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二股は大変! ~1~

体験すると分かる!・・・らしいよ。

現在、俺には2人の女性がいる。


1人は先のゴールデンウイークの時に日雇いのバイトに行った先で出会った女性だ。

彼女からは名刺をもらった。


どうやったのかと言えば、



「柊君、コレ。」


そういって、柊に名刺を渡していたところに俺は偶然にも一緒にいたのである。



「携帯の番号も書いてあるよ♪」


・・・何だと!!!

携帯の番号まで書いてるんですか!?


それは・・・


それは・・・


ゲットしなくてはいけなだろう!!



「僕にもください!」


「・・・え?」


なぜか、俺が頼んだら、あからさまに困ったような表情を浮かべたのだが、

すぐに切り替えて、名刺を取りに行ってくれた。


そして、



「はい。またバイト宜しくね。」


そう言われて俺も名刺をゲットしたのであった!!!


よっしゃー!!

これであのお姉さんの携帯番号をゲットしたぜ!!


そう思って、翌日貰った名刺を見ると・・・


携帯番号・・・


書いてないけど??


何で、あのお姉さんは携帯番号かいてあるからって言ったんだろうか?


ああ!!


もしかして書いてない名刺を間違って渡したんだな!!


それなら納得した。


じゃあ、柊に聞きに行くことにしよう。



「柊、あのお姉さんの名刺持ってるか?」


「うん?持っているけど?」


「携帯番号書いてなかったよな~?書いてあるって言ってたのに。」


「?そうだっけ?」


柊は昨日貰った名刺を机の棚に入れていた名刺し入れから抜き出して、

確認してみると・・・



「ああぁ~。」


「やっぱり書いてなかっただろう?」


「いや・・・書いてあるよ。


 手書きで。」


!?どういうことだ??


何で名刺に手書きで携帯番号を書く必要があるんだ?

まあ、いい。

じゃあ、俺のには書き忘れていたんだろう。



「柊、じゃあ、見せてくれ。」


「はぁ~?何でだよ?」


「俺のには書いてなかったからな。

 お姉さんのミスだろうから、教えてくれ。」


「・・・いや、それはミスじゃないだろう。」


「?どういうことだ?」


「教えたくないから、書かなかったんだろう。」


「・・・じゃあ、なんで柊には教えたんだ?」


「俺は、バイト中、ずっと話したりしてたからじゃない。

 それに対して、藤本はほとんど会話何ってしてないだろう?」


「そんなことはない!!


 『おはようございます』


 とか、


 『お疲れさまです」


 って、ちゃんと会話したわ!」


「・・・それは会話したとは言わないぞ・・・。」


「な、なんだと!!!

 そんなことはない!しっかりと会話したからこそ、返事も返ってきたんだ!」


「・・・まあ、百歩譲って会話したとしたなら、

 その名刺に電話番号とメールアドレス書いてあるだろう?

 そこに送ってみればいんじゃないか?」


「・・・なるほど!

 分かった、じゃあ、確認してみる!!」


俺はそこから急いでお姉さんにメールを打つのであった。




そして同じ時期にゴールデンウイークを終えて、

同期の女の子である御船さんとちょっと連絡を取り合うようになっていた。


一緒にランチもしたしな!


・・・ちょっと、人数は多かったけど、ランチを一緒にしたことには変わらない!!


さてと、今度はいつ御船さんを誘ってランチ・・・もしくはディナーに行こうかな・・・



今度の日曜日にお姉さんをランチに誘って、ディナーに御船さんを誘うか・・・


いやいや、お姉さんの匂いがついてしまった状態で御船さんに会うと

俺が他の女性にいたことがバレる可能性があるな・・・


じゃあ、逆にするか?


ランチを御船さんにして、お姉さんをディナーに・・・


御船さんはそんなに化粧っ気もないから匂いが俺に移ることも少ないだろう。

それならディナーを食べる時には気づかれないかもな!!


いい案じゃないか!!


これならいける!!


・・・いや、待てよ!!

俺と御船さん、それにお姉さんは生活圏内が一緒だ。

もしかしたら・・・


御船さんとのランチデートが見らてしまう可能性がある!!


そうなると嫉妬に狂わせてしまうな・・・お姉さんを・・・


じゃあ、少し離れたところにするか?


そうすると夕食までに戻ってこれない可能性があるな・・・


困ったな・・・


俺のオーケストラ部は土曜日も練習があって、休日の休みは日曜日だけだしな・・・


お姉さんも絶対に休みなのだが日曜日・・・


御船さんも俺と同じ部活だから日曜日が休み・・・


3人ともが日曜日だけが休みだとスケジュール調整が難しいな・・・・



気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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