・
「今日は自主休講だな。」
時間割をみて、昼からの授業は都合のいいことに出席を取る授業ではない!
そうと決まれば、街に繰り出すか!
どうせ街中にある家庭教師の事務所に行かなくちゃいけないんだからな。
少し早いがご飯も街でとることにして寮から出ていくのであった。
街角に溢れる女子高生・・・
スカート丈の短いこと・・・
なのに・・・なぜだ!!
今、地下の階段を地上へと上っているのだが、
その前を女子高生が歩いている・・・
俺の顔を見るなり・・・
スカートを抑える!!
いやいや!
その短さは俺に中を見て欲しいからだろう?
何で隠すんだよ!!!
隠すくらいならわざわざスカートを短くするなよ!!
俺の中で憤りを感じてしまう・・・
意味が分からんな・・・
男に・・・俺に見せたいからスカートを短くしているのではなないのか!?
マクドで昼食兼おやつを食べるのだが、
座っている席から外を見ると地べたに座っている女子高生がいる。
・・・
ちぃ!短パンなんか履いてやがるのか!!
それなら最初から短いスカートをはくなよ!!
絶対に男はそう思っているはずだ!!
期待して外が見える席にしたのに・・・
ちなみに俺が座っている席の列は全員男のサラリーマンであった・・・
まあ、いいや・・・
これから俺は君達女子高生に囲まれる生活を送るのだからな!!
そろそろ時刻は夕方となり、家庭教師の事務所が開く時間になったので、
事務所へと向かうことにした。
「どうしたん?藤本君。」
「いえ、今日は要望があってきたんです。」
事務所はちょうど今開いたようで、
スタッフが数人いるのだが、まだ肩からカバンを下していない状態だった。
ちょうど入り口に伊藤さんがいて、俺を見かけるなり声をかけてきたのである。
・・・っていうか、よく着信拒否をしていた相手と普通に話せるな・・・
まあ、嫉妬からだろうから俺の顔を見たら機嫌が直ったんだろう。
だからだろう、わざわざお茶を用意してくれた。
冷蔵庫から取り出して、わざわざ氷まで入れてくれるのだ。
外に雪が降っているにも関わらず・・・
服をいっぱい着こんでいるせいで暑いと思ってくれたんだろうな・・・
そこまで配慮ができるとは・・・やっぱりいい彼女になりそうだ。
「で、要望って何?」
俺に尋ねながら、出来立てのアツアツコーヒーを飲む伊藤さん。
「・・・。
ええっと、柊が女子高生の家庭教師をしていると聞いたのですが。」
「うん、してもらってるよー。2人ほど・・・確か・・・1年生と3年生だったかな?」
「そうです!!
それで僕も女子高生の家庭教師をやらせてもらえないかと思って
今日はこちらに来たんです。」
「無理。」
即答であった・・・
「・・・え?よくわかんないんですけど。」
「む・り!」
「いやいや、言葉がわからなかったんじゃないんですよ!
そう単語単語を区切ってハッキリいてもらわなくてもわかってるんですって!」
「?じゃあ、何が分からへんの?」
「柊がやっているのにどうして俺ができないのかってことです!」
そう!
柊が出来ているのなら、俺だってしても問題ないはずだ!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。