コンビニ店員(山本さん) ~5~
コンビニ行っては、あやちゃんと話す日々が一週間続くと、
周囲の人もきづくんだろうな・・・
俺が狙っていることを!!
そして、それをまったくよく思わない男の店員さん!!
俺の対応はすべて男の店員さんが割り込んでくるのである!
あやちゃんが俺の対応をしようとすると、
「あやちゃ~ん!チルドの数がすくなかいから、お願いしていいかな?」
「え?あ、はい。」
そういって、棚を確認して、調理を開始するあやちゃん。
俺のレジは男の店員さんがする・・・
他にも俺がコンビニに入って行きたのを確認すると
「あやちゃ~ん!補充お願いしていい?」
「わかりましたー!」
そういって、ジュースとかの補充をさせるのであった!!
・・・こいつ・・・
ただ、それも毎度毎度うまくいくわけでもなく、
あやちゃんがレジをしてくれたり、店内で会ったりして
会話をすることが出来る時もあったのである!
ちょうど男の店員さんがレジ対応をしているときなんかに!
いやぁ~、気持ちがいいくらい嫉妬の目でみるねぇ~!!
「北谷さん!いらっしゃい!」
ついに俺の名前を呼んでもらえるようになると
俺はいよいよ次のステップに進んでいいのでは?と思う。
それにうかうかしているとあの嫉妬に満ちた男の店員さんに
あやちゃんを取られてしまうかもしれない!!
いや!もしかしたらあの店員に一歩先に進まれている可能性もある!!
そのために俺は行動を決意するのであった。
その日は、土曜日!
どうやらあやちゃんは、またその日にバイトを交代してほしいと言われたらしい!
そして、その土曜日はあの男の店員さんはいないらしい!!
これほどのチャンスを逃してなるものか!!
その日はまた夜には一週間お疲れ様会があるので、
その前にことを済ませるつもりで、あやちゃんがバイトしている時間帯に
コンビニに行くのであった・・・
「あ!いらっしゃいませ!」
あやちゃんが、俺が店内に入ってきたのを見て、笑顔で迎えてくれる!!
「おつかれぇ~!」
「はい!お疲れです!」
そんな可愛らしい返しをしてくれるあやちゃんに近づいて行き、
「今日もご苦労様やね。」
「そんなことないですよぉ~!
やっぱり平日は学生さんがめっちゃ多いですけど、
土曜日はそれなりにしかこないですからねぇ~。」
だから、普段よりは疲れてないです!」
そう言いながら、グゥのポーズをとるあやちゃん。
たしかにいつもより明るい気がするなぁ~・・・・
「それよりも今日も部活だったんですか?」
「いいや今日は・・・・。」
そう!今日は部活の帰りではない!!
あやちゃんに告白・・・いや、とりあえずはご飯かデートに誘いに来たんだ!
そう決めて、俺が言おうとした時に・・・・
「あやちゃ~ん!」
「あ!どうしたんですか!?今日休みじゃないですか!?」
あやちゃんが声をかけてきた方へと振り返るのである!
その振り返った先には・・・
あの男の店員がいた!!!
その目は勝ち誇ったような目をしている!!
こいつ・・・
絶対に俺の邪魔をしに来たな!!
くっそぉ~!
その後も俺とあやちゃんの傍を離れることがない、その男の店員!!
絶対に俺に思いを告げるタイミングを与えない気だな!!
ちくしょう・・・
それからどんなに待っていても帰る気配がない男の店員・・・
絶対に最後までいるつもりだよ!!
どうする!?
この邪魔者がいても言っちゃうか!?
そうだ!
別にこいつがいても言えばいいんだよ!!
そうだ!この機会を逃すわけにはいかないんだ!!
だって、俺が告げるのを知ったこの男が、何をしてくるかわからないじゃないか!!
だったら、先に俺が告げよう!!
そう思って、レジ対応からこちらに戻って来たあやちゃんに告げようと、
「あやちゃん。」
「はい?」
その時だった!!
その時・・・
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。