GWの過ごし方1 ~森永編~
楽しみで仕方がないゴールデンウイークがやっときた!
なぜこんなに楽しみなのかと言えば・・・
それは昨日のことである。
その時、なんと俺が心の中でずっと好きであった武田さんと同じ班になり、
実験を行っていた時のことである。
一緒にいたメンバーに中西という奴がいたのだが、
この実験は3週間にわたって行われる実験であり、
何とか3週前に無事に実験を終えることができた。
「やっとおわったねぇ~!」
「だなぁ。お疲れ中西。」
俺と中西が手を叩きあって喜ぶと、
そのまま中西は同じ班のメンバーである橋口さんと武田さんにも
同じようにハイタッチをするのであった!?
俺もこれは便乗して・・・
いや、けど恥ずかしいとか思っている間に、
女子達2人も手を下げてしまっていて、
ハイタッチをする機会を完全に逃してしまった・・・
くそぉ!!!
俺の馬鹿!!
そんなことを思っていると、中西が急に、
「せっかくやし、みんなでお疲れ様会でもしない?」
そう言いだしたのである!!
これは・・・乗るべき!?それとも断るべきか!?
俺は女子2人の様子を伺うことにして、
すぐにの返事を避けていると、
「いいよ。せっかくだしね。
それに明後日からはゴールデンウイークだし、
明日か明後日言うのなら参加できるよ。」
そんなことを橋口さんが言い出したのだ!!
もしかしてこれなら武田さんも!?
そう思っていると、
「私は明日は部活があるから、明後日で良ければOKだよ。」
それなら俺もOKだよ!!ちょっと家庭教師があるけど、
それなら即電話して変えてもらいます!!
「俺も明後日ならOKだよ。」
便乗してそう答えると、中西が、
「じゃあ、明後日にしようか。」
「了解。」
「うん。」
「わかった。」
面々が了解する!
・・・ていうか、4人とはいえ、武田さんと初めてご飯を食べに行けますやん!!!
こんな幸運を逃してなるものか!!
みんなでばらけた後、すぐに家庭教師先に電話をして日にちをずらしてもらう。
ヨシ!これで心起きなく参加できるぞ!!
めちゃめちゃ楽しみなゴールデンウイークになったぜ!!
そんな浮れた俺に更に嬉しいことは続くのだ!
その次の日に中西が俺の所に来て、
「実は橋口さんの誕生日が明後日なんだよね。」
「へぇ~。」
そう答えながら、どうして中西が橋口さんの誕生日を知っているのかに
疑問を感じるのだが・・・
「それで、明日の飲み会の前にちょっとしたモノを買わないか?」
「ああ、まあ別にかまわないけど・・・。
中西が個人的なモノを買って渡してもいいんじゃないか?」
「え?いや・・・。橋口さん、彼氏がいるからさ、男からもらうと困るだろう?
だからさ、みんなからにしたいんだよ。」
「そ、そっか・・・。別に俺はかまわないけど、ちょっとしたモノだろう?」
「ああ、そんな大げさなモノはさすがに渡せないだろう。
それじゃあ、武田さんにも相談してくるよ。」
そういって、中西がそのまま武田さんの傍へと向かって行き、
何やら会話をしていると思ったら、すぐに2人とも笑顔になったので、
どうやらプレゼントを渡すことのOKを貰えたことが分かった。
そして、俺達3人は一時間前に集まって買い物をして、
飲み会に参加することが決定した!
武田さんと一緒に買い物か・・・
中西がいるとはいえ、めちゃめちゃ楽しみだぞ!!
だって、武田さんと一緒に雑貨とかを見て回れるんだぞ!!
それだけで楽しみじゃないか!!
武田さんがどんな雑貨が好きなのかとかもわかるし、
どんな服を見て回ったりするのか・・・
そして、それを後ろから付いていく俺・・・
あ!?
何か付き合ってるっぽい姿が想像できてしまう!!
うう・・・
想像だけで鼻血が出そうなんですけど!!!
そんなことを思いながら、金曜日の授業を終えて、
次の日の夕方を待ち焦がれていたのであった。
そう幸運はこれだけではなく!!
更に続くのである!!!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。