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天文部合宿 ~9~

次のターゲットへ!!

本命である早川さんを探すと、

すぐに見つけることができた。


だって・・・


柊の傍にいるのだから!!


間違いなく柊はまた狙われているのだろう・・・


あいつと俺の違いは一体なんだろうか?



顔か?


まあ、若干ではあるが柊の方がいい男であるのは認めるが、

そんなに見劣りするわけではないぞ。

ちょっとだけ年配の方々には


「愛嬌のある顔じゃない」


って、何度も言われたことがあるからな!!



身長か?


まあ、柊が185センチって言っていたので、10センチ以上差があるが、

それくらいなら気にはしないだろう!

だいたい、たいていの女子は俺よりも小柄じゃないか!!


・・・シークレットブーツでも買うか?



スタイルか?


まあ、これは高校までバリバリ鍛えていた柊に比べて、

まったく運動していない俺はどうしても見劣りしてしまうな・・・

それに今も運動を毎日一時間ほどしているしな柊は・・・


ただ、俺だって、8:55に家を出て学校までダッシュで行っている。

この運動を週5日でやっているのだから運動は俺もしているな!


少し俺はお腹が出ているのが気になるところかな?

まあ、人気者のトトロもお腹が出ているので

対した問題はないだろう!

それにこれは包容力の表れだしな!!



お金?


・・・・これはお互い寮だし金持ちではなないからイーブンだ!


ちょっと現時点では貯金を柊はもっているけど、

夏休み明けから免許を取りに行くからなくなるはずだし、

貯金ゼロの俺と変わらなくなる!!



勉強か?


まあ、ちょっとばかし柊は優が多いが、俺も可で単位はとっている!

結果として単位があればいいんだからな!

無駄に勉強しすぎても仕方がない!!

ある程度でしっかり単位を取ることが重要なんだからな!

他に勉強しなくてはいけないこともいっぱいあるのだから・・・


女の子について勉強してもし足りないことはないからな!!


これからの人生には女の子という潤いが絶対に必要なのだ!




こうやって考えると別段柊に対して俺は劣るところが見当たらないんだがな?

まあ、森永は・・・現状は仕方ないだろう。


おおっといかんいかん!


柊との比較何って全然建設的でないことを考えてしまった!


今は目の前の柊と早川さんの中に入って、

早川さんを俺がゲットしなくてはいけないだろう!!



「柊君の家にはたこ焼き機ないん?」


「ないですよ。」


「あかんよ!関西人になれんよ!」


「いやいや、決して関西人になりたいわけではないんですけど・・・」


「なんでよー。せっかく関西にいるんだから、関西人になったらええやん!」


「まあ、善処します。」


「ああ!絶対になるきないやろう!いかんいかん!そんなんいかんよ!」


「いいじゃないですか!それよりたこ焼きの作り方教えてくれるんでしょう?

 しっかり教えてくださいよ。」


そう言って、たこ焼き器を指さす柊に、



「任せてや!週に一度はたこパーをする腕前をみせたげるわ。」


「お願いします。」


「うん!しっかり柊君に手取り、足取り、腰取り教えたる♪」


「・・・最後に不穏な言葉が含まれてましたけど?」


「大丈夫!割と経験豊富やから。」


「何で不穏な言葉に不穏な言葉で返すんですか!?」


・・・


この中に入るのはなかなかハードルが高いぞ・・・


というか、周りの男子達もきっと早川さんと話したくて周りにいるのだろう。

先ほどからお酒を持って、チラチラと二人の様子を伺っている連中が

周りに群がっているのだから・・・


だけど、柊とのやり取りのために一歩踏み込むことが出来ない様子だ・・・


だが!!!


ここで進まなければ男がすたるわ!!


俺はお前らとは違うというところをしっかり見ておけ!


そして、この女は俺のだということも刻んでおけ!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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