表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/225

たこパー ~1~

たこ焼き器は必需品!

関西に来て初めて知ったことがある。

それは、


一家に一台たこ焼き器!!


これ常識!


そう断言する関西人たち。


最初は何の冗談のを言っているんだと思っていたのだが、

どうやら本気でそう思っているらしくて、

先日俺の部屋に遊びに来た関西人が、



「何で森永の部屋にはたこ焼き器がないん?」


本気で聞かれたことにビックリしたのは言うまでもない。


ちなみに俺や藤本、柊なんかは、

家にたこ焼き器はないという意見で一致しているので、

一家に一台たこ焼き器は関西特有の文化何度と確信している。


ちなみに、たこ焼き器が一家に一台あるということに触発されてか、

柊が一台たこ焼き器を購入してきた。


ちなみにたこ焼き器は電気で加熱するタイプ!


価格498円!!


やっすいな~!!


え?たこ焼き器ってそんなものなのか?



「しっかし、柊もわざわざ用意するだな~。」


結構、人に流されにくい柊が関西に来たからといって

たこ焼き器を準備したのにちょっとびっくりしていたのだが、



「・・・用意しろって言われて・・・。」


「・・・そっか・・・。」


ものすごい嫌そうな顔をしている柊なので、

無理やり用意した感が半端なく良く伝わってくる。


きっと柊は納得していないものの、

買ってくるハメになったのだろうな・・・


絶対に・・・


女がらみだ・・・


だから、絶対にこれ以上聞かないからな!!


悔しくなんってないんだもん!!


そんな俺の思いとは裏腹に藤本はものすごく興味を示したようで、

柊にどうして買ってきたのかを聞いてしまう。

いや・・・


こいつの女に対する嗅覚は伊達じゃないからな・・・


きっと女関係だと確信しているのだろう・・・



「誰に言われたんだ!!」


「・・・伊藤さん・・・。」


思いっきりため息をつく柊。

なるほど、ため息をついた理由がよく分かった・・・。



「っていうか、伊藤さんならたこ焼き器を持っていそうだけどね?」


「いや、持てないって。」


「珍しいな、あんなにコテコテのの関西人なのにか?」


「本人は持ってないけど、周りの男が持っているらしいよ。」


「・・・あ、なるほど・・・。」


納得いく回答がきた。


確かに本人が持っていなくても、

あの伊藤さんならきっと誰もが喜んで貸すだろうな~。

いや、貸すと言うか、用意しているんだろうな・・・


いつでも伊藤さんとたこ焼きパーティーができるように!!


それは分かる・・・

俺だって、伊藤さんから連絡が来たらテンションはきっと上がるだろう・・・


伊藤さんは可愛い!


スタイルもいい!!


俺も一度お相手をして欲しいとは思っている!!


だけど、それを自覚している分、タチが悪い・・・


横にいる藤本なんかは何度ご飯をおごっているか分からない・・・

それで手も触らせてくれないと嘆いているのだ。


しかも・・・


2人で食事をするということは一度もないそうだ!!


おいおい!どういうことだよ!?って聞いた時、



「何でか偶然行った先々で伊藤さんの女友達が必ず現れるんだよな~。」


・・・気づけ藤本!


それは偶然でも何でもない!!


必然だ!!


間違いなく、待ち合わせ場所が違うんだろうけど、

お前と伊藤さんが行く先に伊藤さんは友達を呼んでいるんだよ!



「まあ、だけど、女子と出会えるからいいんだけどな~。」


・・・


本人が納得しているならいいか・・・


藤本の言う通りで、そこに出会いが発生するんだから、

当然出会いについてお金を支払うのなら納得できるもんな!


この世の中には街コンっていうイベントもあって、

街コンではお金を払ってから、色んな店に行って、

お金を落として女子と出会うんだからな!!


一緒一緒!


何も変わらないな!!

気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ