GWの過ごし方5 ~北谷編~
俺はすぐに行動へと移す!
柊達が貰った観光パンフレットを貸してもらい、
俺の狙っている女子の元へと行って、パンフレットを見せながら、
「どっか行きたいところある?」
「え?あぁ~、足湯とかだったら、みんなでいけるんちゃうん?
さすがに足湯は男女に分かれてへんやろう?」
「そうやなぁ~!柊達!足湯行かへん!!」
俺が柊達に提案して、足湯に行くようにする。
その間も当然、俺は彼女に話かけるのだが・・・
多分、彼女は高田君の方が好みなのは分かる・・・
高田君には話かけているが、
俺には話しかけてこないのだから・・・
高田君がちょっと寄り道でお団子を買いに行った時には、
それについて行ったっりしていた・・・
・・・俺がソフトクリームを買いに行く時には
女子2人ともがついてきてくれなかったけど・・・
違う!!
ここでショックを受けるんじゃない!!
これはまだ序章だ!!
彼女は高田君がかっこいいなぁ~程度だ!!
目をハートマークにしている女子とは違うぞ!!
俺はまだ勝ちへの途中なんだ!!
そう自分に言い聞かせて、彼女に話かけるのだった。
「温泉入りたいねぇ~やっぱり!」
「俺もそう思うわ!せっかく温泉街に来ているしな!
足湯だけってわけにはいかんやろぉから!せっかくなんやから!」
「だよねぇー!じゃあ、ちょっとどこかの温泉に入って、また後で集合しようか?
あとでみんなでのんびりお昼って感じでさ。」
「おう!」
そして、俺達はみんなに相談して、一旦温泉に入ってくることにしたのだ!
俺も当然入ったけど烏の行水状態で、すぐに温泉から出て、
恋愛に効果のありそうな心理学を見て行く・・・
さっきから俺が彼女にやっているのはミラーリング効果って言われるやつだ!
彼女が写真を撮っていると俺も同じように撮り、
休憩がてらコーヒーを飲んでいると俺も・・・頑張ってコーヒーを飲む!
それに温泉にはいりたいよねーと言われれば、
俺も同じことを考えていたと伝えたりする!!
同じ行動や同じ考え方をしているとやるテクニックらしい・・・
効果は・・・・
イマイチに感じてないけど・・・
ちょっとは近づいてきた気もするが・・・
だけど、どんどん仕掛けていこう!!
何のために今まで勉強してきたんだ!!
こういう時のために使うんじゃないか!!
高校までこのために勉強してきたんだ!!
きっとそうなんだ!!
温泉から出てきた彼女に、ちょっとしたことでも褒めていく!
「肌キレイになったんちゃう?」
「ホンマぁ~?そう言われるとスベスベしてる気もすんねんなぁ~。」
「髪まとめてんの似合ってるわ~。」
「変じゃない?大丈夫?」
「全然問題なし!むしろ何か色っぽいで!」
「ええ!?うぅ~ん、何か目指してる方向とちゃう気がするな~。」
とりあえず褒める!
あ、これ、結構効果がある気がする!
何か距離が心なしか近づいてる気もするし!!
さっきまで高田君と話す機会が多かったはずなのに、
俺と話す機会が増えてきている気がするなぁ~・・・・
よし!!
このままいくぞぉ~!!!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。