コンビニ店員(山本さん) ~2~
月曜日、授業を終えて、部活に行く前に
山本さんが働いているコンビニへと行く。
夕方の時間帯であるためか、お客さんがものすごく多い!
何とか山本さんがいるレジを狙っていくのだが・・・
「こちらへどうぞぉ~!」
・・・
このタイミングではそんな優しさいらないのに!!
俺は隣のベテラン店員さんが打っているレジへと行くのであった・・・
水曜日も同じように部活に行く前にコンビニ行ったのだが・・・
山本さんはレジ打ちせずに、ヘルプに回っていて、
俺の時にはコーヒー類のセットをしていたのであった・・・
結局・・・話すことは出来ず・・・
ここのコンビニはコーヒー類は頼めば作ってくれるコンビニだし、
「お待たせしました!」
と言って、山本さんが笑顔で渡しているのを見て、
コーヒーを頼めば良かったと悔やまれる・・・
ただ・・・
コーヒーが飲めないのが問題だけど・・・
いいや!!部活の後輩にでもあげればいいんだよな!!
話す機会を作る方が先決だ!!
というかことで、金曜日の部活前にいつもどおりコンビニ寄ったのだが・・・・
今日はコーヒーの方はしておらず、普通にレジにいた!!
そして・・・俺はまたしてもベテラン店員さんの
おばちゃんの元へと行かされるのであったーーー!!!
そっちじゃないんだよぉ~!!
・・・一週間行って何の成果もあげられなかったのだ・・・
・・・あ!?
一点だけ成果がある!!
それは・・・
下の名前が“あや”という名前らしい!
“やまもとあや”
漢字は分からないが、名前はどうやらこれらしい!
ほかの店員さんから、『あやちゃ~ん!』と呼ばれているのを聞いて、
彼女の下の名前があやちゃんだということは判明したのである!
それでちょっとイラっとしたこともあったのだが・・
ほかの男の店員さんが『あやちゃ~ん』と呼んでいることに
俺のあやちゃんに親しく話しかけてんじゃねえよ!!
って思うのは・・・俺の心が狭いからだろうか?
ちなみにこのことを柊に話した時には・・・
「お前のあやちゃんじゃないからな!」
とツッコミを入れられたのは言うまでもない・・・
ツッコミのことは今はいいとして、
まずはあやちゃんと仲良くなる方法を考えないといけない!!
どうすれば・・・仲良くなれるかな・・・
「なあ・・・どうすればいいと思う?」
そんな相談を柊にすると、
「時間帯変えたら?だって、夕方はすごい混むだろう?あそこのコンビニ。
それだったら、北谷が部活終えて帰る時間帯に変えたらいいじゃん。」
「なるほど!!!」
「・・・え?本気でそのことを考えてなかったのか?」
「まったく!!いやぁ~、そう言えば最初に会った時は、夜だったわ!!」
柊の指摘はごもっともだ!!
それなら空いてる夜に行けばいいだけじゃん!!
俺は狙いを決めて、今度からは部活の終りに行くことを決めるのであった!!
「そういや、今日はみんな来るって言ってたな?」
「ああ、バイト終えたら来るって言ってたけど、ツマミとか足りるのか?」
「え?みんなが持ち寄るんじゃないの?」
「いいや、何か、最後に柊に準備しておいてって
メッセージがグループトークに来てたぞ・・・。」
そう言いながら、俺はSNSを見るとやっぱりメッセージが入っていたのである!
「あちゃぁ~、俺見てなかったわ!しゃあない、今からコンビニ買いに行くか。」
「じゃあ、俺も一緒にいく!!」
俺と柊はコンビニへと行くのだが、
ここで俺はなんと!あやちゃんと・・・!!!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。