表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
213/225

GWの過ごし方4 ~北谷編~

どうすればいいのかを考えている時だった。



「あ・・。」


パンプスを履いている女子が足をとられてしまって、

転びそうになった時のことである!



「大丈夫?」


柊がすっと腰に手を回して、抱き留めたのであった!!


その瞬間だ!!


その瞬間で、耳まで真っ赤になっていく女子!!



「あ、ありがとう。」


「パンプスで歩きにくいだろうけど、気をつけてね。」


そういって、女子を立たせる柊・・・。

助けてもらった女子は、言葉少なげに柊を見つめていたのである・・・


俺・・・


こんな光景を前にも見たことがある!!


完全に恋に落ちる瞬間だ!!


ぼぉ~と柊を見る女子。



「大丈夫?」


友達に声をかけられて、ハッとして正気に戻る。

ただ、それも少しの間だけで、また柊を見て、ぼぉ~としているのだ・・・


これだ・・・


俺が勝つためにはこれしかない!!


そう!


ここで授業で受けたことを役に立てるぞ!!


俺達はしばらくはその場に居たのだが、

雲海も晴れてきたので、駐車場へと戻っていく。


そして、2人とは温泉地でまた合流することにして、

俺はまた後部座席で必死で心理学を検索するのであった!!



「北谷、どこの道を・・・。」


「ちょっと別件が入ってん!!」


柊からの質問は申し訳ないけど断って、

俺は自分のことに集中する!!


それに柊も高田君もスマホを持ってるんやし、何とかなるやろ!!


気がつけば目的地の温泉街にたどり着いていた!!


ちょっと速いんですけど!!


まだ完全に調べきれてません!!



「ほらいくぞー!」


柊に促されて、しぶしぶながら車を降りて女子達と合流する。


まだまだ準備不足なのは痛感するが、

それでもこのチャンスを逃してなるものか!!



「ここでまずどこに行くん?」


「飲湯場ってのが駅前にあるらしいから、そこに行ってみようか。」


「「「賛成!!」」」


俺と女子達が柊の提案に賛成する!!


そして、女子達がいろんなところを写真に収めだしたので、

俺も同じような行動をとると・・・



「北谷君も写真撮る派?」


「そうやでぇ~!」


「うちらも!!」


「俺も俺も!せやけど、あの二人と来たら・・・。」


そういって柊と高田君の二人を指さすと・・


2人は近くの案内所で貰った観光マップを観ており、

全然写真なんかは撮っていないのである!



「ええ~!もったいないなぁ~!!」


そういって、パンプス女子が柊の元へと駆け寄っていき、

何やら柊と高田君に言うのであった。


・・・


あの子は・・・・


俺がどんなに頑張っても落とすことは出来ないだろうな~・・・


顔は間違いなく上の中!!


ストライクど真ん中!!


年齢は俺と同い年だし・・・


だけど、間違いなくさっきの件も含めて柊だろうなぁ~・・・


だって、彼女がいるって言われたのにも関わらず

積極的に柊に絡んでいくのだから・・・


だとしたら、狙うは・・・もう一人の子だ!!


顔は中の上!


だけど、こんな子の方が付き合うなら

気楽でいい気がする!!


スタイルは・・・お世辞にもよくないけど、それもまたハードルを下げる!!


それに違う学校だから、そんな子が可愛ければ、

やきもきしてしまって学業に支障をきたしてしまう!!


そう!!


だから決めた!!


彼女を落とすことを!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ